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2017年2月

ハチジョウツグミ    色もきれい

 ハチジョウツグミの名前の由来は、八丈島で最初に見つけられ捕獲されたのでその命名のようであるが、胸の赤い模様が特徴である。

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 胸の赤い色の明るさ濃さで四畳半だとかいわれることもあるが、それからすると目の前の個体は八畳である。

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 今の時期どこに行っても胸から腹の黒模様のツグミの姿は見ることができるが、この赤いハチジョウツグミにはなかなか出会うことは少ない。

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 ツグミの姿を見つけると必ずよく見て、その腹の赤いツグミとの出遭いを期待しているのだが、今まで期待通りになったことは少ない。

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 そんななか梅が満開の公園にハチジョウツグミが出ているというので、勇んで足を向けてみた。

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               怪しい目?

 あわよくば梅の枝どまりでもと大いに期待しながら、体調は風邪気味であるがのど飴を口にしてうきうきと早朝から出かけた。

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      飛ぼうかな!

 広い公園であるが、その場所はカメラを持った人が数人、それを構えていたのですぐにわかった。

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      それっ!

 さっそく仲間に入れてもらうと、草地の斜面をつついて餌を啄みながら移動している目的の鳥の姿。飛んでしまわないうちにと気持ちは焦りながらも、落ち着いてバックパックから機材の準備をする。

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       ピントが?

 草地ばかりを歩いているので梅の枝にと贅沢は言わないが、せめて飛翔姿か近くの樹木の横枝にと願いながら覗くファインダーである。

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 それでも一時間ほどの出遭いで、遠くには行かずに結構たのしませてくれたハチジョウツグミである。

 

 

ヨシガモ   きれいな尾羽

 毎年来ているいつもの池には今シーズンはヨシガモが姿を見せない。今までは朝の散歩の人がパンを投げるので、すっかり居ついて春先まで長く逗留していた。

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 身近に見える池だったので楽しみにしていたが、その池よりも良いところが見つかったのか、それとも天敵の犠牲になってしまったのかそこには姿を見せていない。

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 この季節になるとヨシガモのオスのあのフワッとした尾羽と、ナポレオンハットといわれている金属光沢色の頭を見たいなと思うのである。

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 それではと探してみると、各地で今シーズンはヨシガモは多いようである。そんな時に近くの池に8羽のヨシガモが来ているらしいと聞いたので、さっそく出かけてみた。

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 冬型の気圧配置になる前の北風の吹き込む早朝にその池に向かう。吹き付ける風は冷たいが、肩をすぼめて手袋をして池を一回りすると取水塔の近くにその姿はあった。

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 同じ池にいるオシドリたちはそれぞれペアーになって行動を始めているが、ヨシガモはまだペアーはできていないようである。

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 それぞれ単独で休んでいるものがいたり、水面を泳いでいるものでもメスどうしであったり、オスが一羽だけで泳いでいたりする。人の世界では5人に1人が未婚の時代、ヨシガモの世界にもそんな時代が?

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      ヨシガモ ♀

 しばらく待ってみたが、首をすぼめてすっかり休んでいるので、なかなか動きそうもない。風も冷たいので引き上げようと決める。もう一度来る機会があればその時は恋も実ってペアーで飛び立っていくときかもしれない。春はそこまでの池の周りの鳥見風景である。

 

 

 

オカヨシガモ   地味な魅力

 鳥の世界は一般的には派手なスタイルをしているのはオスであるが、オスでも比較的地味な外観を見せるのはオカヨシガモである。

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 メスはもちろんオスよりも地味である、見方によってはメスのほうが派手に見えるかもしれないが、カルガモによく似ている。オスは地味だといっても飛翔姿は結構魅力的である。

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 普段は見えない次列風切羽の白い部分が翼を開くと、白と黒と茶色が並んでその飛翔姿がきれいである。それも期待して待っているがそれに応えてくれるかどうか?

