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2016年1月

キクイタダキ  顔をみせて!

 公園を歩いていても樹上を走る子ネズミのように小さくて動きの早いキクイタダキを、ファインダーにきれいに収めるのは難しい。

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 体が鳥の中では一番小さいといわれているのと、比較的高いところを素早く動きまわる。そのうえほかの鳥の群れに混じっていることが多い。

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 見つけることはできてもピント、構図などといってられない。AFを信じて連写のみ、かろうじてキクイタダキとわかる姿が撮れた。

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 顔を見せてと思いつつ、頭のキクの御紋がそれと分かる程度。松の実にいる虫に夢中である。

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 それでもキクちゃんとの出会いはラッキーである。探し求めている時は意外と坊主で、無欲の勝利というところか、だから鳥見はやめられないと公園を歩きまわる日々である。

オジロビタキ   紅梅との戯れ

 オジロビタキのいる公園の梅の花もそろそろ満開になったころだろうと、格好の構図を頭に描きながら早朝から出かけてみた。

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 陽が上り始めた公園では、その陽射しが紅梅を照らし出してコントラストが強い感じがする。先着の同好の士に聞くと、すでに何回か尾羽を立てた姿を見せているらしい。

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 すっかり陽が上りきって梅の花に陽の陰がなくなると、梅の木の背後から飛んできたオジロビタキが満開の梅の木の横枝に止まる。

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 あたかも周りのカメラマンを意識しているかのようなパフォーマンスで、その飛翔スタイルを見せてくれる。

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 忙しく動き回っては虫を取っているのか、なかなか落ち着いて尾羽を立てたオジロポーズをとってくれない。

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 時々枯れた草地におりて餌を捕っては梅の木に戻る。空中に飛ぶ虫を狙っているのかホバリングのような飛び方も見せる。

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 天気が良いせいもあるのか、サービス満点で気分よく飛び回るオジロビタキである。

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 ここ数日の寒さは厳しいが、暖冬といわれて紅梅も早咲きをしたようで、赤い花に白いおなかを見せる「紅梅オジロ」を満喫した満開の公園風景である。

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カシラダカ   土手下の雪と

 あわよくばミヤマホオジロをと思いつつ河原の土手を歩く。残った雪の上にそれらしき姿が、遠目にはそれに見える。

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 意外と警戒心が強く三脚を置くと同時に一斉に飛び立ってしまう。しばらく待つとまた草地の雪の上に下りてきて草の実を見つけている。

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 一見ミヤマホオジロに似ているが、カシラダカの小さな群れである。それでもその中に混じっていないかと注意深く覗き込む。

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 残念ながらその姿は見えない。なぜそんなにこだわるのかというと、この場所でそのミヤマホオジロを見たという人がいるからである。

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 そんな期待をしながら雪のカシラダカを追いかけている寒風の河原の土手通りである。

カワラヒワ   雪との戯れ

 先週の雪がまだ土手の北側の日蔭の傾斜には残っている。その白い雪の上に降りてくるのはカワラヒワである。

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 普段はその羽の色から枯れた草むらに入っているとなかなか目立たないが、雪の上では茶褐色に黄色の模様がきれいに見える。

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 結構用心深く足音や人影を見ると、一斉に飛び立って近くの樹木の枝に止まる。群れで飛びまわるので羽を開くと黄色の部分が映える。

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 しばらく待っていると再び雪の上に降りて、雪でつぶされた枯草の実を頬張っている。

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 雪がないと枯草も上に伸びているので、その天辺に止まって草の実を食べるが、今回の雪でその草がつぶされているので鳥たちを見つけやすい。

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 バーダーも見つけやすいが、それを狙う猛禽類も見つけやすいのだろうと、これぞまさしく一石二鳥を狙っての観察風景である。

エナガ   雪との愛らしさ

 早朝の厳しい寒さは寒の入りを身をもって体験させるがごとく容赦なく、ここ数日の冷え込みは氷点下が続く。

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 雪国育ちの我が身も長い東京生活でなまってきているのかもしれない。それでも雪道の歩き方は心得たものである。

