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2017年1月

キクイタダキ  菊のご紋を見せてくれたが

 今シーズンわが公園はキクイタダキでにぎわっている。数羽がそのきれいな姿を見せてくれる。

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 姿を認めることは認めるのだが、ファインダーにきれいに収まってくれない。さらに一日中公園にいるわけでもないので遭遇のチャンスは少ない。

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 そんな数少ないチャンスも、ヒマラヤスギなどの細かい緑の濃い枝の中にいる虫などを捕っているので尚更である。

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 逆光にホバリングの姿を見つけてレンズを向けるが、すぐに姿を隠してしまう。もう少しゆっくりしてよと思わず口に出る。

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 それでも何とか正面顔を捉えて、その頭に菊の御紋が見える。次にはその御紋が逆立った姿をと欲が出てくる。

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 画質も悪く不満ではあるが、この次は順光のきれいな姿を見せてっと願いながら、公園の坂道を下った朝の公園散歩の一コマである。

 

 

ホオジロ ♀  雪の餌採り

 あたり一面真っ白な雪原にホオジロのメスが一羽飛んできて、雪のないくぼみで餌探しを始めた。何かつぶやきながら探しているので、「聴耳頭巾」 をかぶって覗いてみた。

         「誰かが見ているけどおなかがすいたなぁ」

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         「本当に雪が多いな」

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         「このあたりに何かあるかな?」

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         「こっちはどうかな?」

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         「何かあるぞ・・・・・」

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         「かなり下の方だなぁ~」 「でも採ろう!」

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         「モグ モグ モグ・・・・・これはいける」

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         「私の餌採りを見ていたようだな?怪しいやつだな・・・・・」

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 野にいる動物たちは大雪になると、毎日の餌探しが大変になる。そんな場面の観察である。

 

ニホンカモシカ   雪の陽だまりで

 大雪の後晴れ上がった山裾にはカモシカの姿がある。どこに行くでもなく同じところにじっとして、緑の樹木の葉を食んでいる。

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 危害を加える人もいないせいか人を恐れることもなく、ある程度近づいても逃げようとはしない。

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 カメラを向けるともの珍しそうに顔を向けてじっと観察している雰囲気である。その近くにはモズが餌を獲りに飛び降りている。

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 角の大きさからすると、民家の近くまで降りてきた個体とは別の個体のようである。このあたりには数頭が縄張りを持っているのかもしれない。

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 それぞれが縄張りを持ってその領域を守っているはずである。メスが入ってきたときは受け入れるが、オスが来ると実力で排除するという。

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 人が山に入らなくなったのと、雪で山に餌が無くなったので里に下りてきているのか、自然界の動物との遭遇の機会が多くなったこのごろである。

ニホンリス   雪景色と

 雪が降ると喜ぶのは子供と犬だけかと思ったら、山にいるリスも喜んでいる?。

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 そう思っているのは人間だけで、リスは餌を探すので飛び回っている。

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 雪に埋もれてしまって地面に落ちているどんぐりが簡単に見つからないのである。

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 それでもそれを見ていると雪の上を飛び跳ねているので、いかにも雪が降って喜んでいるように見えるのは私だけではないと思う。

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 普段よく動くリスを見つけるのは容易ではないが、雪が背景にあると遠くにいても見つけやすい。

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 真っ白な雪の上を動き回る動物は裸眼で見ていてもよくわかる。鳥や動物は天敵から身を守るためにほとんど擬態色なので普段はあまり目立たない。

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          おなかが空いた~もう少し頑張ろう!

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 そういう意味では雪の日は鳥や動物たちを見つける絶好のチャンスなのかもしれない。雪景色を眺めながらの観察後感である。

 

 

カケス   目つきは悪いが

 若いころ目が切れ長だったせいか目つきが悪いといわれたことがある。そのおかげで変な人は近寄ってこなかった。

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 でもそれではいけないと、そう言われないように努力はしたものである。人と面と向かったとき、顎を引いて見上げるようになると相手に対して鋭い目つきになってしまう。

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 そんなときはあまり顎を引かないようにして相手の目を見ることにしたのである。これはある人に教わった接客術の一つである。

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 鳥の中にも目つきの悪い鳥は多い。鳴き声も今一つで目つきの悪いのはカケスである。羽の色や飛翔姿はきれいであるが、目つきは鋭い。

