ノビタキ 雛たち
レンゲツツジを背景に飛び交うノビタキに遭いに少し足を延ばしてみた。梅雨の晴れ間早朝の高速道路を降りると、見上げる目的地は雲に覆われている。
雨が降っていないだけよしとして、七曲りをあえいで登っていくと乳白色の霧が視界を遮る。
とにかくセンターラインを見ながら霧が晴れることを祈り車を進める。それでも広い駐車場にはすでに一台の車がある。
強い風が霧を吹き飛ばしてくれるかと待ってみる。霧が晴れ、時々明るくなった草原にはオレンジ色のレンゲツツジが満開である。
舞台は整っているがそこに足りないのは鳥影である。霧と風最悪のコンディションではあるが、雨が降ってないのはせめてもの慰めか。
風が強いので少し低地の湿原へと移動をすると、そこは視界良好のお花畑である。鳥の姿が少ないので高原の花をファインダーに。
湿原地帯の木道をゆっくり歩くと、ノビタキの親子が賑やかに姿を見せてくれた。すでに一人前に飛び交う巣立ち雛たち、それを見守る親鳥のほほえましい光景が目の前に広がる。
思ったようにレンゲツツジには止まってくれないが、高原でのノビタキとの出遭いがかなった瞬間である。
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おはようございます。
更新を楽しみにしていました。ノビタキの雛可愛いですね。
投稿: 獺堂 | 2016年6月30日 (木) 07時51分
獺堂さんありがとうございます。
お陰様で天気に恵まれ楽しい遠征になりました。
次回は是非ご一緒したいと思います。
投稿: メイプルリ-フ | 2016年6月30日 (木) 18時12分