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2015年12月

ベニマシコ  情熱の赤い鳥

 2015年も終わりになるというのに、ベニマシコを本格的にファインダーに収めて居なかったので早朝から出かける。

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 この季節になると青い鳥、赤い鳥をきちんと撮らないとなんか年が越せないような気がする。

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 多摩川でもベニマシコは出てくれたが、背景が良くなかったので気に入らなかった。バックがきれいに抜けたベニマシコをと思って狙っているが、なかなか思うようにいかない。

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 朝陽が昇り始めた林道を歩いていると、まず出てくれたのはヤマガラ、上空を集団で飛びまわるマヒワ、鳴き声はジョウビタキである。

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 気温が低いせいか、林道の水が流れているところはまだ凍っている。8kgほどのカメラを肩にかついでいるので、ここで転んでは大変なので、慎重に歩を進める。

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 ベニマシコの好物がありそうな草木を見ながら、吐く息も白くなる林道をゆっくりと歩く。

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 どこからともなく弱々しい 「フィッフィッフィッ・・」 というベニマシコの鳴き声が聞こえてくる。

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 見上げると枯れた白膠木の実に取り付いているのは、ベニマシコの若い2組のペアーである。

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 嘴を汚しながら夢中で食べている。近くにはたくさんの餌があるようなので、しばらくの間はこのあたりでお付き合いをしてくれそうである。

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      ベニマシコ ♀

 赤い顔をしたオスはよく見て居ると、猿子と言われるだけあってお猿さんによく似ている。その反面メスは、地味な装いで見て居る限りでは控えめである。

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 オスの赤いその姿を見て居ると「情熱の赤い鳥」 という雰囲気である。今年の年末は「紅猿子」の赤い鳥の撮り収めであるが、来年は申年ということでベニマシコ繋がりでなにか良いことがあることを期待しよう。

 

アメリカヒドリ   公園の池に

 風は冷たいが陽が当たると暖かい昼下がり、青空の誘われて公園に出向く。枯れた芝生が広がる広場では家族連れや若者が休日を楽しんでいる。

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 高齢者はベンチに座って日向ぼっこをしながら、真ん中に葦が生えた池を眺めて居る。

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 池にはヒドリガモの群れが気持よさそうにそれぞれペアーになって泳いで居るが、中にはまだ相手が見つからない独身者の姿も見える。

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 ヒドリガモのオスは頭から首の部分は茶褐色で黄色の額が目立つ。双眼鏡で見渡してみると、一羽だけ色の違うヒドリガモが見える。

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 額は黄白色で頭の後ろのほうが緑色の光沢がある。太陽の光の加減ではグリーンメタリックに見える。

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 アメリカヒドリである。昨シーズンもヒドリガモの群れに混じってきていたが、今シーズンもやってきたようである。たぶん同じ個体ではないかと思う。

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 今シーズンもほかの鳥たちの群れに、珍しい鳥が混ざっていることもあるかもしれないので、注意して観察してみたいものである。

オジロビタキ   初遭遇

 かなり遠くの探鳥地でオジロビタキが出て居るという情報を得て、この次の休みに行こうと思いつつ年末のあわただしさで今日になる。

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 そんなとき、近くの公園にオジロビタキが来たという話を聞くと、これはすぐにいかなければと休日を待つ。

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 年末年始の休暇の最初の日に現地に向かう。かみさんからは掃除、買い物などいろいろの仕事を用意されているが、それを無視して早朝から忍び足で出かける。

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 現地ではすでに2,3人の同好の士が待ち構える。アウェイの私はよきアドバイスをいただきながら準備をする。

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 地元の人の話では、出てくるのは9時半ごろですよと言われると、まだ時間があるのでほかの鳥を探してみる。

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 そこに姿を見せたのは、シロハラである。シロハラの樹木上での採餌は珍しいので狙ってみる。

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 そんなことで時間をつぶしていると、予定の時刻になり目当てのオジロビタキが姿を見せた。はやる気持ちを抑えながらその姿を追いかける。

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 この公園では9年ぶりということで、もうすでに一か月ぐらい滞在しているようである。ただ人前に出るようになったのは、ここ10日ぐらいとのことでうれしい。

