キマユホオジロ 初遭遇
夏の間鳥が少なくなった公園でも、渡りの鳥たちがにぎわいを見せ始めた。少し足を延ばして秋の空の湖畔に立ってみる。
早朝にもかかわらず数多くのカメラマンの姿、それではと仲間に入れてもらって本命の出を待つ。
しばらくすると白いホオジロがいるという声が聞こえる。白いホオジロというと全身が真っ白かと思ってしまうが、お腹が白いホオジロである。
よく見ると眉斑は薄い黄色でどうもメスのようである。メスかジュニアかといったところである。
明らかに違うのはお腹の模様である。ホオジロは赤褐色で無斑であるが、胸から脇にかけて細かい縦斑がある。
低い灌木の上を右に左に大きく飛びまわる。ちょうどよくホオジロと同じ枝に止まって並んでくれた。
みごとに並んでくれるとその違いがよくわかる。いかにもこんなに違うんだよといわんばかりである。
珍しい遭遇の少ない旅鳥との出遭いであった。早起きは三文の得というのはこういうことを言うのかと思った初遭遇であった。
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