カワセミ 久しぶりの飛翔姿
本命を探して多摩川河畔を歩いていたら、久しぶりにカワセミの姿を見つける。
雛たちの成鳥過程で羽の色はもう一つであるが、川に横たわった倒木にとまって狙いをつけては飛び込んでいる。
まだまだ幼鳥のせいか、魚をうまくとらえられないようである。何回かダイブしているが手ぶら(嘴ぶら)で戻ってくる。
独り舞台でのんびりと捕食練習をしているところに、ダイサギが割り込んできた。カワセミは慌てて竹藪のほうに非難。
ダイサギもその倒木から水面をのぞいて魚を物色しているようである。しびれを切らしたカワセミは上流へと飛翔。
ダイサギが飛んだ後、しばらくしてまた戻ってくると、同じところに止まってダイブの練習である。
それにしても魚を捕れないカワセミである。ついには、こちらの方がしびれを切らして引き上げることになってしまった。
もう一年もするとこのカワセミも、コバルトブルーのきれいな装いになるだろうことを期待しながらの撤収である。
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