ミサゴ 雨上がりの漁
天気予報ではかなり激しい雨が降るといっているが、窓を開けて外を見ると雲は低いがまだ雨は降っていない。
それではと雨の用意をしながら早朝の河原へと向かう。さすがに、雨模様なので誰もいないが、仲間の鳥友さんの車があるので、少し明るくなるまで待つことにした。
しばらくすると小雨がぱらついてきたので観察小屋に入って見てみると、普段の目線と違う 光景が広がる。
高い位置から見下ろす形になるので、ここから見るのもまたいいものだと構図を考えていると、雨が激しくなってきたので引き上げることにした。
昼過ぎになると激しく降った雨も上がり薄日が見えてきたので、再度河原へと足を向ける。
雨上がりの合流点には、コガモの小集団とマガモのペアー、カルガモの家族などがいる。
雲の厚い上空を猛禽類が横切っているが、東の森の上を越してミサゴの姿が現れた。定位置の樹木の枝に止まると、雨で水かさの増した川は濁っている。
魚がよく見えないのか首をひねったりしながら、下を流れる濁った川をのぞいている。
そのうちにダイビングをして漁を始めたが、飛び込んだところは河原の石ころの陰になって、見えるのは水しぶきだけである。
それでも飛び立つ時には小粒ではあるが、足にしっかりと魚をつかんでいる。午前中は雨で獲物を捕れなかったせいか、その後何回か飛び込んでくれた。雨上がりの鳥見風景である。
み
« マガモ 早朝のメタリックグリーン | トップページ | マガモ 河原での飛翔 »
コメント