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 比較的カラスの仲間は、外観はきれいだが鳴き声があまりきれいではない。オナガやカケスがその例である。

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 特にカケスの頭のゴマ塩風のデザインはどこかの用心棒みたいなスタイルである。その上にあの目つきである。

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 そうは言っても結構警戒心は強く、なかなかその姿をファインダーに収めさせてくれない。

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 雪の朝カケスの鳴き声が聞こえるので、少し長めの長靴を履いて雪深い山の端に出向いてみた。

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 「シャーッシャーッシャーッ・・・・・」 という鳴き声とともに、雪の残った高い杉の木から枝に綿帽子がある雑木林に飛んできた。

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 雪の中採餌をしながら、枝から枝へと飛びまわったり、雪をかぶった枯葉のある地面に降りたり動きは忙しい。

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 それでも久しぶりによくモデルになってくれて、最後は飛翔姿までファインダーに収めることができた雪国でのカケスとの出遭いである。

カモシカ   大雪の中で

 東京では11月に雪が降って大きな話題になっていたが、雪国でもさすが大寒ということで大雪である。

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 雪国の大雪はさして話題にならないが、その雪景色はきれいである。緑の樹木の枝に綿帽子のように乗った雪。

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 赤い南天の実を隠すように雪の重みで枝がしだれている姿。葉が落ちた裸の樹木の枝には白い花が咲いたように降り積もった雪がいろいろな情景を演出する。

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 地面を覆いつくした白い雪は、動物たちの生活の糧までも隠してしまう。餌を求めて山の端に降りてきたカモシカが民家の近くまで来る。

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 庭先の常緑樹の木の実とその葉を食べているようである。国の天然記念物のカモシカといえば、山奥深く入った高い山にいるものだと思っていた。

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 ところがあたり一面真っ白な雪に囲まれた身近にその姿を現している。雪国ならではの情景であるが、最近の野生動物の人間界への接近の一コマなのだろうかとも思う出遭いである。

 

 

カワセミ    久々の出遭い

 起伏の多い公園を一日一万歩を目標に歩いているので、たまには平地を歩こうと川辺を上流に向かって歩いてみた。

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 朝の陽を背中に浴びて歩くので順光になるので写真は撮りやすいが、難点はコントラストが強すぎてしまうことがある。

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 早朝なので鳥たちが活動を始めたばかりでたくさんの鳥に出あう。コガモやコサギ、カルガモはもちろん、モズ、カワセミなどである。

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 最初のカワセミは驚かせてしまったのか、下流へと飛び逆光になるので追いかけないで歩く。

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 ジョウビタキのきれいなオスが河原の先導役のように前を飛んでいく。止まるところが人工物の手すりなどなので素通りとする。

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 するときれいなコバルトブルーのカワセミが、一定の距離を置いて先に行く。魚を捕ってくれるだろうとしばらく待ってみたが、期待に応えて呉れず飛び去ってしまった。

エナガ    かわいいしぐさ

 エナガを見ると必ず 「かわいい・・・・・」 という感情が湧く。その上忙しく飛び回るそのしぐさや動きがそれに輪をかける。

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 さらに、アクロバットのように枯れ枝にぶら下がって、木の実などを啄んでいる姿は格好のシャッターチャンスである。

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 その忙しい動きを止めてじっとしているとき魅力的なのは、その小さな輝く目である。

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 目当ての鳥が目の前に来ているときに、頭の上の裸の樹木の細かい枝に小さな群れがやってきた。

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移動中なので通り過ぎる前に、本命はさておきそちらにレンズを向ける。本命君も負けじとパフォーマンスを見せてくれる。

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 水場と頭上のエナガ 「二兎を追うものは一兎をも得ず」 といわれるのでエナガに集中した早朝の公園である。

 

 

 

アオジ   河原で

 早朝の河原の土手を歩くと、その時の気温や気象条件によっていろいろな表情を見せてくれる。

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         ♀

 堤防の下一面に乳白色の靄がかかっていたり、その靄に朝陽が差し込んでその光線を浮かびあがらせてくれる。

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 その情景も時間とともに変化する。土手の上を歩きながら下流の流れ込む支流との合流点までくると視界が開けることがる。

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        ♂

 昇る朝陽に向かう河原は逆光になるが、その叢には鳥たちが集う。このあたりには例年ならベニマシコがいるところである。

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 そんなわけでいつも覗いてみるポイントではあるが、期待に反してその姿は見えない。

