オオタカ 餌運びに忙しそう
オオタカも抱卵から孵化して雛たちが顔を出しているところもある。オオタカの一番可愛いのは、白いふわっーとした産毛の雛たちの姿である。
そんな姿を見たくて早朝からオオタカの営巣地へと脚を向けてみた。
まだ陽が射しこまない静かな森の中に 「キィーッ キィーッ キィーッ ・・・・・・・・」 というオオタカの鳴き声が響き渡る。
獲物をもって帰ったオスがメスを呼ぶ声である。近くの餌渡し場にオスが待っていると、巣にいたメスが餌を捕りに飛んでくる。
すっかり羽をむしった獲物を片足につかんで、メスに渡すところであるが、餌を渡さないでメスは一旦巣に戻ると、オスは獲物をもって巣のある樹木の中に入る。
小さな雛の鳴き声が聞こえるので、少なくとも二羽はいるようである。結構高いところに巣はあるので、その姿は見えない。
雛に餌を分け与えたのか、30分ぐらいすると近くの横枝にメスが姿を見せてくれた。そのお腹には、まだ抱卵斑が少し残っているように見える。
もう1、2か月すると、この森もオオタカの巣立ち雛でにぎやかになることだろうと思いつつ、子育てを邪魔しないように早々に家路についた。
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