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 この季節になるとすでにカップルが出来上がっているのか、ペアーで嘴を水につけて採餌をしながら水面を泳いでいる。

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 人の世界でも派手さはないが渋い魅力を発揮する男性もいる。最近は高齢の独身男性が多いが、こういう人はなかなか目立たないので、女性も見つけるチャンスがないのかもしれない。

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 いわゆる草食系男子と言ってさけられているのかと思うとこれも少し違う。現実にオカヨシガモは草食系だからというのは、当てはまらないなと思いながらの鳥見である。

ルリビタキ   メスのかわいさ

 鳥の世界はオスが華やかできれいに着飾って、メスは地味な控えめ(?)なスタイルが常である。

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 鳥の眼力は人間の比ではないといわれるが、これはオスが子孫を残す本能で、メスの気を引くために派手な装いをして、目立つようにしているというわけである。

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 早朝の公園を歩いていると、そんな地味なルリビタキのメスが自分の縄張りを宣言するように飛び交っている。

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 目線の位置で同じところを移動するので、梅の枝に止まるまでじっと待っていると、ちょうど良いところに来てくれた。

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 朝の陽射しが強いので陰になって顔がよく見えないのが残念であるが、やさしそうな目と両脇腹の黄色の羽がかわいさを倍加する。

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 「クッ、クッ、クッ、・・・・」 と鳴いてくれるので近くに来たことがわかる。時々地面に降りてモグラが持ち上げたやわらかい土の中からミミズらしきものを捕っている。

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 ブルーのきれいなオスも魅力的だが、地味な控えめなルリビタキのメスもかわいいものである。この子はどんなオスに見初められるのだろうかと思いながらの公園である。

 

 

キクイタダキ   得意のフライイングキャッチ

 今シーズンはわが公園にもいろいろな鳥たちがやって来てくれた。タイミングよくその場に居合わせなかったので、大きなチャンスを逃していることも多い。最初の頃珍しかったアトリは、今では雀を見るより出遭いの頻度が高い。

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 そんな中でも長いこと楽しませてくれるキクイタダキは、体が小さくその上動きが早いのでなかなか良いショットの場面を与えてくれない。

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 例年モミジの実を食べたりして見やすいところに出てくれていたが、今シーズンはヒマラヤスギに来る小さな虫を捕っているらしく緑の茂る杉の葉の中を動いていることが多い。

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 そんなわけで、事前に来そうなところを狙って待っていると、目の前の緑の大きなヒマラヤスギの樹木の枝にシルエットでホバリングの姿が映る。キクイタダキはフライングキャッチが得意なのである。

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 手早くファインダーに収めようとするが、わが国で一番小さな鳥といわれるぐらいに、姿が小さいのとその上動きが早いので追いかけるのはなかなか大変である。

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 この公園では、メジロやエナガの群れと一緒に混群で移動してくることが多い。たまにはキクイタダキだけ数羽でやってくることもある。公園内の樹木を採餌をしながら定期的に回っているようである。

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 樹木の枝に鳥の動きがあってそのつもりで撮っていると、結果メジロだったりすることもある。とにかく動きが早いので年寄りにはやさしくない鳥の一種である。

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 樹木の枝の間の葉のないところや移動のときにその姿を確認して、集中して追いかけないと簡単にはファインダーに収まってくれない。

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 そんなキクイタダキだが今朝は何とかその姿をファインダーとらえることができた。早起きは三文の得というところだろうか、公園でのラッキーな出遭いのチャンスとその苦戦の一コマである。

 

 

 

ミコアイサ   パンダに似て

 通称パンダガモといわれるミコアイサ、池のかなたに数羽の姿。かなりの距離があるので姿を探してレンズを向けているうちに水に潜ってしまう。

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 どこに顔を出すのかと想定して待っていると、意外と予測と違うところに姿を現す。待っている方は、からかわれている雰囲気である。

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 顔が見える位置でと待ってみるが、これもまた狙いに時間がかかるとすぐに潜ってしまう。こんなことを何度も繰り返しながら今シーズンのミコアイサとの出遭いである。

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 目の周りが黒いので目の光がなかなか思うように出ない。メスも数羽いるがオスの後について、追いかけているように見えるのがペアーなのだろうとレンズを向ける。

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       夫唱婦随のミコアイサ?

