アオジ 仲良しペアー
枯葉の積み重なる早朝の公園の散策路を歩いていると、アオジのペアーが枯葉のたくさんある地面に降りて採餌中である。
陽が昇り始めた静まり返った公園では、枯葉を踏む足音がやけに大きく聞こえる。その音に敏感に反応して飛び立ち近くの横枝に止まる。
その姿を見て居るとペアーで何かささやきあっているように見え、無粋なバーダーを批難しているのかもしれない。
その会話をたまたま持ち合わせの 「聞き耳頭巾」 をかぶって聞いてみた。
「せっかくおいしい朝食を二人で楽しんでいたのに・・・」 「それをいきなり邪魔するんだものね!」
「もう少し待ってみようよ、すぐ通り過ぎると思うよ」 「なかなか動かないで、大きな目をこちらに向けて居るよ!」
「我々の仲のよいところを羨ましがっているのかも・・・」 「そういうことにしよう!」
と、こんな会話が聞こえてきた。早朝に出あったアオジのペアーの仲睦まじい姿である。
我が身を振り返ると、遠い昔にあったような気がする。手ぶれ防止のなかった時代のピンボケの画像が浮かびあがるのは郷愁だろうか。
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こんにちは。
メープルリーフ様も『聴き耳頭巾』をお持ちなんですね!
沢山の方がかぶって、鳥や獣や樹の声に耳を傾けてくれると嬉しいですね。
投稿: 獺堂 | 2016年1月 8日 (金) 07時21分
獺堂 さんありがとうございます。獺堂さんのおかげで「聴き耳頭巾」を手に入れました。これがあると野山を歩く楽しみが増えます。外来種には少し弱いですが、東京オリンピックまでにはわかるようにしたいと思います。(笑)
投稿: メイプルリーフ | 2016年1月 8日 (金) 09時13分