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 今回の冬将軍は南国に向かって出陣したようで、普段雪の降らない雪の準備がない地域でその被害が大きく出ている。

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 予報では東京でも積雪があるということだったが、その予報は見事に外れた。

 暖かい日差しが残る午後、公園を歩いてみた。日蔭にはまだ雪が残って朝夕の冷え込みで表面が固くなり始めている。

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 そんなところにエナガの群れが独特の 「ジュリリ、ジュリリ・・・・・」 という鳴き声とともにやってきた。

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 雪の上を歩いたり、小枝にぶら下がったりしながら、忙しく動いてはその枝にいる小さな虫や樹液を捕っている。いつ見ても愛らしいすがたである。

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 雪を背景にした野鳥たちの一コマである。本来は新雪がらみを狙っていたが、それが叶わず残雪もそれなりに納得しているこのごろである。

トラツグミ  残雪の公園で

 東京の大雪の後、雪がらみの鳥たちをファインダーに収める機会が少なく、どんどん雪は融けて行ってしまう。

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 残り少ない雪を背景にと公園を歩いてみる。雪で枯草が押しつぶされていつもの風景が大きく変わっている。

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 草の実が雪の下になって鳥たちの餌場が狭められているようで、歩く視界にはたくさんの鳥の姿が見える。

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 もちろん山はもっと多い雪が降ったのだろう、暖冬で山にいた鳥たちが餌を求めて里山に降りてきた模様だ。

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 公園のヒサカキの樹木のあるところに行ってみると、いつものようにトラツグミガそのヒサカキの青黒い小さな実を頬張っている。

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 この木の実は他の鳥たちにも人気があるらしく、ヒヨドリやシロハラも啄んでいるが、ここではヒヨドリが一番威張っているようである。

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 ヒヨドリに追われたトラツグミが草地に降りて、残雪を背景にポーズをとってくれた。満足度は低いが、何とかこれで雪がらみのワンショットをファインダーに収めることができた。

 夕暮れのいつもの公園風景である。

アオゲラ  久しぶりの姿

 歩く靴音だけが聞こえる静かな早朝の公園に響き渡るのは、青ゲラのドラミングの音である。

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 久しぶりに耳に心地よいリズミカルな響きが聞こえる。アカゲラが姿をよく見せるようになってから、アオゲラの姿が少なくなったような気がする公園である。

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 昨シーズンは営巣準備も何か所かの樹木で見かけたが、残念ながら雛の飛び出しまでは至らなかった。

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 晩秋にはコゲラがマユミの実を独占したように群がり、アオゲラの陰が薄かった。

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 ドラミングのする方向に足を向けて近づいてみると、目の前で採餌中である。久しぶりの赤い頭と緑褐色のアオゲラの後ろ姿である。

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 今シーズンはぜひすばらしいマイホームを作り、よき伴侶を見つけた雛の巣立ちのシーンを目の当たりにしたいものである。

ルリビタキ   大雪の前

 暖冬といわれて過ごしやすい毎日を送っていたが、やはりこのセンター試験の時期に、例年のごとく大雪が来た。

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 東京の大雪は被害が大きい。電車が止まったり、滑って転んでけがをしたり、公園の樹木の枝が折れたりする。

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 雪国では当たり前のことが都会では大騒ぎになる。それにしてもここ2,3日の寒さはさすがにこたえる。

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 雪が降ると聞いていたので早起きをして、雪景色のルリビタキをファインダーにと思っていたが、水分を含んだ重い雪でそれもままならず、明け方には雨交じりの無情の雪になっていた。

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 残念ながら雪はないが雪の前日のルリビタキに登場してもらおう。比較的青い色のきれいなルリビタキが出迎えてくれた。

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 天気予報によると今週末も雪が降るらしい。今度こそは雪ルリをと思っていたが、所用で北信濃まで出かけることになった。

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 時間があれば本場で雪景色の鳥をを楽しめればと考えているところである。雪煙を上げて走る「かがやき」からの雪景色とその乗り心地が楽しみである。

