オオタカ 独り立ちまで
巣立った雛たちが幼鳥と呼ばれるようになって、独り立ちするまでが親としては責任があるし、養育も大変なのである。
これは人の世界でも同じである。我が家でも初孫ができて、先週は100日目ということで 「お食い初め」 の儀式を行った。
オオタカの森では巣立った3羽の雛が元気に飛び回っている。1~2時間おきぐらいに餌を運んでくる親鳥のオス、それを受けて子供たちに食べやすいようにちぎって食べさせるメス。
役割分担は明確になっているようである。子供たちも順番に餌をもらっているらしく、一羽が食べている時はほかの二羽はじっとそれを見ている。
あわよくばおこぼれにあずかろうと、待っている風である。もうこのあたりから自然界の厳しい摂理を習い始めているのだろう。
餌を渡した親鳥が森から上空に飛び出してくるが、子育ての大変さが出ているのだろう、羽が抜けたりしてボロボロに見える。
それでもオスのほうは、獲物を捕ってきて渡すだけであるが、メスはそれを子供たちにきちんと食べさせる作業がある。
やはり子育ての大変さは人と同じで母親にしわ寄せが来るのかもしれない。鳥も人も子供を独り立ちさせるのは、大きなエネルギーを必要とするものなのだと実感した鳥見である。
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