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 ニシオジロビタキだという見解もあるが、私の知識ではその判断はできないのが実情である。

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 だからここでは、オジロビタキという表現にしておく。もっと研鑽して即時に判断できるようにしたいものである。

 まだ会えない鳥たちはたくさんあるが、9年ぶりの訪問者と聞くと感慨深いものがある。これだから「一期一会」を大事にしたいと思った公園での出遭いである。

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メジロ   レストラン「マユミ」の繁盛ぶり

 街中を歩いていても繁盛している店と閑散としている店がある。ましてやその中でも行列をするお店なども見かける。

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 日本人はどちらかというと、行列をする店などがあると私も含めて一度行ってみようという人が多い。

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 聞いた話によると、客の少ない店に仲間が並んで行列を作ると、お客さんが入るようになり売り上げが上がるという。いわゆる「さくら」を演ずるわけである。

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 ここ公園でもレストラン「マユミ」はいわゆる行列のできる樹木である。熟した赤い実が枝垂れのようになり、いろいろな鳥たちが次から次へとやって来る。

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 中でも人気なのは、コゲラとメジロである。コゲラなどは仲間内で席の奪い合いも始める。普段見えない頭の後ろの赤い斑紋が見えることが多い。

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 その点メジロは行儀よく仲良くうまく動きまわり、赤い木の実を嘴に咥えておいしそうにのど元へ送っている。

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 ピンク色のマユミの樹木にメジロの黄緑色と白いアイリングがよく似あう。赤い実を口に咥えると長い時間楽しんでくれる。

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 ファインダーをのぞいている身にとってはありがたい光景である。大きなアオゲラなどは一気に飲みこんでしまうので、その瞬間は捉えにくい。

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     飲み込んだ後

 近くにはほかの鳥たちもやって来るが、ものには好き不好きがあるらしく、ジョウビタキなども来ては期待を持たせてのぞき込むが、地面の餌へと降りてしまう。

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 そろそろ木の実も在庫が少なくなってきているようであるが、本命はなかなか姿を見せてくれない。

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 レストラン「マユミ」が繁盛しているうちに出会いたいものである。

カワセミ  早朝の渓谷

 ここにきて朝晩の冷え込みは急に厳しくなってきたが、それでも全体的には暖冬だという今シーズン。

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       上空を警戒しながら

 夜明け前から上流の渓谷で本命を待つ間、水の流れの音に混じってカワセミの鳴き声が聞こえたと思ったら、目の前にコバルトブルーのきれいな姿。

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      さあ出発!

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 誰もいない河原なので安心しているようす。川べりにつながれている木製の船のヘリに止まって獲物を狙っている。

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       やる気は十分!

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       しっぱい!

 朝陽が低い位置から差し込んでくるので、カワセミに焦点を合わせると背景が暗くなって、その青い色がくっきりと浮かび上がる。

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      じっと水中を見つめる

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 船べりから獲物を狙って水の中に飛び込むが空振りのようである。失敗の場面を見られているのを意識してか、別の場所へと姿を消す。

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       狙いをつけて!    

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 しばらくするとまた戻ってきて、今度は川の上に張られた電線に止まって、高いところから獲物を狙う。

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       電線からの物色

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 朝陽に光ってよく見えないのか、今度は下の河原の石ころの上に降りてくる。いずれにしてもなかなか獲物を口にするところは見せてくれない。

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 どうもこのカワセミは漁が下手な様子である。その姿や羽の色を見て居ると、きれいなブルーの背中やオレンジの胸からお腹にかけての色は一人前である。

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 もう少し陽が高くなると、川の流れの水の中がよく見えてくるのだろうと情状酌量でその努力には敬意を表する。

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       対岸へ

 本命のあらわれない渓谷河畔で、カワセミと遊んだ早朝である。

トラフヅク   長い羽角と虎斑模様

 フクロウを愛するサークルを結成している一員としては、地元に来てくれたフクロウの仲間は見逃せない。

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 ましてやトラフヅクという勇ましい名前をもらっているフクロウには、挨拶をしないとサークルの存続にも影響を与える。

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 冬至という夜が一番長い日に、トラフヅクが採餌作業を終えてねぐらに帰るころを狙ってそこに向かう。

