モズ お互いを意識して
モズの高鳴きといわれた時期はもう過ぎたのかモズの大きな声も少なくなってきた.。独り立ちしたモズたちが多くなったのかその飛び交う姿は多い。
目の前で狩りをしているオスはトンボを捕ったようであるが、メスに見られないように独り占めで食べようとしている。
それを知っているメスはのぞき込んで、このオスの人間性?(鳥性)を疑っているような目つきである。
それでも体で隠して素早く食べてしまおうという魂胆が見え見えである。おいしいものは独りで食べるのが鉄則、しかし普通は分け合って食べるのが思いやりの問題ではないか。
それともこのオスは向こうのメスに袖にされたのか、その仕返しと見えるような態度をとっている。
食べ終わると、メスが気になるらしく首を延ばして様子をうかがっている。お互いを意識したモズを観察しながら、想像力を膨らませた光景である。
本当はどうなのだろうか探ってみたいものであるが、それには「聞き耳頭巾」でもかぶってみないとわからないところである。
« カワセミ 赤を狙って青 | トップページ | オシドリ それにしてもきれいなオス »
コメント