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 オスに比べると外観は地味ではあるが、よく見ると魅力的な顔をしている。鳥の場合、目は一見華やかなオスの姿に行くが、メスの良さも見つけだしたいものである。      

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 ミコアイサの名前の由来は、日本の神に仕える巫女の白装束から来ているといわれる。巫女は昔から白装束に緋袴の女性といわれているが、なぜオスに?

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 その女性のスタイルがミコアイサのオスを称するというのも摩訶不思議であるが、深くは考えないでおこう。

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 水鳥はあまり詳しくないので立派な講釈は言えないが、結構きれいな鳥が多いので今後は少し勉強をして探究してみたいなと思う池の端の陽だまりである。。

 

オシドリ   恋の季節

 野鳥たちは秋に渡ってきて冬から春にかけて恋人探しをする。恋が成功するとペアーになって行動を始める。

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 冷たい北風が吹く中、オシドリが30数羽来ているという池に向かった。いつも思うことだがオシドリのオスはなぜこんなにきれいなのだろうと。

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 そのきれいな姿をあえて誇示するように池の水面を滑るように移動するが、羽ばたきのパフォーマンスまで見せる。

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 人工物にとまる姿はあまり好きではないが、あいにく人工物の上で羽を休めているのでその行動を観察する。

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 オレンジ色の浮きの上の中ほどのオスが、盛んに隣のメスにモーションをかけている。

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 それを受けるメスの目はうっとりとして、半ば承諾しているようなそぶりを見せている。

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 メスが姿勢を低くしているときは承諾のサインで、オスの交尾の瞬間を待つ態勢になる。

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 水面に降りてそれを促すが、オスはわざと平然としている。口説くときは一生懸命口説いていたが、落ちてしまうとついて来いといわんばかりの態度を見せる。

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 それでもメスはお願いしますとばかりに低姿勢でついてゆく。見ているとけなげな姿である。最近の人の世界は少し違うようであるが?

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 オスは人前でそんなことができるかと物陰に誘う。おとなしくついてゆくメスと先を行くオスはいわゆるオシドリ夫婦という姿に見える。恋の成就の姿である。

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 そろそろ迎える北へ帰る時期、それぞれのお相手が決まって繁殖地に戻る。来シーズンにはその家族が増えて、にぎやかな笑顔で再び会えることを楽しみにしたいものである。

 

 

ヤツガシラ    見事な冠羽

 姿を見ないうちは何とか姿を見たいと思っているが、いざその初めての鳥に出あうことができると次は何とか冠羽を広げてほしいと思う。

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 人間の欲望は果てしなく広がるが、それがまたその人の成長をもたらすのかもしれない。

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              満開の冠羽

 ゆっくりと歩いては採餌をしているヤツガシラは、周りを警戒しながらも畑の中を移動していく。

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 ギャラリーが多いこの日は、天気も良いので少しフェイントをかけながらも冠羽を広げそうである。

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 体を低くして羽をぶるぶると震わせるようにして、見事な冠羽を広げてて見せて呉れた。

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 ちょうど八本の冠羽があるところからヤツガシラといわれるらしいが、オレンジの先のほうは黒と白の縞模様になる。

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 体も首のところは薄い茶褐色であるが両翼と尾羽はシマウマのような白と黒の縞模様になっている。

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 長い嘴で地面の虫などを撮っている姿は、イメージ的には細いつるはしで土を掘っているようにも見える。

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 何度かそのきれいな冠羽を広げて見せてくれたが、見事な冠羽でどんな時に開くのかは見ている範囲ではよくわからない。

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 冠羽を広げてくれたので最後は飛んでほしいと思う。どんどん畑の端の方に行くのでそろそろそのチャンスかなと待ってみる。

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 最後は飛んでくれたが、枯草の向こう側を飛びたったので、枯草かぶりになってしまった。それでも黒と白の縞模様がはっきり見えたので、贅沢は言わないで撤収することにした。

 

ヤツガシラ    背景がもう一つ

 名は体を表すというが、このヤツガシラは誰が命名したのか、もう少し違う名前があったのではないかと思う。

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 その公園に向かう途中会った人もヤツガシラを撮りに行くんだと言ったら、いもですかという質問。

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 普通の人はそれが正しい発想だと思う。実は珍しい鳥で冠羽が開くときれいなんですというと納得してもらえた。