御礼   第三回「多摩の野鳥たち」

 お陰様で第三回の 「多摩の野鳥たち」 写真展を無事終わることができました。

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 あいにく最終日は例年のごとく雪の写真展になりましたが、大勢の皆様にご来場いただき、励ましやご指導をいただきました。

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 前夜からの大雪は明け方には雨になって、雪の野鳥たちの姿はうまく表現できませんでしたが、ベランダ越しにキジバトのペアーが。

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 本来であれば、雪のルリビタキを期待して早起きをしたのですが、雨模様でベランダでの鳥見になってしまいました。

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 来年第四回の写真展を開催できるように一年間頑張りますのでご期待ください。ありがとうございました。

トラツグミ  写真展の合間に

 「多摩の野鳥たち」の写真展の開催中で連日会場に詰めているため、鳥を撮りに行く時間がなかった。

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 展示会も中日になったので早朝に公園を歩いてみた。トラツグミが来ているというのでそのエリアに急ぎ足で向かう。

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 途中の散策路にそれを邪魔するかのように背中の青の濃いきれいなルリビタキのオスが、ポーズをとって誘惑する。

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 それではと、少しだけよとファインダーに収めることにする。最初は枝かぶりでよいところに出てくれない。

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 先を急ごうとあきらめると、目の前の格好の横枝に出て足止めをしようという魂胆が見え見えのポーズ。

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 せっかくなので少しの間その散策路で時間を費やすことにした。そうこうしているうちに東南の空から陽射しが見え始めたので、トラちゃんの場所へ急ぐ。

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 その途中での誘惑鳥は、コジュケイとアオゲラ、シロハラ、こういう時に限って目の前に出てくるが、無視もできないのでレンズを向けながら歩く。

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 トラツグミの朝食はヒサカキの青黒い実、緑の葉陰に上半身を出して採餌中である。今シーズンは珍しくヒヨドリと共存で食事をしている。

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 時間に制限があるので、とにかく姿だけをファインダーに収めて展示会場へと向かう。こういうのを朝飯前の仕事(?)というのだろうか、生産性のよい写真展の合間の鳥撮りである。

第三回 「多摩の野鳥たち」の開催について

  本日より18日まで写真展を行っています。永山駅から3分ほどです、ぜひお立ち寄りください。

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 私は連日会場にいます。

ゴイサギ  早朝の塒

 早朝の葦原を歩くとサギたちのねぐらやゴイサギのねぐらをのぞくことができる。

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 時間的なタイミングがあるが、ゴイサギたちがねぐらに戻ってお休みの体制に入ると、しばらくしてサギたちが行動を開始する。

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 この塒にはゴイサギがホシゴイを含めると7羽いる。サギたちはコサギとダイサギで45羽ほどが羽をを休めて居る。

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 ゴイサギは葦原の奥のほうにいるのでほとんど見えないが、太陽が出てくるとまぶしいのか寝どころを変えるので姿が見える時がある。

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 一瞬飛び立ってはすぐに背の高い葦原の中に潜りこんでしまう。それでも枯れた葦の茎の隙間から顔をのぞかせることがある。

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 まだホシゴイからゴイサギになったばかりの若鳥なのかきれいな色をしている。早朝から塒をのぞくのは悪趣味であるが、睡眠の邪魔をするつもりはないので許してもらおう。

ハシビロガモ   大きなしゃもじ形の嘴

 暖かい冬だなと思っていたら今朝はかなりの冷え込み、東京では初雪になったとのニュースが報道されていた。

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 冬鳥たちが来るのが遅いのは暖冬のせいかなと思ったりもしていたが、冬将軍はサボっていなかったようである。

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 目当ての猛禽の狩りの場面を狙って早朝より池の端を歩く。葉が落ちた背の高いメタセコイアの並木が静かな池の水面に映っている。

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 その静かな水面を丸い波紋を作りながら泳いでいるのはハシビロガモである。嘴は長く幅も広くて体に不釣り合いなほど大きく目立つ。