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 そこにいたのはアオジで、それも魅力的な好きな鳥の一種であるが、期待感からすると 「ああ アオジか」 というレベルの河原の鳥見風景である。

ユリカモメ   海の鳥かと

 ユリカモメは海の鳥で河川にはいないのかと思っていたら、早朝の陽の当たる小さな川面で出遭った。

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 最近は 「ゆりかもめ」 というとお台場を走る新交通システムが身近になっている。本物のユリカモメは意外と優しい目つきで可愛さがある。

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 冬羽なので頭は黒くないが、冬羽のほうが優しい顔に見える。何でユリなのか名前の由来を調べてみると、古の京都までさかのぼる。

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 「ユリ」 は古語で 「後ろ」 という意味、若狭の海は京都の後ろにあるので、その海から飛んでくるカモメなのでユリカモメと言われているらしいが、定かではない。

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 京都の鴨川にはかなりの数がやってくるといわれている。そして比叡山の山並を越えて琵琶湖をねぐらにしているらしい。

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 ちなみに英名では 「Black-headed Gull」 というので夏羽のユリカモメが主役のようである。

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 河川の草を食べたり喧嘩をしたりと、近くを飛びまわっている。海の鳥かと思っていたが、河川での生活もその習性の一部だということを認識した早朝散歩である。 

「多摩の野鳥たち」 写真展     ご来場御礼

 1月13日~16日まで開催した 「多摩の野鳥たち」 写真展に、たくさんのご来場ありがとうございました。お蔭さまで無事に終了することができました。

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 お褒めの言葉やアドバイスなど多くの方からご意見をいただきましたので、日々の活動の中に活かして、次回の展示会の糧にさせていただきます。

トラツグミ  ダンスは後で

 トラツグミと聞くと、昨年のダンシングトラツグミを思い出す。トラツグミのダンスは昔から有名であるが、昨シーズンのダンシングトラツグミは別格である。

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 そのトラツグミが今シーズンもわが公園に来てくれた。来たばかりは警戒心が強かったが、最近は人慣れもして、公園の散策路にも我が物顔で姿を見せる。

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 大好物のヒサカキの実がなる灌木の下にその姿はある。好例のトラダンスは時々見せるが、地味なそぶりである。

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 昨年のあの派手なダンススタイルを期待するが、舞台が整っていないように見える。

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 往年のヒット曲 「さよならはダンスの後に」 を思い出す。「 ♪ 何も言わないで頂戴 黙ってただ踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね ♪」

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 トラツグミもまだ来たばかりなので、昨シーズンのダンスは見せられないというところか、もう少し時間がたって春の帰り際にそのダンスをみせてあげるといっているようである。

 

多摩の野鳥展    開催中

 16日まで開催中。

 多摩の野鳥を追いかけて幾年月、写真展を始めて4回目を迎えることになりました。1年の成果を下記の通り行います。お近くにお越しの節はお立ち寄りください。

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アカウソ   口笛に似て

 口笛を吹くことを 「嘘吹(うそふき)」 というので、鳴き声が口笛の音と似ているところからウソの名がつけられたといわれる。

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 ウソは頬の部分が赤色で胸部は灰色であるが、アカウソは頬の部分は赤いが胸部は頬よりも淡い赤いろになっている。

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       アカウソのペアー

 公園を歩いていると頭上の樹木から 「フィーフィーフィー」 という弱い口笛のような鳴き声が聞こえる。

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 見上げるとウソの小さな群れがいる。オスが3羽とメス2羽がいる、その中に赤ウソらしきオスの姿も見える。

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 ウソと聞いただけでウソツキを思い浮かべるが、アカウソといわれると 「真っ赤なウソ」 という言葉を思い出す。

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 真っ赤な嘘とはまるきり根拠のない嘘のことで、あまりよい言葉ではない。頭上のアカウソを見上げながらそんなことを考えている早朝の公園である。

ルリビタキ  冬のヒーロー

 夏の高山のルリビタキを知っていると、冬の公園できれいなブルーの姿でクックックッ・・・と鳴いている鳥と同一とは思えない。

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 どちらが本当の姿か定かではないが、個人的には冬場の公園の姿のほうに好感を持つ。

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 それは自分に都合がよいからという一面もあるが、とにかく夏の高山でのルリビタキは、まず鳴き声が大きくたくましい。