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 広い公園でどの辺にいのかは全くわからないので、とにかくカメラを持っている人に聞くと、昨日はここなので、ここで待ってるという。

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 羽のある鳥のことだからどこに出没するかはわからない。そのうちに民家の近くに出ているという情報が流れ移動する。

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 初めて見るその鳥は畑の真ん中の草地にいるので、枯れた草で擬態色に近くなってしまいわかりづらい。

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 とにかく初対面なのでファインダーに収めてからゆっくりと場所をかえてみるが、背景はあまりよくない。

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 それでも冠羽を開いて見せてくれたり、小さな花があるところを移動したりする。背景がはっきりしないのでピントが今一つ満足しないが、ライファーをファインダーに収めることができた。

 

 

 

セッカ    朝の陽射しを浴びて

 陽の出が早くなりはじめ、太陽が少しづつ東寄りに移動してくる。いつもの河原に向かうと目線に太陽がまぶしく光る。

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 河原を下流に向けて歩いていると、逆光気味の枯草の幹に野鳥たちのシルエットが浮かぶ。

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 ホオジロの小さな群れが飛び立って下流へと姿を消す。光る水面にはキセキレイがスイングするように飛び交う。

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 けもの道のような踏み跡をたどって中州の先端まで行くと、流れの弱くなった水たまりにコガモの群れが見える。

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 ここから太陽を背にして上流へと引き返す。今度は順光になるので鳥たちの姿がよく見える。

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 倒れた葦の幹の上にいるのはアオジのペアー。その近くにはセッカの姿、足を広げた得意のセッカとまりを見せてくれる。

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 叢の中に降りては餌を捕って再び枯草の幹にとまる。あたりを見回しては同じことを繰り返している。朝の陽射しの中逆光気味でのセッカとの出遭いである。

 

 

メジロ   やっと紅梅に

 「梅にうぐいす」 は花札の世界だけではないかと思うが、ウグイスがさえずりを始めるころには梅の季節は終わってしまう。

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 地鳴きのウグイスが梅の枝に来てくれてもどうかなとも思う。だからよほどでない限り梅にウグイスの場面に遭遇するのは難しい。

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 一般には梅の時期によく来るのはメジロで、いうなれば 「梅にウグイス色の鳥」 といえばメジロのことでわかりやすいのではないだろうか。

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 いつもこの時期に思うことである。鳥に詳しい人は間違えることはないが、この梅園でも メジロを見て 「あっ 梅にうぐいすだ!」 という声も聞こえることがある。

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 そんなことを考えながら梅園を歩いていると、珍しく紅い梅の花にメジロが取りついている。

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 白い花が好きかと思っていたがそうでもなく、紅い梅の花にも来てくれるんだと再認識した梅園散策風景である。

 

 

メジロ   白梅と

 この季節になるとウメジロと言って梅の花にやってくるメジロを題材にすることが多い。

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 集団で梅林の中を移動するメジロは、忙しく動き回っては花の蜜を吸う。背景を考えてここぞと思って狙ってもうまくいかない。

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 ただ白い花だけでは面白くないので、背景に紅梅を入れて紅白にしようと努力はするが、言うことを聞いてくれないのはメジロである。

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 群れで動くメジロを見ていると、比較的白い花を好んでいるようである。

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 隣に紅い花の梅の木があるにも関わらず通り抜けて白梅に向かう。

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 次から次へと梅林を飛び回るメジロは、一時間ほどすると一回りしてまた同じ梅の木にやってくる。まだ五分咲きほどの梅園の花見をしながらのウメジロショットである。

 

ルリビタキ   梅の香に誘われて

 「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花・・・・・・・・・・・」 休日の昼下がりそんな雰囲気に誘われて公園を歩いてみた。

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 快晴の西の空には真っ白な雪をかぶった富士山の頂が見える。公園の曲がりくねった坂道を上ると東屋がある。

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 その東屋のベンチに座って西の空を眺めると、丹沢山塊の後ろにその雄姿が見える。ここからは夕日のダイヤモンド富士が見られる場所である。

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 見下ろす斜面に雪があるときに、トラツグミなども姿を見せたこともあった。また、早朝の人の少ない時にはオオタカの狩り場になったこともある。