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 水面に円を描きながら大きな嘴を水面につけて採餌している。オスは頭が緑色で目は黄色く陽の光が当たるときれいである。メスはほかの鴨類と同じで地味であるが嘴に特徴があるのですぐわかる。

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 嘴の先端部から水を吸い込んで、上下の嘴の合わせ目についているたくさんの薄板で水を濾過して、プランクトンや小さな草の実などを食べて居る。

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 地元の人の情報によると、結局目当ての猛禽はすでに狩りを終え通過した後で姿を見ることはできなかったが、次回に期待してハシビロガモに慰められて帰途についた。

オカヨシガモ   派手さはないが

 冬にやって来る水鳥を見て居ると、オシドリほどきれいな鳥はいないなとつくづく思う。

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 なぜあんなに派手なのと思うほどのオシドリのオス。それに引き換え清楚な感じを漂わせるメスの視線。

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 そんな華やかなペアーが近くの池に来ているが、一見地味で目立たないがなかなか魅力的なのがオカヨシガモである。

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 カモ類のオスは色鮮やかな羽色を持つものが多いが、オカヨシガモはオスも地味な色合いをしている。

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 それでいてオシドリのような仮面夫婦的な雰囲気はなく、いつもペアーで仲良く泳いだり潜ったりして採餌をしている。

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 リオのオリンピックも近いせいかシンクロのポーズをよく見せてくれる。脚で池の底をかき回してはペアーで一緒にお尻をあげて潜って餌を採っている。

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       シンクロポーズで採餌中

 この池にも数多くのオカヨシガモが入っているが、それぞれがきちんとペアーになって行動している。

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 派手さはなく地味ではあるが仲良し、我が身を振り返ると共通点もあるのかなと思ったりするのは、最近姿見を見て居ないからなのか。

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 早朝からオカヨシガモの行動を見ていて、その仲睦まじさを改めて認識した夜明けの水面の輝きである。

コゲラ   残り少ないマユミをもとめて

 「マユミ」 という響きはなんとなく好感が持てるが、きれいな花には毒があると昔からいわれる、この種子をたくさん食べると筋肉の麻痺が起きるという。

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 マユミの木は材質が強くよくしなるため、弓の材料として知られ、その名前の由来となっている。この木で作られた弓を 「真弓」 という。

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 秋になって果実が枝にぶら下がるようにつくと、これを好んで食べるコゲラやメジロがやって来る。

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 秋の果実の色は白や薄紅色、濃い紅色と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ鮮烈な赤い種子が4つ現れる。

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 その赤い種子がちょうど口に合うのはコゲラである。コゲラはその実がぶら下がっているところに、逆さになってさらにぶら下がって口に入れて居る。

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 残り少なくなってきた赤い実は、枝から嘴を延ばして届くところにはほとんどなくなっている。

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            コゲラの頭の赤い斑が見える

 だからアクロバットのように飛びついたり、逆さにぶら下がったりして残った実を採りに行っているのである。

 普段はあまり見せてくれないいろいろな餌採りのスタイルが見られる閉店間際のレストラン 「マユミ」 の光景である。

シメ    悪役顔で

 暦の上では小寒も過ぎてこれからが冬本番になる。ところが暖冬といわれるこのごろ、早咲きの菜の花がきれいな黄色の花を咲かせている。

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 これから節分までの30日間を「寒の内」といって寒さが厳しくなるころで、寒げいこや寒中水泳などが行われるが、それもあまりニュースになりにくい気候である。

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 今年は喪中だったので年賀状は失礼していたが、寒中見舞いを出すのもこの時期になる。

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 さてと準備をしようと思ったが、さほどその寒が厳しくないので躊躇してしまう寒の入りである。

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 それでも両手をポケットに入れて首をすくめていつものように公園を歩くと、葉の落ちた公園の樹木の枝の間を野鳥が飛ぶ。

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 よく見ると悪役顔のシメである。今シーズンはシメの姿が多いので、群れの中に混じるコイカルを期待して何度も公園に足を運んだ。