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 白々と夜のとばりが明ける多摩川河畔には、すでに同好の士の姿が2,3人見える。考えは皆同じである。鳥馬鹿の心理が読める。

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 ねぐらに帰ったトラフヅクはすでにお休みタイム、目をつむってじっと動かない。あの赤橙色の魅力的な虹彩を見たく、その瞬間を待つ。

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 あいにくの空模様で雲が厚く空を覆う。それでも大きく眼を開けてほしいなと思いつつ、じっとその時を狙う。

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 時々カラスの鳴き声や近くを散歩する犬の鳴き声で、警戒心から目を開けて周りを見る。そんな時がチャンスである。

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 たまに塒の柳の木の下を流れる川で大きな鯉が飛び跳ねると、もの珍しさにのぞき込むことがある。

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 それでもギャラリーを意識しているのか、羽角を大きく伸ばしたり、首をぐるりとまわしたりしてくれる。

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 人間の世界であれば寝室をのぞいているようなものなので、状況によっては犯罪にもなるが、鳥の塒なので大目に見てもらうことにしよう。

 ほとんど目をつむっている場面が多かったが、何とか目を開けたシーンを捉えられたので満足である。

コゲラ  マユミと戯れ

 マユミの実がピンクの額に囲まれて赤く色づき、それを食べにたくさんの鳥たちがやってくる。レストラン「マユミ」である。

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 本命を待つ間にやって来ては、器用に枝から実に飛びついてその赤い小さな実を嘴に咥えているのはコゲラたちである。

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 一羽が来てのんびりとその赤い実を物色していると、その枝の先に取り付いてお互いに赤い実を奪いあう。

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 あちこちの枝にぶら下がったり、羽をばたつかせて実を取り合う。しばらくするといっせいに飛び立ってレストランが空になる。

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 今度はコゲラのすきを狙ってメジロの群れがやってくる。こちらは鬼の居ぬ間にということで忙しく動いて食べ始める。

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 しばらくしてコゲラがやってくると、メジロは近くの樹木の枝にいったん引き下がりその動きを見ている。

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 こんな繰り返しで忙しいレストラン「マユミ」であるが、なかなか本命は姿を見せない。時間的にはそろそろということでそのチャンスを逃すまいと待つ。

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 近頃にない冷え込みでじっと待っていると、体の芯まで冷え切ってしまいそうである。それでももう少しと待ってみるが、時間切れになってしまった。

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 その場を離れるとそのあとにすぐ姿を見せるのではないかと、後ろ髪ひかれる思いでレストラン「マユミ」を後にした寒い早朝である。

イカル    雑木林で

 早朝の公園の枯葉の積もった木道をゆっくりと歩くと、見上げる高い樹木が上の枝から下のほうへと朝陽を浴びて明るくなってきた。

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 その樹木の小枝に、お腹の白さが目立つ鳥たちの群れが止まる。黄色の太い嘴のイカルの群れである。

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 その黄色の嘴はよく見ると黒く汚れている。よほど夢中になっておいしい朝食を食べてきたのだろう。止まった小枝でその嘴をこすり付けてきれいにしている鳥たちもいる。

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 しばらくすると一斉に、枯葉に埋もれたせせらぎに下りてくる。ほかの場所で、樹木に残った木の実や地上の草の種子などを、腹いっぱい食べて水を飲みに来ているのである。

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 水を飲んだ後に飛び立って止まる樹木の横枝が、ちょうど目線になるので紺色の光る羽の姿がきれいに映る。

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 かなりの数の群れがいるらしく、待っていると入れ替わり立ち代わり小集団がやってくる。

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 時々独特の鳴き声が「キーコ、キーコ」と聞こえてくる。春先のようには鳴かないが、久しぶりのイカルの鳴き声である。

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 公園の駐車場が開く時間帯には制約時間の限界なので引き上げざるを得なかったが、今シーズンイカルの集団と出会えたうれしい朝であった。

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タヒバリ   朝陽の草地で尾を振って

 多摩川河畔の水際を歩くと、枯草を踏む足音に驚いたように飛び出すのはタヒバリである。

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 遠くに飛んでしまうかと思うと、少し先で川岸に下りて採餌を始める。さらに進むと今度はまた後ろ側に戻って川岸に下りる。