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 一休みして梅畑に向かうと、ルリビタキのブルーのきれいなオスが、梅林を飛び回って採餌をしている。

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 ルリは梅林を一回りするので、斜面の草地に座って待っているのが得策である。コースは決まっていて大体同じ枝の同じところにとまる。

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 一見梅の花を見ながらその香りを楽しんでいるのかなと思わせる雰囲気であるが、実は自分の獲物を物色している。

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 梅の枝から地面に降りて餌を捕ってはまた梅の枝に戻る。天気が良すぎるので、枝の影が映ったりしてコンディションとしてはあまりよくない。

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 贅沢は言ってられないので連写してしまうが、帰ってからの現像と編集作業が大変である。

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      最後にバイバイをするルリビタキ!

 他にたくさんいるウメジロには見向きもしないで、ウメルリだけを追いかけた公園での撮影風景である。心残りは白梅だけであったのが悔やまれるところである。

 

 

 

メジロ   雪の河津桜の戯れ Ⅱ

 雪が降ると喜ぶのは犬と子供だけだとうそぶいているが、本音は大人も楽しいのであるが、それを素直に出せない年齢になっている。

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 確かに子供のころは夕方から雪が降り始めると、明日の朝はどのくらいになるのかなと期待しながら眠ったものである。

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 しんしんと降る雪は音を吸収するのか静かな夜を演出する。時々目を覚まし結露した窓越しに外を眺めて、雪が降り続いていると安心して眠りにつく。

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 次の朝は誰よりも早く起きて、真っ白な踏み跡のない雪に長靴を履いて第一歩を踏みしめる。

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 冷え込んだ朝のパウダースノウに飛び込んでごろごろと転がって雪の感触を楽しんだものである。

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 そんな雪ではないが、桜と雪とメジロの光景を見ながら遠き故郷の古の雪景色を思い出した早朝の鳥見人である。

メジロ   雪の河津桜の戯れ Ⅰ

 立春を過ぎて早咲きの河津桜が咲き始めたというのに、白いものが落ちてきてそのピンクの花に綿帽子のようにかぶさっている。

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 西日本の大雪の便りは聞いていたが、その一部が関東にも及んでピンクの桜の花に白い雪を演出してくれている。

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 その白い柔らかな雪をかぶった桜の花にメジロたちがたくさん来て、採餌に夢中である。

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 見ると小さな横枝には雪が残って、雰囲気的にはよいムードではある。その花の蜜を吸いながらメジロが忙しく動き回る。

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 体が軽いのか両足で小枝をつかんで、逆さまになったりしながら次から次へ花から花へととびまわる。

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 早朝の冷え込みから陽が上り、小枝の雪が溶けはじめて水滴となって落ちる。そんな風情を楽しむことができた雪の河津桜とメジロの風景である。

アトリ   集団の朝食

 アトリの当たり年といわれるように今シーズンはアトリがどこにもいる。その年に姿が見えない時は少し遠い公園まで足を延ばしてファインダーに収めていたものである。

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 鳥は羽があるのと気象条件や自然環境が変わると、その環境に対応するように生活環境を変えるので、今を大事にしておかないと後悔するかもしれない。

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 最近はカシラダカがレッドリストに載るだろうといわれている。今はそんな危機感を感じないように公園や河川敷には姿を見せる。

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 さらにここ数年スズメの数が大きく減少しているといわれているので、その対象になるかもしれない。

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 スズメは留鳥なのでいつでも姿は見ることができるが、そのうちにレッドリストに載るようになる可能性もある。

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 そういう意味では、今シーズンのアトリは機会があれば、その姿をファインダーに収めておいた方がよいような気がする。

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 今朝の公園は比較的静かで、最初に出遭ったのがこのアトリである。朝陽を浴びて枝から枝へと飛びまわって、嘴を汚して採餌に夢中な姿である。

 

 

ノスリ   見事な飛翔

 猛禽類の中でもノスリはトビに次いであまり人気はないが、見方によってはその魅力的な部分も見つけることができる。

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 河原で白の強いノスリに遭ったが、だるまさんのような丸い頭とやさしそうな眼はほかの猛禽類には少ない容貌である。