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 飛び交う姿も樹木の高いところを飛びまわり、なかなか目線の位置には降りてこない。

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 そういう意味では冬場の公園のルリビタキは、低い灌木の中を動きまわり、地面に降りて採餌をするので姿を見つけやすい。

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 そしてそのブルーと黄色のきれいな姿を、葉の落ちた横枝に見せてくれる。まさに公園では人気者で、冬場のヒーローといってもおかしくはないルリビタキのオスである。

 

 

イカル   黄色の大きな嘴

 今シーズンになってイカルとの出遭いが少ない。声は聞こえるがあの大きな黄色の嘴を見ていない。

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 「キーコ、キーコ」と聞こえるが、聞き方によっては 「イカルコキー」 と聞こえるところからイカルと呼ばれているとか。

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 黄色の大きな嘴なので、木の実や地面に降りて草の実などを食べると、その食べかすが嘴についていることが多い。

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 イカルを撮ると必ず嘴がよごれている。よく見ていると当の鳥さんとしても気になるのか、食べた後嘴を枝にこすりつけてきれいにしているところを見ることもある。

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 鳥たちは意外ときれい好きで、必ず毎日水浴びをするしその後もきれいに羽繕いをする。

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 それにしてもこのイカルの群れも食欲は旺盛である。さかさまになったり、思い切り足と体を伸ばしてモミジの枯れた実を口に入れている。

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 天気の良い公園でのイカルの食事風景である。

 

アオゲラ   赤の次は青

 最近の公園は冬鳥たちでにぎやかになってきた。それにつれてバーダーの姿も多くそれぞれのポイントで人垣を作っている。

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 起伏の多い公園を一回りするのが公園散歩の定番になっているが、各所でレンズを構えた人を見る。

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 一時はアオゲラの多かったこの公園も、アカゲラの姿が多くなってからアオゲラを見かけることが少なくなったような気がする。

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 それでも、葉がすっかり落ちた樹木を見上げながら歩いていると、アオゲラがコツコツと音を立てながら嘴で樹木をたたいている。

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 見ているとかなりおいしい食事にありついたのか、近くで押すカメラの連写音も気にせずに夢中で樹木のくぼみに嘴を入れている。

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 そんな光景を見て、今シーズンは子育ての場面を期待したいなと思いながらのアオゲラ観察である。

 

アカゲラ   朝のあいさつ

 最近の朝の冷え込みはいわゆる冬らしい寒さである。雰囲気的には雪でも舞ってきそうな雲行きの空。

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 河畔の土手を歩いてみるが、ジョギングの人も普段よりすくなくカメラを持った人はほとんどいない。

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 土手を下流に向かって歩いていると、アカゲラの鳴き声が聞こえる。ちょうど朝のあいさつをしているような鳴き方である。

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 土手下の樹木の幹にその姿はあった。朝食中なのか、おいしい餌を見つけたらしくその場を離れようとしない。

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 上のほうを眺めて居るかと思うと、するすると上ってまた降りてくる。どうもこの樹木が気に入っているようである。

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 細かい枝や絡まった枯草が邪魔をするが、比較的きれいな赤ゲラの色と全体の姿をを見せてくれる。

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 この河原では毎年アカゲラが楽しませてくれるが、その姿をきれいに見せてくれることは少ない。

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 早朝の寒さと人の姿が少ない時間帯の訪問のご褒美と、勝手に解釈して楽しんでいる河原である。

ナベヅル   白黒をつけよう

 田圃で朝から食事をしていたナベヅルは、水を飲みに河原へと飛びたち水辺に降りると、そこには縄張りとしていたダイサギがいた。

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 黒と白の対決かと見守ってみた。たまたま 「聴き耳頭巾」 を持っていたのでそれを被って二羽のやり取りを聞いてみる。

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   「おいおいここは俺の水場だぞ!」 とダイサギが大きく翼を広げて降りてくる。

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     「のどが渇いたから水を飲みに来ただけだよ」 

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     「それにしても見慣れないやつだな」

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  「僕はナベヅルのナベちゃんと呼ばれているんだよ、今年の春生まれたんだ」

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  「そうか、子供じゃしょうがないな早く大きくなるんだよ」 

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    と言って大人のダイサギは飛び去ったのである。

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 その後ナベちゃんはありがたくダイサギが去るのを見送って、一宿一飯の恩を感じながらゆっくりと水を飲んでいたのである。

 

 

 

