キジ 河原で
そろそろキジの親子の姿が見られるだろうという期待感も込めて、久しぶりに河原を歩いてみることにした。
それというのも鳥友さんからキジが雛を連れて歩いていると聞いたからである。最初の日は鳴き声だけの空振り。
最近の夜明けは早いのでキジの行動も早くから始まる。それではと、日の出前に河原でスタンバイをする。
まずは声だけだが近くで聞こえるので期待して待っていると、草葉の陰にその赤い頭が見える。
縄張り宣言の大きな鳴き声と母衣打ちを草かぶりで見せてくれた。雛はどこ?、と探してみても姿は見えない。
そのうちにメスの頭が見えたので、雛を大いに期待をして眼を凝らしてみる。されど子供の姿は見えない。
そのうちにオスが飛び出したかと思うと、そのあとをメスが飛び出す。地面を走る姿は素早いが、飛翔姿もなかなかである。
雛たちは見えなかったが、オスとメスの飛翔姿を見ることができたので、満足することにして、河原を引き上げた半袖でも汗ばむ夏日になる早朝である。
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