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 飛翔姿の羽を広げたところを見上げると、逆光気味の光に透ける羽はきれいにそろっていて若い成鳥かなと思う。

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 時々ホバリングをして獲物を探しているが、うまく見つからないらしく草地の上を一回りしながら上空へと上がっていく。

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 やがて姿が見えなくなってどこかへ飛んで行ってしまったのかと思っていると、いつの間に戻ったのか、枯れた葦原にある止まり木にその姿はある。

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 狙いはハタネズミでネズミしか食べないといわれるように大好物であるらしい。そんなところからあまり人気がないのかもしれない。

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 そうは言ってもネズミを大好物にしているのはフクロウ類もその通りであるが、フクロウの仲間はその愛くるしい目と愛嬌のある顔が人気である。

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 一般的には不人気なノスリではあるが、個人的には好きな猛禽類の一種である。そのノスリの見事な飛翔を見上げながら、これもまた獲物を獲るところを期待している昼下がりの河川敷である。

 

オオワシ   トビとのモビング

 激しく上空で行われるカラスとオオタカのモビングを見ていたオオワシは、目の前を横切るトビが気に入らないようである。

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 トビは自分の縄張りだといわんばかりに、近くの枯れ枝にとまってオオワシをにらんでいる。また別のトビはその上で、そのオオワシの頭上の枝から上から目線で見下ろしている。

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 そんな煩わしさに嫌気がさしたらしくゆっくりと飛び出すと、トビがモビングをかけてくる。本気を出せば負けないオオワシは、それを軽くあしらいながらさらに視野の広がる別の樹木へと移動する。

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 上から攻めるトビを下から見上げながら飛ぶオオワシの姿は、いかにも雄大で日本で一番大きな猛禽類の姿であることを見せつけているようである。

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 黒い大きな翼と白い尾羽、黄色の大きな嘴は青い空の中でもきれいに映る。獲物のいる湖を見下ろせる樹木の天辺にとまったオオワシの次の行動を期待して待つことにする。

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 晴れ渡った湖水にはコガモやヒドリガモ、オオバンなどが小さく揺れる波にのんびりと浮かんでいる。上空からオオワシにお持ち帰りされないようにと声をかけたくなる。

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      樹木への飛び着き

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       何をお持ち帰りにしようかな?

 と、言いつつもその瞬間を期待している自分がいる。湖水でのオオワシの狩りの場面を待つべく、三脚でカメラを構えた人たちが湖畔にたくさん並んでいる。バーダーの想いは皆同じなのかなと思いつつその挙動を待っているのである。

コミミズク   狩りを期待して

 深い草地の止まり木のコミミズクは、上を見たり、後ろを振り返ったりして周りを見回して天敵を警戒しながら獲物を探している。

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 やがてそこを飛び出すと草地の低い上空を飛び回って、顔と目ををキョロキョロと動かしながら獲物を物色している。

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 傍で見ているものとしては、あれであの小さなネズミなどを見つけられるのだから、よほど動体視力が発達しているのだろうと思う。

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 細い止まり木にいったん止まってしばらく周りの様子を確認した後は、飛び出して河原の草地の上を飛び回る。まだ一羽なのでバトルも期待したいところだが、ほかの個体は出動が遅い。

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 午後五時頃まで待てれば面白い場面も見られるのだろうが、こちらにも都合がある。逸る心中、河原の冷気を受けながら鳥待ちで空を見上げる。

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 構図としては、土手の緑の草の上を遠くの山々を背景に飛んでくれると、満足な絵になるのだがと思いつつ追いかけるのは後ろ姿になっている。

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 狩りの瞬間を期待してその場面を待つが、そのウォームアップなのかのんびりと飛んでるだけで、なかなか飛び込んでくれない。

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 陽はかなり西に傾き、長くなったとはいえ早くも帳が降りようとしている。制約された時間の中で、狩りの成功を期待しながら待っているコミミズクの飛翔姿である。

 

 