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 多摩川河畔にはよほどおいしい餌があって、簡単にはここを離れられないようである。そうかと言ってはなんだが、草葉の陰に隠れてその姿はよく見えない。

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 それに引き替え、この陽のよく当たる土手の傾斜になった草地のタヒバリは、かなり近づいても逃げる様子はなく採餌に夢中である。

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 セキレイの仲間なので長い尾を上下に振りながら歩いては草地で餌を探す。あいにく冬羽なので枯れた草と朝陽の関係で、その姿はあまりきれいには映らない。

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 それでも遠くシベリアの地方からはるばるとこの多摩地域にやって来てくれたので、今朝はお願いしてでも被写体になってもらおう。

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 基本的には地面にいたり、人工物に止まる鳥たちは敬遠しているが、なかなか小枝に止まってくれそうもないのでここで我慢することにしよう。陽の出の柔らかな日差しの草地での一コマである。

ハジロカイツブリ  赤い目が魅力的

 マガモ、コガモの群れのなかに後ろから見ると白く見える水鳥がいる。距離が遠いので双眼鏡で見ているとすぐに潜ってしまう。

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 その潜るしぐさはカイツブリである。カイツブリより少し大きめの体は、ほかの種類だろうと思いつつ近くに来るのを待つことにした。

 陽が上って湖面を明るく照らすようになると、さざ波がキラキラと光るその水面で潜っては餌取りをしているのはハジロカイツブリである。

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 それにしても今朝は寒い。やっと冬らしい冷え込みで、西の空には朝陽を受けた少し赤っぽい富士山の雄姿が見える。

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 600mmF4ではその富士山も大きすぎて、ジグザグの雪の登山道まで見えてしまう。やはりこういう時は標準レンズも持ってくるべきだと反省しながら、ポケットのスマホの画面に収める。

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 そうこうしているうちに、目の前にハジロカイツブリの姿。急いでレンズを向けると馬鹿にしたように潜ってしまう。

 どこに顔をだすかわからないので光る湖面を見ていると、少し遠くの岸に近いところに顔をだす。

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 近くに移動して待っていると、今度は目の前で餌取りを始めてくれた。良い餌場を見つけたようで、同じところで何度も潜っては姿を見せる。

 あまり遠くに行かないとわかると、欲も出て魚をくわえるところを狙ってみようとじっと待つことになる。

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 朝陽に輝く特徴の赤い目はルビーのように見える。嘴が少し上を向き首と羽の下、お尻が白くふっくらとした姿はかわいい。寒い冬日の早朝のハジロカイツブリとの戯れである。

ホオジロガモ   頬の白斑が可愛い

 広い湖水の片隅に一羽の黒い鳥が頭を出し多かと思うと、すぐに潜ってしまう。次から次へと潜るのでなかなかファインダーに収まってくれない。

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 ここかと思うと違うところに顔を出す。急いでカメラを向けるとすでに潜ったあとである。しかも後ろ姿しかみせてくれない。

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 普段は群れでいることが多いのに、今朝は独りぼっちである。よほどおいしい餌場なのか、仲間には教えたくないのかもしれない。

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       三角おにぎりのような頭

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 後ろ姿ではあるが、何とか頬の白斑を見せてほしいものである。山型に尖った頭はほかの鴨たちにはない形である。

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 あちこち神出鬼没のように姿を見せていたが、満腹になったのか羽繕いを始めた。やっとその頭と頬が見えるようになった。

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        羽繕いに余念がない

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 長い間羽繕いをした後、仲間のもとに向かったのか湖水の奥のほうに向かって飛び去ってしまった。

カンムリカイツブリ   寒風の湖水

 夜が明けきらぬうちに家を出て、陽の出の水鳥を見ようと近くの湖水に向かう。

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 やや南に偏った東の空から陽の光が輝きだすころには、湖畔の寒風の中に立っている。

 空には雲がない青空で、遠く峰に雪を頂いた富士山がきれいに見える。朝の陽の光がその山頂を照らし出すと、ようやく湖面も明るくなり始める。

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 明るくなり、さざ波が立つ湖面には水鳥の浮かんでいる姿が、木の葉のように波に揺れている。

