オオワシ 上空を悠々と
陽だまりは暖かいが冷たい風が吹き付ける湖沼の土手でその出現をじっと待っている。
前方の水面には、水中の魚の群れが移動しているのかそれを追いかけるカンムリカイツブリの群れが約200羽ほど水中に潜っては顔を出している。
その魚を餌にしようと飛んできたのはユリカモメの群れである。これもざっと数えると100羽ほどの大群である。
そんなことで時間をつぶしていると、上空に現れたのはオオワシである。どこからともなく現れて、いきなり上空を旋回している。
魚はたくさんいそうなので、目の前で漁をしてくれることを期待しながら、その姿を追いかける。
ところが期待に反して上空を旋回しただけで下流のほうに姿を消してしまった。今日は出ないのかと心配したが、姿だけでも見られたので納得した寒い湖畔の鳥見風景である。
ワ
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