オオワシ   湖を見下ろして

 一日中同じところに座って鳥を待つという鳥見族ではないので、なかなか思うような良い瞬間がファインダーに入らない。

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      湖上を見つめるオオワシ

 今シーズン二度目のオオワシポイントに足を向けた。山の端の低い位置から大きな朝陽が顔を出す時間に背を丸めながらその飛び出しを待つ。

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      大きなあくびも

 今回は塒から出てきて比較的枝被りの少ない良い場所にその姿はある。顔は動かすが体はほとんど動かさずにじっと湖を眺めている。

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      そろそろかとお尻を上げた

 時々ストレッチをしたり頭を低くするので、それ飛び出しかと緊張するが、フェイントだけの場合が多い。

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       白い糸は糞(正確には尿)

 時間がたつにつれてバーダーが多くなり、山を見上げてはどこにいるんですかと聞いてくる。

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 この瞬間が曲者で意外とこういう時間帯に飛び出すことが多いのである。目を離さずに場所を教えてあげるが、こちとらは日の出前から待ってるんだからと思ってしまう。

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      上にいるのはトビ

 じっと双眼鏡をのぞきながら見ていると、少し動きがあったので期待したが、なんと大きな糸を引いたような白い糞である。

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 それでもいつも糞をすると飛び出すことが多いのでじっと待ってみる。しかし、まだ動かないのでしびれを切らして引き上げようかと動き出すと、またどこにいるんですかという質問。

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       ストレッチをしたから・・・・・

 指をさして教えていると、その瞬間ついに飛び出しあわててカメラを構えるが、その時には一歩遅れてしまった。

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       ポーカーフェイスで     

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       飛翔へ

 やはりこういう瞬間を見逃してはいけない集中するんだと、言い聞かせた見逃したオオワシの飛び出しの一瞬である。「運は一瞬、縁は一生」という教訓である。

 

ニホンイタチ   目つきはかわいらしいが

 イタチの天敵といえば鷲や鷹、フクロウなどの猛禽類である。猛禽類の飛ぶ草地には必ずそういう小動物がいる。

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 ハタネズミやアカネズミなどもその類である。それを狙っているのはコミミズクであるが、イタチやキツネなども大好物である。

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 コミミズクの待ち時間はそのイタチやキツネを狙って待っている。草地と上空と両にらみで、目を離すと見逃してしまう。

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 そんな中低い草地と高い枯草の間に胴長のイタチの姿が見える。草から草へと飛ぶように潜ってしまうので、その瞬間を待っていると・・・・・。

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 追いかけていた獲物を見逃してがしてしまったのか、得意の両手をだらんと下げたような立ちポーズを見せてくれた。

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 低い耳とクルッとした目はかわいらしさを見せるが、少しとがった口で歯をむき出しにすると怖さを感じる。

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             ハタネズミだ! ソレッエイヤッと!

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       戦果はいかに?

 でもその姿は、毛皮や尾が立派な商品になるといわれるだけあって、きれいな色をしている。コミミズクを待つ間の毛皮品評会である。

 

 

 

コミミズク   止まりものだけど

 風が強すぎると飛ばないといわれて、コミミズクの飛び出しを待っていると、早ければ11時ごろから遅いと5時ごろになるという話である。

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 相手にも都合があるだろうから待つしかないので、その出現を待つことにする。塒に近いところへと移動してその姿を待つ。

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雲が多めの空であるが、西に傾き始めた太陽の光が差し込む河原の枯れ野に、それらしき姿が現れる。

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 低い枯れた叢から飛び出したコミミズクの姿が逆光気味の光の中にシルエットで見える。

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 少し近くに移動してその飛び出しの瞬間を狙うべく待ち構える。首はくるくるとよく回して周りを見ているが、なかなか動かない。

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 太陽に黄色のきれいな目が光り、時折耳をたてて警戒心を見せる。上空の雲は厚くなりはじめ、雲間に漏れた光がスポットのようにコミミズクを照らす。

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 それでも2時には飛び出してくれたので、まずは止まりもののコミミズクの観察から始めることにしよう。

 

 

シロハラ   公園で考える

 お腹が白いからシロハラと単純明快な命名である。アカハラもそれに同じでわかりやすい。

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 こういうわかりやすい名前が一番いいと思う。名前でいうと最近の子供たちの名前の難しいことこの上ない。

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 学校などで表彰状とか卒業証書など読み上げる時は、必ず振り仮名がないと正しく読めないのではないかと心配してしまう。

