モズ 秋近し
秋になるとモズの高鳴きが聞こえる季節になる。残暑というのか昼間の陽射しはまだまだ強い。
早朝に河原を歩くと東から上るお日様はかなり東南の位置に動いている。大雨の去った朝の空は、うろこ雲が一面に広がりその陽射しをかくしてしまう。
それでも早朝は、多少の湿気をのぞけば秋の気配十分である。昨夜の雨の後なので、長靴をはいて本格的に草地を歩く。
程よい草の伸び方とその葉に残った雨のしずくで、汚れていた長靴がきれいになる。
西の空を見上げると、雲間の青空に薄い虹がかかっている。西のほうに向かってかかっているので、願い事を思えば西のほうに届くかなという雰囲気である。
虫食いの葉のある桜並木を見ながら歩いていると、モズの鳴き声が聞こえる。モズの高鳴きには遠いがそんな鳴き声である。
桜の枝の葉の間をよく見ると、モズの若のようである。今年の幼鳥が独り立ちして高鳴きの練習をしているのだろうか、秋本番が楽しみである。因みに本日の歩数は16,351歩であった。
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