コアジサシ Ⅱ 餌獲り
垂直に急降下から水中での獲物を獲る。かなり距離はあるので鮮明に表現できないのが残念である。
水面をツバメのようにすいすいと飛んでいたかと思うと、ホバリングをして一気に急降下する。
水中に潜ったかと思うと水面に姿を現し、その黄色の嘴に小魚の獲物を銜えている。よくあの高さから小さな魚が見えるものである。
見ていると飛び込んだ瞬間に魚は散ってしまうと思うが、それをよく捕まえることができるものだと感心する。
魚にしてみれば水中の敵を警戒して泳いでいるので、まさか空から狙われるとは思ってもいないのかもしれない。
よく池などでも小魚が群れを成して泳いでいる時、覗いて影を見せると一気に散らばってしまう光景を見ることがある。
そういった危機感を魚に感じさせないで飛び込むコアジサシの漁は、素晴らしいものだと思う。
梅雨の晴れ間のコアジサシの飛び込みを見ながら、一服の涼を楽しんでいる河畔である。
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