オオヒシクイ 北風の湖畔で
湖岸の風に揺れる葦原の隙間に見えるのはマガンの群れかと思っていたが、よく見るとオオヒシクイの群れも混じっている。
マガンやヒシクイなどは日本で越冬するが、その90%は宮城県の伊豆沼に降りると聞いている。
その他約10%がほかの府県で越冬するらしい。この湖畔にいるのはその類かと思われる。
伊豆沼の朝陽を浴びて飛び出す早朝の群れはものすごい迫力であるが、ここの群れは朝食が済んでしまったのかのんびりとしている。
コハクチョウには田んぼで朝食中に出会えたが、オオヒシクイの姿が見えなかったのでどこだろうと探してしまった。
カモ類は集団での飛翔が一番見ごたえがあるが、一応期待通りにその姿に出会えたので満足することにしよう。
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