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 湖面を太陽の光が照らし出すと、マガモのグリーンメタリックの姿やコガモたちの姿がキラキラと光る波間にその姿が識別できるようになる。

 双眼鏡でのぞくと、遠くに白い首を延ばしたカンムリカイツブリの姿が見えるが、距離はかなりある。

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 陽が出て一時間ぐらいすると、湖面が明るくなり、遠くにいたカンムリカイツブリの集団が近くに寄ってきた。

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 双眼鏡でのぞきながら数を数えてみると、およそ500羽ぐらいはいるだろうか、潜る時は同じように潜るので、水面から姿が見えなくなる。

 一斉に顔を出すとその光景は圧巻である。一斉に潜ってそれぞれが魚を口にしたとすれば、その数はものすごいものだろう。

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 今シーズン初めてのカンムリカイツブリ集団との出遭いである。本命はほかであったが、その数に圧倒された早朝の光景である。

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ヨシガモ  今シーズンも単独で

 ヨシガモが来ているというので行ってみた、最初はほかの池に出張中で出会えなかったが、今朝は早くからカルガモを追いかけている。

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 どうもこの池が居心地がよさそうである。昨シーズンは最初カルガモの仲間にも入れず単独で行動していた。

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 帰る頃になってもなかなか腰が重かったが、いつの間にかいなくなっていた。

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 この池では、早朝にパンをもってきてカモたちにあげているおばさんがいて、それに味を占めてしまったらしい。

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 今朝などは、カルガモをさておいて大きく背伸びをして、飛んでくるパンをくちばしで取り合っていた。

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 そのうえ食事が終わると、広い池をところ狭しとカルガモのメスを追いかけている。環境への順応性が早い。

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 この冬もこの池でいい思いをしようという魂胆でいるようである。それにしても尾羽が少し短いような気がするが、これからきれいになるのだろうか。

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 そんな光景を見ながらいろいろ想像しているが、ヨシガモは陽にあたるとメタリックのグリーンの頭や尾羽の白さなどがとてもきれいに映る。

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 早朝からヨシガモのきれいな衣装を見せてもらった休日である。

第三回「多摩の野鳥たち」開催について

 年の瀬も迫ってなんとなく気ぜわしい毎日ですが、新年早々に 第三回「多摩の野鳥たち」 写真展を別紙御案内の通り行います。お忙しいとは思いますが、ぜひお出かけくださいますようご案内いたします。

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エナガ    ベランダから

 我が家のベランダから見えるモミジは今が最盛期である。例年より二週間は遅いかと思われる。

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 窓際で本を読んだりパソコンのキーを打ったりしていると、エナガやシジュウカラの混群がやってくる。

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 「ジュリリ・・ジュリリ・・」という鳴き声が聞こえてくると、忙しく動くエナガが姿を見せる。

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 そのあとにはシジュウカラとヤマガラ、最後にコゲラというパターンである。とにかく動きが速い。

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 急いでカメラを用意して覗いてみるが、後ろ姿が多くなる。それでも赤く染まったモミジの葉にエナガが止まってくれたのでそれをファインダーの納めてみた。

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 万歩計も動かない横着なベランダでの鳥見風景である。

ルリビタキ  秋色の青

 今シーズンわが公園にはルリビタキがかなりの数入っているようである。天気の良い日は園内を歩くと、いろいろなところからその声が聞こえてくる。

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 そろそろ縄張りも決ったようで、オスがいるところとメスがいるところが明確になってきた。

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 今朝は雲が厚く天気があまりよくないのでその声も少ない。いつも姿を見せるところで待っていると、「クックックッ・・・」という声とともにきれいなブルーの姿を見せてくれた。

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 公園のもみじも終わりではあるが、まだまだきれいな赤が残っている。あわよくばその枝に止まってくれないかと待ってみる。

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 自分の思うようにいかないのは世の常、近くには行ってくれるが動きが速い。そうかと思うとドウダンツツジの中に入ってしまう。

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 かろうじてその隙間から撮れたが、すぐに動いてしまうので不満が残る。そうかと言って時間的制限もあるので待っているわけにもいかない。妥協せざるを得ない早朝の鳥見風景である。

