エナガ たまには飛翔姿も
指先だけが出る手袋をはめ、8Kgほどある機材を担いで葦の枯れ枝がしげる河原を歩く。
連日の冷え込みで寒さは相変わらず厳しいが、歩きまわるといくらか暖かくなり、寒さはしのげる。
鳥の姿の少ない河原である。大小の石ころがごろごろしている踏み跡を、歩きやすいところを選んで歩を進める。
シジュウカラ、コゲラ、エナガの混群が葦原の樹木に群がる。背景が抜けているのでエナガの姿がよく映える。
いつものように忙しく動くわけでなく、枝に止まってはゆっくりと飛びまわっている。たぶん十分に採餌が終わって、のんびりしているという雰囲気である。
近くの枝に飛び移るので、たまには飛翔スタイルをと思いながら追いかけてみる。
いつもは名前の由来通り長い尾羽が魅力であるが、羽を広げたところを狙ってみようと構える。
最後はいつものエナガの逆上がりとでもいうのか、ぶら下がりスタイルである。
相変わらずの可愛い姿と、くるっとした眼で愛くるしい仕草を見せる。いつ見ても可愛い鳥だと、寒さで涙が出る目でファインダーをのぞいている早朝である。
« スズメ やはり集団が魅力 | トップページ | ジョウビタキ ヌルデを啄む »
コメント