サンコウチョウ Ⅳ 恋人募集中
メスは到着したが成鳥に相手をとられている若鳥たちは、まだまだお相手が見つからずに青葉の中を飛び回る。
長い飾りの尾羽が特徴であるが、これも成鳥になるにしたがって長くなるのだろうか、そうすると少し短く見えるのはまだ若いのかもしれない。
そういう目線で見てみると、確かに飾りの尾羽が長い個体ほど、ペアリングの比率が高いような気がする。
やはり鳥の世界でも先輩には席を譲る精神が残っているのだろう。見習わなければならない場面である。
最近は初対面の小学生でもいわゆる”ため口”を聞く。最初に聞いたときは、最近の教育はどうなっているのかと疑問に思ったものである。
お相手を探して森の中を飛び回るサンコウチョウを見ながら、そんなことを考えている青葉茂る森の中である。
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