ノビタキ   3年目の越冬

 夏の霧ヶ峰高原でニッコウキスゲを背景に飛びまわっていたノビタキが、里に降りてきて本来であればさらに南下する。

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 ところがここ多摩川の河原の葦原には毎年越冬するノビタキがいる。すでに私の記憶では3年目になる。

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 これも地球温暖化の影響なのか、それともこの地が気に入っているのか、毎年姿を見せる。

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 地球温暖化のせいだとしたら、夏どりたちは本州で越冬するようになる。それが数年後か数十年後か、生態系が変わってしまう恐れがある。

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 葦原で待っていると、お待たせしましたというようにどこからともなく飛んできて、高く飛んでは降りてきて背の高い小枝に止まる。

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 ここにいるよと言わんばかりに上空でホバリングをしたり、枯れたセイタカアワダチソウの天辺に止まったりして存在感を訴えているようである。

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 そのうえ遠くには行かないで、近くの周りを飛んではファインダーに収めてほしいのか、しっかりとポーズをとる。

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 ペアーでいるのかと探してみるがいつも単体である。何思うノビタキか天敵に襲われることなく無事冬を越してほしいものである。

オオタカ   成鳥の飛翔Ⅱ

 青空でないのが残念であるが、いつもは頭の上を通り過ぎて後ろ姿を追いかける構図になってしまうが今日は違う。

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 頭上を旋回してくれるので向かってくる正面顔の鋭い眼光を捉えることができる。

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 数年前はこの場所は猛禽類の数が多く、かなりのカメラマンがその飛翔を待っていたように記憶する。

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        カラスに追いかけられるオオタカ

 過去を振り返ってみると、鳥たちの動きにも周期があるようでそれを繰り返しているように思う。

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        カラスを追いかけるオオタカ

 今シーズンはそういう意味では猛禽類のあたり年なのかもしれない。大いに期待したいところである。

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 それには数多く現場に通う必要がある。なにしろ相手は空を自由に飛べる羽を持っているからである。

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 こちとらは地上をひたすら歩くしかないので、その出現をじっと待つしかないというハンディがある。寒さに負けずその出会いを楽しみに待つことにしよう。

オオタカ   成鳥の飛翔Ⅰ

 多摩川の合流点に足を向けるのは久しぶりである。仲間の話では猛禽類の出がよいことと冬鳥がかなり姿を見せているようである。

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 休日とあってカメラを持った人たちの姿が多いように見える。小春日和というのか陽が当たると汗ばんでくるほど暖かい。

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 河原から吹き上げてくる風も心地よく感じる。それでも空には雲が多く下り坂に向かっているような空模様である。

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 そんな空を見上げてみるとカラスがうるさく鳴きながら、二羽でオオタカを追いかけている。

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 オオタカはカラスをあまり相手にせず、対岸の大きな樹木の横枝に飛び込んで休憩スタイルである。

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 久しぶりのオオタカ成鳥の姿を見た。胸からお腹の灰褐色に黒く細かい白斑は、その鋭い眼差しとともに凛々しい姿であると改めて見直す。

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 飛び出しを狙って待っていると、一瞬のうちの横になったかと思うと大きく飛び出して、上空へと大きく旋回して上っていく。

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 風があるせいか、ゆったりと風に乗って飛んでいる感じである。久しぶりに近くを飛んでくれたオオタカであった。

アオジ    青くないのに

 アオジほど移動する頃になると人慣れする鳥は珍しい。初冬に里に降りて来るアオジは結構警戒心が強い。

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 今朝でもこんもりとした枯れ始めた草の上にいるが、このいる時間は短い。すぐに草むらの中に入ってしまう。

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 これが春先になって山に帰るころには、通路の真ん中に数羽で並んで、人が近くを通っても逃げようとしなくなる。

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 見方によってはスズメより大胆になることがある。その頃になるとお互いに「ああアオジか・・」という言葉とともに通り過ぎるようになる。

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 やはり鳥たちも人間と同じで、少しはにかんだり、恥ずかしがったり、隠れたりする方が魅力的に見えるものなのであろうと、思いながらレンズを向けて居る朝の河原の土手である。

