メジロ 雪の河津桜の戯れ Ⅰ
立春を過ぎて早咲きの河津桜が咲き始めたというのに、白いものが落ちてきてそのピンクの花に綿帽子のようにかぶさっている。
西日本の大雪の便りは聞いていたが、その一部が関東にも及んでピンクの桜の花に白い雪を演出してくれている。
その白い柔らかな雪をかぶった桜の花にメジロたちがたくさん来て、採餌に夢中である。
見ると小さな横枝には雪が残って、雰囲気的にはよいムードではある。その花の蜜を吸いながらメジロが忙しく動き回る。
体が軽いのか両足で小枝をつかんで、逆さまになったりしながら次から次へ花から花へととびまわる。
早朝の冷え込みから陽が上り、小枝の雪が溶けはじめて水滴となって落ちる。そんな風情を楽しむことができた雪の河津桜とメジロの風景である。
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