カワアイサ 語源は「秋沙」
背中に朝陽を浴びて陽の出の湖畔に立ってみると、遠くさざ波の水面に白っぽく見えるのはカワアイサに見える。
アイサといわれる鳥は知っているだけでもウミアイサ、カワアイサ、ミコアイサ、コウライアイサなどである。
アイサの語源を調べてみると、晩秋にやってきて越冬するので、「秋が去る」 から「秋沙」といわれているらしい。
時代的には万葉集の中に出てくるレベルであるから、わたしもどきが蘊蓄をいうよりは歴史が古い。
ウミアイサとの識別は冠羽があるかないかが大きなポイントになる。大きさはウミアイサより一回り大きい。
2ペアーが仲良く泳ぎまわっているが、近くには来てくれない。時々首を曲げて顔を隠してお休み体制に入ってしまう。
それでも待っていると、急に起き上がってスピードを上げて泳いだかと思うと飛翔体制に入った。一羽が遅れて飛び立ったが、着水には十分間に合ったようである。
水面での羽ばたきを待っていたが、目を離したすきにそのチャンスは逃してしまった。それでも光沢のある緑の頭と白い羽を広げた飛翔姿を見せてくれたので、満足して引き上げることにした。
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