ナベヅル   飛びたち

 広い田圃を餌を探してそれを食みながら一羽のナベヅルはあぜ道を渡ったり、かなり移動する。

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 土手の上から見た時は田んぼの真ん中にいたので、近くまで降りてその姿をとらえた。

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 時間がたつにつれて多くなるCMを嫌って移動するのかと思うとそうでもなく、ダンプや乗用車が行きかう道路のそばまでも行ってしまう。

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 そんな場所で長居をされると背景があまり気に入らないので、飛びたってほかの場所に移動してくれないかなと思う。

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 背景でいうと田圃は広く周りにたくさんのCMがいるので、まごまごするとその姿まで入ってしまうことがある。

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 背景を考えながら飛び立つ瞬間のチャンスを待っていると、気の抜けない時間が経過する。

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 そんな緊張感をもって狙っていると、近所の人が 「なんという鳥ですか?」 とか 「めずらしいんですか?」 などと話しかけてくる。

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 中には、「食べられるんですか?」 という話までしてくる。ナベヅルを見ながらうわのそらで答えているが、この質問には戸惑ってしまった。

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 そんな会話が聞こえて、身に危険を感じたのか目の前のナベヅルは、大きく羽ばたいて青い空へと飛びたってしまった。

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 何とかファインダー越しに話をしていたので、飛びたちの姿のシャッターは押すことができたのは満足するところであるが、同じ鳥を見ていても人の発想はそれぞれだなと思った田んぼ道である。

 

ナベヅル   田圃で

 新年の仕事始めからお客様のあいさつ回りで、一日に歩く距離が普段の倍以上になる。

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 健康にはいいが、お互いにあいさつに出かけるのでほとんど留守の場合が多い。それでも続く年末年始のあいさつ回りである。

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 そんな新年が始まってにぎやかなのは、近くの田んぼにナベヅルが姿を見せ、多くのカメラマンが集まっていると言うことである。

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 新年始まって最初の週末、天気も良いのでそのナベヅルを一目見ようとでかけてみる。

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 田圃といっても広いので鳥友さんに場所を聞いてから行くと、さすが人気ものたくさんのカメラマンが囲む中を、悠々と採餌中である。

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 ナベヅルのほとんどは九州の出水市で越冬するので、関東では非常に珍しい出現である。よく見ると幼鳥のようで、いつまでいてくれるかわからないが、新年を楽しませてくれたナベヅルである。

セッカ    久しぶりの出遭い

 冬の年度末近くになると必ず行われる河川敷の土木工事。鳥たちの隠れ家がすべて取り払われてしまう。

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 昨年まではベニマシコがたくさん姿を見せてくれた土手の草むらが、今シーズンはすべて重機できれいにされて石ころだらけになっている。

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 そのうえそこには安全柵が設置されてシートで覆われ、なかには大きな重機が数台並んでいる。

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 久しぶりにそんな多摩川の河川敷を上流へと歩いてみた。工事区間を過ぎるとすっかり枯れた草むらが昨年と同様に広がる。

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 足音で飛び出すのは、ホオジロとホオアカ、スズメたち。樹木に群れでいるのはカワラヒワである。

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 水の少なくなった本流ではコガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オオバン、オカヨシガモが水面で遊ぶ。その上空を飛んでくるのはユリカモメか。

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 土手の草むらに目をやると、セッカが飛び出して垂直に立つ枯草の幹に止まってくれた。久しぶりのセッカとの出遭いとなった早朝の多摩川河畔である。

 

ウグイス    地鳴きでダンシング

 トラツグミのダンシングシーンは有名だが、ウグイスのダンスは珍しい。早朝の横からの陽射しのまぶしい河原での一コマ。

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 枯葉に降りた霜が陽の光で溶け出して、露になって光っている葉の上を回転をしながらのダンス風景である。

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        大きな声の地鳴き♪

 ウグイスの地鳴きが聞こえるなと思いながら、倒れ枯れた葦を踏み分け探しながら歩るく。

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 ウグイスの地鳴きの季節は、枯葉の藪の中にいることが多く外にはあまり出てこない、そのうえ動きが早くなかなかファインダーに収まらない。

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 そんなわけで、声を聴きながら探すでもなく歩いていると、その声がだんだん大きくなる。

 よく見るとすぐ目の前の枯草の幹に 「私はここよ」 と言ってるかのようにポーズをとっている。

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 そのうえ、さえずりなら聴きごたえもあるが、地鳴きを繰り返しながらその草の茎の上でダンスをするようにくるくると回っている。

