ミヤマガラス どう違うの
農道を車でゆっくりと走りながら鳥を探していると、はるかかなたの田んぼにかなりの数の黒いカラスの集団が見える。
もしやこの数はミヤマガラスではないかと思い、そうであればコクマルガラスも期待できると勇んで近づいてみる。
車の中から双眼鏡で覗いてみるとどうもミヤマガラスのようである。中にはハシボソガラスが混じっている感じもする。
車を降りてよく見ようとすると警戒心が強く、一斉に飛び立ってしまった。それでも幸いに近くの電線に止まってくれたので、車の中から観察することにした。
ハシボソガラスは留鳥であるが、ミヤマガラスは冬鳥である。北の国からやって来てこの二種は共存して越冬する。
この時はハシブトガラスは仲間外れになることが多い。どちらかというと都会派のハシブトガラスは嫌われ者になっている。
たかがカラスではある。ハシブトガラスには振り向きもしないが、ミヤマガラスは珍しいので良い被写体になるというカラスの世界である。次はコクマルを探してみようと思いながらの田んぼ道である。
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