セッカ 朝の陽射しを浴びて
陽の出が早くなりはじめ、太陽が少しづつ東寄りに移動してくる。いつもの河原に向かうと目線に太陽がまぶしく光る。
河原を下流に向けて歩いていると、逆光気味の枯草の幹に野鳥たちのシルエットが浮かぶ。
ホオジロの小さな群れが飛び立って下流へと姿を消す。光る水面にはキセキレイがスイングするように飛び交う。
けもの道のような踏み跡をたどって中州の先端まで行くと、流れの弱くなった水たまりにコガモの群れが見える。
ここから太陽を背にして上流へと引き返す。今度は順光になるので鳥たちの姿がよく見える。
倒れた葦の幹の上にいるのはアオジのペアー。その近くにはセッカの姿、足を広げた得意のセッカとまりを見せてくれる。
叢の中に降りては餌を捕って再び枯草の幹にとまる。あたりを見回しては同じことを繰り返している。朝の陽射しの中逆光気味でのセッカとの出遭いである。
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