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 新年を初春ともいうので、春が近いことを主張してるのか、今年は鳥年なので 「私が主役よ」 と地鳴きで訴えているように見える。

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 さえずりの季節にそのダンスを見せてほしいなと思いながら、かなりの時間そこに足を止めてしまった早朝の河原散策である。

 

ニシオジロビタキ   蝋梅と共に

 近くの公園に珍しい鳥が入ったと聞いたが、なかなかすぐにはいけなかった。それでも最後の紅葉をまじえたショットが撮れた。

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 それで最後かなと思っていたら、蝋梅の花が咲き始めたらその枝にニシオジロビタキがまだいると聞いた。

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 蝋梅も満開になったらさぞかし絵になるだろうと思っていたが、今度こそはいなくなってしまう心配のほうが多く、出かけてみた。

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 蝋梅のつぼみはまだ固く早咲きが少し花びらを見せていた。花開いているところに来てほしいと願いつつじっと待ってみる。

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 蝋梅の枝に止まっては地面に降りて、素早く虫を捕まえてまた蝋梅の枝に戻る。当の鳥さんもここでの滞在が長くなり、カメラマンを意識しているように見える。

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 奥の蝋梅の木の枝に出てきて、しばらく様子を見ながらカメラマンの並ぶ前の枝に姿を見せる。

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 そこでしばらくポーズをとったかと思うと、目の前の枯葉のある地面に降りて、餌を捕ってすぐに蝋梅の枝に戻る。

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 もう少し蝋梅の花が開くと楽しみが増える。さらに梅の花が咲く時期まで滞在してくれるとありがたいなと思いつつ帰途についた。

 

 

マヒワ   青空の下食欲旺盛

 鳥を追いかけて居ると冬場はたくさんの鳥が身近に来るのと、落葉樹の葉が落ちて鳥の姿が見やすくなるので、贅沢などこに行こうかの思案になる。

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 逆に夏場は、鳥が山に帰ったり北のほうに移動したりする上に、野山が緑の葉でおおわれてしまうので鳥の姿を探すのが大変である。

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 だから夏場のどこに行こうかは、どこに行ったら鳥がいるのという意味合いになる。

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 特に冬は鳥たちの食べ物がある場所がわかるので、どの鳥がどんな草の実や木の実、虫などが好物なのかを知ると見つけやすい。

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 陽射しの暖かな正月、遠くに都庁の建物やスカイツリーが見える山の上を歩いていると、ホオジロに似た鳴き声であるが少し違う。

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 その鳴き声を追ってみると、ミヤマホオジロの姿。さらにその見上げた青空の下にあるハンの木の実に群がっているのはマヒワの小さな群れである。

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 マヒワは群れで飛んでいるところは見ているが、今シーズン初めてファインダーの中に収めた。穏やかな年明け、今年もどんな出遭いがあるか楽しみの一年である。

 

 

ソウシチョウ   相思相愛の鳥

 名前は好きだけどその由来からあまり人気がない鳥であるが、個人的には大変好きな鳥である。

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 冬鳥として里山に降りてきてくれるが、暑い夏に高原に行くと出遭うことがある。光の加減によってはカラフルにきれいに映る鳥である。

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 鳴き声もきれいで姿も美しいので好きな鳥の一種だが、名前の由来はオスとメスを分けると、お互いを呼びあって鳴き交わすことから相思鳥とつけられている。

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 単一民族といわれる島国の日本人は、どちらかというと外来種とか篭脱け鳥というと偏見の目で見やすい。

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 確かに外来種の繁殖力はすさまじいものがあり、わが国固有種が凌駕される懸念はある。

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       スズメ君どう思う?

 陸地に住む人間はしょうがないとしても、羽を持って空を自由に飛べる鳥たちは、我々よりもある意味ではグローバル化されている。

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       振り返って反省も

 グローバル化といわれて久しいが、今年は米国の大統領が変わる。新大統領になったら世界はどうなるのだろうか、新年の課題、外来種のソウシチョウを観察しながらの世相考察である。

 

 

謹賀新年   初日の出

 明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりありがとうございました。今年もブログの毎日更新を目標に鳥を追いかけていきます。

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       多摩丘陵より2017年1月1日6時55分

 どんな出会いがあるか楽しみの一年にしたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

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