アカショウビン Ⅳ その飛翔
早朝から長い時間その出現を待っていたが、待った甲斐があってあちらの枝、こちらの枝と、いろいろ飛び回って楽しませてくれる。
やはり千両役者というのか首を長くして待っていたからか、登場するとそれなりに待っていた時間を忘れさせてくれる。
いわゆる期待に応えてくれているなと思える。紅いくちばしと赤褐色の体であるが、背中に水色の部分があるのが特徴である。
それは羽を広げて飛んでくれないとよく見えない部分である。それを見てくれと言ってるのか、こちらに向かって来たりする。
見えるのは背中なので向かい鳥では見えない。それとも向かってくるのは、少しストレスがたまって、カメラを持った人を牽制しているのかなとも思える。
背中のブルーが少し見える
待ち時間の割には飛翔の場面は数分であるが、あまり迷惑をかけてはいけないので、ほどほどのところで引き上げることにした。それでも数年ぶりのアカショウビンとの出遭いは帰路の足を軽やかにしてくれた。
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