オオバン    無事に元気で

 オオタカが近くにやって来る河原の水溜りでは、バンが番で遊んでいる。先日は他の場所であるが、目の前でバンがオオタカの犠牲になっていた。

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 池の近くにオオタカの成鳥が来たかと思うと群れに飛び込んで、そのうちの一羽をつかんで 葦原に引きずり込んでしまった。

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 そんな場面を見た後だったので、この池では無事にペアーで過ごしているのでほっとしている。

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 その半面でこの場所に足を向けるのは、オオタカのそんな光景を見るチャンスがあるのではと、期待もしているもう一人の自分の姿があるのである。

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 以前、この池では目の前でコサギが狙われた。厳しい自然界の生存競争の生の現場を期待しながら歩く河原の葦原である。

バン   浮草の中で

 河原の土手を歩くたびに河川敷の樹木の葉が落ちて見通しが良くなっている。鳥見には見やすく都合がよくなっている。

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 温暖化のせいか朝昼の寒暖の差が小さいので、雑木林の葉の色づきが悪い。色がつかないうちに葉が落ちてしまっている。

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 猛禽狙いで上空を見ながらゆっくりと歩くが、樹木の横枝に姿はなく、曇り空で飛翔姿もあまり期待できない。

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 土手下の池を覗いてみると、水面に浮かぶ浮き草をかき分けながらバンが泳いでいる。今年の紅葉と同じように、嘴の特徴の黄色と赤があまりはっきりしていないので、今年の幼鳥かと思われるその姿がある。

カシラダカ  枝かぶりだが

 週末の出張の帰りに、少し遅くなってしまったが京都の秋を楽しんできた。天気はよかったので人でも多かったが、逆透過のきれいな赤いモミジがまだ残っていた。

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 そんな週末の後の日曜日はたまっている家事をこなす。その合間をぬって多摩川の河原にも顔をだす。

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 時間が少ないので猛禽の姿は見えなかったが、ベニマシコやカシラダカ、シメ、シロハラなどが飛び交っていた。

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 まだまだ用心深く警戒心が強いように感じる。本命はここに現れるという別の鳥であるが、それを待っている時間がないのが残念である。師走、なぜか気ぜわしい気がする。

ハイタカ    流れるような飛翔

 早朝の河原で、いつもハイタカが姿を見せる大きな樹木を見通せる川を挟んだ草地に三脚を固定する。

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 その近くの裸の樹木の小枝にはカワラヒワの群れが羽を休めている。あわよくばそこに突っ込んでくるかなと淡い期待を持ちながら待つ。

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 しばらく待っていると、キジバトを含めた鳥たちが一斉に飛び立った。見上げる上空からその樹木の上をハイタカが通り過ぎた。

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 様子を見ていると、少し上流の方向に飛び去ったので、もしや池の近く辺りにいるのではないだろうかと思って移動を開始。

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 案の定、それらしき姿が葉が落ちた裸の樹木の中にその背中が見える。朝食の時間帯なので何かを狙うだろうと見ていると、キジバトを追いかけだした。

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 狩りのその瞬間を見られるかと期待していたが、キジバトは見事に逃げ切ってしまった。獲物を逃がしたハイタカは、近くを旋回したかと思うと上流の方向へと姿を消してしまった。

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 狩りは失敗だったがその飛翔姿はメリハリがあり、流れるようにきれいな滑空であった。

シメ   人相は悪いが

 河原の土手の上空をハイタカが飛び去った方向に移動しながら、葉が落ち始めた河川敷の樹木を眺めて歩くとシメの鳴き声が聞こえる。

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 今シーズンはシメの姿がいつもの季節より多いように感じる。シメもいいがシメの仲間を連れてきてほしいものである。

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 昨シーズンはシメの集団の中にコイカルが混じっていた。コイカルもなかなか出あいの少ない鳥なので大いに期待したいところである。

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 そういいながらシメの集団を見つけると、もしやと思い目を皿のようにして探してしまうのである。その鳴き声のする樹木には小さな木の実がたくさんついている。

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 その枝を飛びまわりながら背伸びをしたり、嘴を延ばしたりしながら、小さな熟した木の実を口に運んでいる。

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 顔つきは悪党であるが、その仕草を見て居るとなかなか可愛い仕草をするものである。たくさんある木の実を独り占め状態で食べて居るシメである。

