メジロ 秋色の水飲み場
緑の葉の中にも真っ赤に染まった公園のモミジの葉を背景にメジロの集団が来たので、構図を練ってそこにたたずんでくれることを期待した。
ところが忙しそうに動き回るメジロは、樹木の幹にある小さな樹洞に溜まった水を飲んでいるのか、中に入っては顔を出して見せるだけである。
そのうちにエナガの群れも来たのでこれにも大きな期待をするが、小枝が邪魔をするようなところにしか動いてくれない。
メジロのかわいいところは、くりっとはっきりした目とその周りの白いアイリングである。鶯と間違えられる黄緑色の羽がよく似合う。
雨上がりの公園では水場で鳥たちを待っても出遭いが少ない。それは、このように公園の樹木に小さな樹洞もどきのくぼみがたくさんあって、水場まで行かなくても水分補給ができてしまうからである。
逆にこういう樹洞もどきの水のありかを見つけて、そこで待ったほうが樹木を活かした良い絵になるかも知れない。
公園の紅葉もここ一週間ぐらいが見ごろだと思うので、秋らしい背景で納得する野鳥たちをファインダーに収めたいものである。
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