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 パソコンなどの漢字変換でも一度では変換できない。そういう意味では昔の名前はわかりやすかったと思う。

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 男の子なら太郎、長男なら一郎、次男は次郎、女の子でも花子、とか春に生まれると春子、秋だと秋子である。

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 将来政治家などで選挙に出るなら、単純で覚えやすい名前の方が有利である。だから政治家の名前を見てみるとそういう名前の人が多かった。

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 公園を歩きながら、シロハラの鳴き声を聞いて名前について考えてみた。そういう我が家の孫も難しい名前を付けて居るが、将来は何になるのだろうと思う公園散歩である。

ルリビタキ  わたしもいるよ

 公園を賑わす主役をファインダーに収めて、成果があったので少し満足してその場を後にしようと急ぎ足で歩いていると、地上を飛び跳ねている野鳥の影。

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 無視して通り過ぎようとすると、「私もここにいるよ」 と言わんばかりに、大きな樹木の幹に出た小枝に止まってポーズをとるルリビタキのメスである。

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 尾羽を少し広げて横顔を見せるあたりはさすがに、かわいさを見せるメスの仕草かなと思う。

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 そのうちに隣の小枝に飛び移って全身を誇示している。ブルーのオスのきれいさも華やかであるが、メスの控えめな容姿も魅力的である。

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 今シーズンも7個体ほどの姿を見ているが、オスはこの公園の高台ではあまり見かけていない。脇役になってしまったルリビタキも、そのうちにまた主役の座を取り返す日も来ることだろう公園風景である。

 

アトリ    枝とまりのおすまし

 大きな群れで移動するアトリ、昨年のアトリは全数が栃木に降りてしまったようでわが公園では姿はなかった。

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 以前にこの公園に来たのは4年前だと記憶する。そんな周期を考えると今シーズンの出遭いは無駄にはできない。

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 晩秋に数百羽の群れで上空を旋回していた時は、ケヤキの高いところで採餌をしていて、なかなか目線には降りてきてくれなかった。

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 人慣れもして小集団に分かれたアトリたちは、最近地面には降りるし人の気配がすると飛び立ってしまうが、しばらく待っているとまた同じところに降りてくる身近な野鳥になっている。

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 今日の公園では目線の横枝にウソと共存の場面である。こちらもオスとメスが何か意識をしている動きであるが、ウソに追いかけられ邪魔をされている雰囲気が見える。

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      背景がもう少し?

 おいしい餌場は簡単には渡せないよというところか、追われたアトリのオスは一羽寂しく枝どまりの後ろ姿を見せている。負け惜しみのおすましスタイルの感じである。

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 身近になったアトリはさらにつぼみが開き始めた梅の枝で、地鳴きの鶯をさておいてこれ見よがしに雰囲気を出してくれた。

 

アカウソ   恋の芽生え

  公園を歩いていると、高台の広場の目線の位置にアカウソの小さな群れがいる。秋から冬は鳥たちの恋の季節。

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       メスを見つめるオス

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 のど元が赤くお腹まで薄紅色のオスが、じっと一点を見つめている。その先には美形のメスの姿。

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      ポーカーフェイスで意識している♀

 グレーと黒と白のはねを見せるメスは地味でシックでなかなか魅力的である。それぞれ逆さになったり、お尻を見せたりしながらも採餌に夢中である。

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 色気より食い気という雰囲気を見せる。そのオスのパフォーマンスも何かメスに盛んにアピールしているようにも見える。

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 そのうちにオスがメスの近くに飛んで、何か口説き始めたようであるが、それを無視するメス。

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      緊張していつもより赤い頬

 オスの口説き文句は 「♪夜明けのコーヒー二人で飲もうよ♪」 と言ってる雰囲気。

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      嬉しさにさらに赤くなってる

 見ているとなんかOKサインをもらったようで、オスはメスの前ではしゃいで餌を採り始めた。

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      ワーイ ワーイ

 そのうち有頂天になってメスの周りを飛び回り、恋の実った喜びを仲間に伝えているようすである。

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     バンザーイ

  アカウソの寒空の下での恋の季節をのぞき見した公園風景である。

 

 

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