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 期待に反して、いつもこのシメの鋭い眼光に睨み返されるだけである。立春が寒の明けになるが、暖冬の寒はどんな鳥と遭遇できるのかが楽しみでもある。

アオジ   仲良しペアー

 枯葉の積み重なる早朝の公園の散策路を歩いていると、アオジのペアーが枯葉のたくさんある地面に降りて採餌中である。

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 陽が昇り始めた静まり返った公園では、枯葉を踏む足音がやけに大きく聞こえる。その音に敏感に反応して飛び立ち近くの横枝に止まる。

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 その姿を見て居るとペアーで何かささやきあっているように見え、無粋なバーダーを批難しているのかもしれない。

 その会話をたまたま持ち合わせの 「聞き耳頭巾」 をかぶって聞いてみた。

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 「せっかくおいしい朝食を二人で楽しんでいたのに・・・」  「それをいきなり邪魔するんだものね!」

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 「もう少し待ってみようよ、すぐ通り過ぎると思うよ」 「なかなか動かないで、大きな目をこちらに向けて居るよ!」

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 「我々の仲のよいところを羨ましがっているのかも・・・」 「そういうことにしよう!」

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 と、こんな会話が聞こえてきた。早朝に出あったアオジのペアーの仲睦まじい姿である。

 我が身を振り返ると、遠い昔にあったような気がする。手ぶれ防止のなかった時代のピンボケの画像が浮かびあがるのは郷愁だろうか。

アリスイ    あの風貌で今シーズンも

 穏やかな新年の仕事始めも,週末に向かうにつれ気温が下がってくる。それでもこれが今の季節の陽気かと思う、やはり地球温暖化は進んでいるのだろうか。

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 そんな仕事始めはお客様のあいさつ回りから始まる。お互いにあいさつ回りをするので、どこに行っても留守が多い。

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 やはり留守でも足を運んでその気概を示すことが重要。普段一万歩を目標に歩いているが、この時ばかりはさすがに2万6000歩になる。

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       長い舌で!

 そういう意味では年明けの一週間は健康的な毎日を送ることができるので、実益を兼ねた行動になる。

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       舌を延ばして!

 そのせいか休日の鳥見は、じっと動かないで待っていることが多くなっている。この日もあまり目当ての鳥の出が良くなかったらしく、フィールドでは皆さんが帰った後に現地につく。

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 残った人は数人、西に傾いた太陽が土手に隠れ、陽が陰ったところにやっと待ち鳥が姿を見せた。

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 あの迷彩色というか擬態色の風貌で、込み入った灌木に止まる。枝の隙間からその姿を探すのは容易ではない。

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       長い舌も少し!

 そのうちに苔むした地面に降りて採餌を始める。朽ちた樹木の根の後に嘴を突っ込んで餌を採っている。

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 時折背後を警戒して周りを見回して、また同じ採餌の繰り返しである。あの有名な長い舌を延ばしてほしいとその瞬間を待っているが、たぶん穴の中なのだろうかよく見えない。

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 本命の出現をあきらめて帰った誰もいなくなった公園で、アリスイを独り占め状態での連写になった。こんな恵まれた場面はあまりない、まさに今年の鳥運の吉兆を占っているようである。

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 今シーズンもあの風貌のアリスイに、かぶりつきというか、砂被りというか恵まれたアングルでファインダーに収めることができた。うれしい出会いであった。

マガモ   朝陽を背に

 穏やかな新年、長いと思っていた年末年始の休暇も残り少なくなってきた。思い切って海外にでも行ってしまわないと、だらだらと飲んでいるか近くのMFで鳥見である。

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 今年の鳥運を占いに河原に出て、姿を見せてくれる鳥たちを追ってみる。あわよくば目当ての鳥が目の前を横切ってくれないかと期待しながらの河畔である。

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 朝陽に光る水面をゆっくり泳いで居るのは、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、オカヨシガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロといったところである。

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 マガモのオスは朝陽を受けてその顔が光沢のあるグリーンメタリックに輝く。この色が光の加減できれいに映るのが楽しみの一つである。

