ブッポウソウ Ⅱ 飛翔
にぎやかに鳴いていたブッポウソウが飛び出したので、歓迎してくれているのかと思ったらそうでもない。
レンズを向けたので、警戒心から子供を守るための威嚇飛行のようである。刺激を与えてはいけないので、遠慮しながら飛翔姿を。
大きく羽を広げるとその白い斑がブルーの羽によく映える。飛翔姿はきれいだが、その鳴き声はあまりほめられたものではない。
「ゲッゲッゲッ・・・・・・」と、その姿からは想像できない鳴き方をすると思ってるのは私だけだろうか。
それも飛び交っているうちはよいけれども、樹木の中に入ってしまうと鳴き声は聞こえるが姿を探すのが難しいという逆光の森。
出会えただけでもラッキーだというのに、会えば会えたでさらに欲望は高まる。でもこれが人間成長の原典なのだからと慰めながら鳥を追う。
それでも、出会えた満足感で、暑さも忘れて追いかけていたブッポウソウの森である。
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