ツミ 巣立った兄弟たち
最初の巣材運びの場所から子供たちの環境を考えて、新たに設けた新居で無事にツミの雛たちが巣立った。
営巣場所の外の枝で親の給餌を待っている巣立ち雛は4羽確認できるが、まだ1羽巣に残っているらしい。
それが確認できれば5羽の育雛だったという大変な快挙である。毎年この公園で営巣しているが、昨年は4羽だった。
雛の一番かわいく見えるのは、白いもふもふの産毛で親の給餌を待って、背伸びをする姿である。
今シーズンも元気な長男から小さい末っ子まで元気な姿を見せてくれた。巣立ちをして巣の近くの樹木の横枝にいる姿は、鋭い目の輝きとくちばしは一人前だが、しぐさはまだ幼い。
そのしぐさを見ていると、羽を伸ばすストレッチや羽繕いなどはいっぱしに見えるが、親が獲物を持ってきたときは、まさに幼鳥の甘えのスタイルである。
この森で一人で狩りができるようになると、またにぎやかになる。梅雨の晴れ間、子供たちの飛び交う間は、結構楽しませてくれることだろうことを期待するツミの森である。
« ホトトギス 早朝のさえずり | トップページ | アオバズク 今シーズンも »
コメント