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 そのうちに羽を広げて大きく羽ばたいたりしていたが、小さな群れが一斉に飛び出して近くの水面に移動である。

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 飛び出しの正面は機を逸してしまったが、朝陽を背に受けた着水の後ろ姿を捉えることができた。

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 大きく羽を広げて飛ぶ後ろ姿は、普段見られない色鮮やかな青い翼鏡の色を見ることができる。

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 水鳥は水面に浮かんでいることが多いが、その飛翔姿のきれいな羽の色合いもまた魅力の一つである。今年の鳥撮りのテーマを決めるヒントの一つを見つけたような気がする早朝の河畔である。

シベリアアオジ   初撮りは初物

 朝から大威張り(?)でお酒が飲めるのはお正月だけなので、非常にうれしい朝である。

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 昼酒は酔っぱらうとか言われ、なぜかずっと前から明るいうちから飲むお酒はうしろめたさを感じて居る。

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 これは民謡の 「会津磐梯山」 のお囃子から来ているように思っている。「小原庄助さんなんで身上つぶした、朝寝、朝酒、朝湯が大好きで・・・・」からである。

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 お囃子の真実は定かではないが、お酒を知らない子供の頃から耳に残っているフレーズである。

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 新年はよい天気が続いているので、初撮りに出かけることにした。さて何を撮ろうかとMFを歩いてみたが、あまり変わり映えがしないので初物を狙おうと方向転換。

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 早朝は風が冷たかったが午後現地につくと、暖かい日差しが青い空から降り注いで、場面設定は最高である。

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 一時間おきのパフォーマンスだというのでしばらく待っていると、本公演までに前座でヒヨドリやただのアオジ、メジロなど、最後はオオアカハラまで姿を見せてくれる。

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 いざ本番、午後から三回ほど出てくれたが、陽がかなり西に傾いてからは大サービスであった。花の近くや枝どまりなどそれなりにポーズをとってくれる。

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 新年の初撮りは初遭遇のシベリアアオジでのスタートになったので、大いに期待できる年になりそうである。

初日の出   2016年の夜明け

 新しい年は穏やかに明けた。早朝早く起きるのは習慣になっているのであまり苦にはならないが、家族を起こして初日の出に願いを込めた。

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 今年は初孫の予定なのでそれも含めて新しい年の日の出に手を合わせた。いつもは鳥を追いかけて居る時間帯であるが、家族サービスから新しい年がやってきた。

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 今年は早々に第三回の 「多摩の野鳥たち」 写真展が行われる。お時間のある方はぜひお出かけください。

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 こうしてまた新しい年の鳥馬鹿の一年がはじまるのである。お付き合いいただければ幸甚の至りです。

頌春  一富士二鷹三茄子

 初夢に 「一富士二鷹三茄子」 の夢を見ると縁起が良いといわれている。それでは初夢はいつ見るのかというといろいろな説がある。

 子供の頃は大晦日に寝て正月早々にみる夢であったが、大晦日を徹夜で年越し参りなどをするようになって寝ないので、元日の夜の夢が初夢になった。

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 「一富士」 富士山も日本一の山から世界遺産になって一躍世界の富士山になった。あのきれいな姿から自然遺産かと思っていたら、霊峰富士ということで文化遺産になっている。日本の若者も世界レベルで頂点に立つようになってきたので今後が楽しみである。

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 「二鷹」 オオタカは絶滅危惧種に指定され保護されてから、その数は多くなり都市部の公園などでも営巣する。鳥類の食物連鎖の頂点に君臨するオオタカのように勇ましく飛びたちたいものである。

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 「三茄子」 「秋茄子は嫁に食わすな」とか、封建的な家族制度の中で生まれた言葉がいまだに残っているが、民法の新しい解釈が女性の地位向上の牽引力になり、日本女性のあらゆる分野での活躍が期待される。

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      地平線からの陽の出(ウルル)

 新年は「申年」、よい夢を見てそれを正夢にしたいものである。新しい年もよろしくお願い致します。

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