ヨシガモ 見事なナポレオンハット
ヨシガモを漢字で書くと葦鴨と書く。葦は葦原のことで本来はアシハラと読むが、アシは悪し(アシ)に通ずるということで、ヨシハラと読ませることからヨシガモと呼ばれる。
植物性のものを主食にしているので、湖岸や川べりなど淡水域に生息する。今シーズンは例年になくどこでもヨシガモがよく見られた。
昨日今日と暖かくなってきたが、それまでは気温が低かったので、旅立ちを遅らせたのか結構遅くまでその姿を見せてくれる。
桜もマスコミでは東京は満開だと伝えられるが、実際はまだ三分咲きだったりする。これは何故かと調べてみると、開花の標準木があってその開花度合いを見ているという。
全国的に見ても桜の開花は遅れているようで、それだけ気温は平年より低かったということになる。
その分北に向かうべく鳥たちもゆっくりと過ごすことができたのだろう。ナポレオンハットで有名なヨシガモの頭の輝きも光の受け方でずいぶん違う。お蔭さまでヨシガモのそのきれいな金属光沢の姿を遅くまで見られたことに感謝しよう。
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管理人さん、こんばんは、雑学を交えた写真日記には個性を感じます。ヨシガモの名前の由来は、初めて知りました。雄の緑色の頭は、引き立ちますよね。
多摩市内では、今日あたりずいぶん咲いたように見えます。桜ヶ丘公園は、日曜日には、まだ蕾という段階でした。咲いていないにも関わらず、桜祭を行っていたので、不思議に思いました。
今後も更新を楽しみにしています。
投稿: 多摩の野鳥ファン | 2017年4月 5日 (水) 19時53分