オオヨシキリ 相変らず大口で
梅雨入りといっても梅雨らしい雨は少なく夏日があったりして、水源地では水不足の声も伝わってくる。
四季が明確だった日本が変わっていくような雰囲気を感じる。ここ数年も春と秋がはっきりしないような気がするのは私だけか。
早朝の河原を歩いていると元気に聞こえてくるのは、大きな口を開け大きな声でさえずるオオヨシキリの声である。
定位置である河原の緑濃い草の天辺のソングポストで元気に迎えてくれる。ついついここで時間を取られるので、本命のところにつく時間が遅くなってしまう。
オオヨシキリの雛もそろそろ姿を見せる時期になってきているので、そんな期待感もあって足を止めてしまうのである。
ただいつまでも大きな口を開けて鳴いているのは、お相手が見つからないではないかと心配になる。
風采は地味な鳥なので、あの大きな赤い口が周りの濃い緑を背景によく目立つ。心あるメスがいるならぜひお相手になってほしいものである。
« キジ 河原で | トップページ | コサギ ダンスで採餌 »
コメント