ヤマガラ ヒヨドリと仲良し
公園の落ち葉を踏みしめながら雑木林の散策路を歩くと、左手の傾斜地の小枝に大きなヒヨドリの姿と小さなヤマガラの影が見える。
ヒヨドリはヤマウグイスカズラの小枝で、春の訪れを感じさせる小さなピンクの花を楽しんでいるように見える。
その下の散策路ではヤマガラの小さな群れが、落ち葉をかき分けて餌探しをしている。
ヤマガラを見ると今でも ”おみくじ鳥” という人がいる。ヤマガラがおみくじを引く場面を見たことはないが、文献を見ると学習能力が高いのでいろいろな芸を仕込むことができたらしい。
江戸時代には寺や神社でおみくじを引かせて見せたようである。その後鳥獣保護法が制定され、現実には見たことがないので知識として知るだけであるが、1980年代頃まで行われていたとも聞く。
鳥たちは視力や張力などが鋭敏で、人以上のかなりの能力を持っているようである。
最近の神社仏閣でも、おみくじの自動販売機が置いてあったりして、情緒のない殺風景な雰囲気を感じさせる。今でこそヤマガラにおみくじを引いてもらった方がご利益があるような気がするけどどうだろうか。
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