オオタカ   枝どまりは久ぶり

 冷え込んだ朝、厚い冬雲が低く垂れこめる河原の土手を歩いていると、河岸の近くにある柳の木の枝に猛禽の後ろ姿。

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       見返り風

 一回りしてから行ってみようと思いながら、合流点の先の河原を歩く。すっかり枯れたアメリカセンダングサの実がズボンや靴紐にくっつく。

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 この草も黄色の花を開いているときは、遠目にはきれいに見える時もあるが、鳥や昆虫たちにもあまり人気がないようである。

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 その不人気のアメリカセンダングサが、枯れる寸前に仕返しをするように、どこに行ってもその行く手を阻む。

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             首を360°まわして

 そんなこんなで約9180歩ほど歩きまわってもとに戻ると、川岸の柳の枝の猛禽はまだその姿を見せている。

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 それではと土手を降りて河畔に向かうと、そこにいたのはオオタカの成鳥であった。その枝止まりは久しぶりなので、飛ばれないように慎重に背後から接近する。

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        飛び出しの姿勢

 そのうちに気が付いたのか、しきりに振り向いては警戒する。首を360度まわして睨まれた久しぶりのオオタカとの出会いであった。

ジョウビタキ   河原で

 今シーズン、今までもジョウビタキの姿はかなり見て居るが、すっきりとした良い被写体にはなってくれなかった。

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 今朝は現地につくと最初に出あったのは、このきれいなジョウビタキのオスであった。今までは高いところにいて空抜けだったり、背景がごちゃごちゃしていた不満足であった。

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 そろそろここ河原でも縄張りが決まったのか、オスのいる草原とメスのいる樹木林がはっきりしてきた。

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 その場所に行くと必ず近くにいるらしく、まず鳴き声が聞こえてくる。そして以前と違って目線でその姿を見せてくれるようになった。

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 今日も旧ドイツ軍のヘルメットのような銀色の頭と、胸からお腹にかけたきれいなオレンジ色、黒い両翼にある白い斑をこれ見よがしにポーズをとっている。

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 少し違うポーズも見せてほしいなと思って見て居ると、気に障ったのか突然飛び出して他へ行ってしまった。今シーズン正式な出会いの河原のジョウビタキであった。

アオゲラ  久々の登場

 この公園で昨シーズンは、アオゲラがその個体数も多く営巣から巣立ちまで各ポイントで見せてくれた。

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        アオゲラ ♀

 今シーズンは春先、試掘の樹木はたくさんあったが、結局営巣場面は見えるところでは実現しなかった。

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 冬鳥を探しながら公園を歩いていると、目の前にアオゲラの姿、コツコツと虫を探しているようである。久々の出会いになる。

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 最近はアカゲラも増えたので、我々の目がアオゲラから遠ざかってしまったのかもしれない。

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 ここにきて公園の樹木の葉もかなり落ちて見通しがよくなってきたので、いろいろな鳥たちがよく見えるようになる。公園をまめに歩いて、やってきた冬鳥たちを楽しみたいと思う。

チュウヒ   ハイチュウはどこ?

 猛禽類の季節になって素晴らしいハイイロチュウヒのオスの姿が鳥友さんの画像で見られるようになった。

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 ハイチュウのオスのきれいな飛翔姿をファインダーに収めたくて、塒への帰還時間を見計らって現地に向かう。

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 現地到着早々に姿を見せてくれたのは、広大に広がる葦原の真ん中に珍しく止まり木スタイル。

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 陽が西に傾きかけて雲間を赤く染めて染めはじめると、広い葦原の上空をチュウヒ類が飛び始める。

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 ハイチュウのメスらしき姿を見たが、かなりの距離がある。いつもメスが塒入りを始めるとオスの姿が見えるはずであるが、それらしき姿が見えない。

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 目の前を飛び交ってくれるのは、タダチュウである。「秋の夕暮はつるべ落とし」と言われるようにすぐに暗くなってしまう。

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 かなり遅くまで粘ってみたが、ハイチュウの姿は見えない。塒を変えてしまったのかもしれない。情報不足である。

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      塒入り

 残念ながら夕暮のとばりが下りてくる中、引き上げることにした。再度のチャレンジを期し、ヘッドライトの光る夕暮の高速道路を帰途についた。

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