セッカ Ⅲ 花と飛びもの
セッカといえば、セッカ止まりで有名なほどその草木の茎の止まり方は独特である。
一本の茎に止まるのは野鳥であれば同じであるが、二本ならんで立った茎に、うまく両足を広げて止まるのがセッカ止まりである。
今朝はセイヨウカラシナの茎なのでなかなかその姿は見られない。それではということで飛びものを要求してきた。
飛びものといえば、猛禽類が勇猛果敢に獲物を狙うときとか、優雅に大空を飛んでいる姿が定番である。
小さなセッカが飛ぶスタイルが絵になるかどうか、本人(鳥)が満足するようにとりあえず挑戦してみることにする。
その気になったのかいろいろな方向に飛び出してくれる。上空に向かって飛んだり、花から花へと渡ったりと、よいパフォーマンスを見せる。
天気も良い、花も満開で申し分なしとくれば、あとはカメラマンの腕だけになる。最近のカメラはよくできているので、シャッターチャンスだけが責任重大になる。
ちょっとピンあまだけど、モデルさんには許してもらうことにしよう。
そんなこんなで満開のセイヨウカラシナの群生地で、セッカが遊んでくれた小一時間である。
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