ダイサギ 飛翔
長い鳥日照りもそろそろかと思いながら、久しぶりに河原に行ってみた。相変わらず陽射しは強いが、空にある雲は秋を思わせるようになってきた。
対岸の崖の上の方ではカラスがにぎやかに鳴いているので、ひょっとすると猛禽でもと淡い期待を持つ。
双眼鏡で東の空を見るとかなり遠くに上昇気流に乗って飛んでいるのはトビである。さらに探してみるとゴマ粒ほどの姿に見えるのは他の猛禽か。
視点を下げて見回すと双眼鏡に入ってきたのは、サギたちの休憩風景である。川の流れに横倒しになった大木に白い姿が数羽。
見ていると何か天敵が現れたのか、それとも釣り人が動いたのか一斉に飛び立った。
そのうちの数羽が上流へと向かってくる。狙いの鳥の姿が見えないので、手持無沙汰からレンズを合わせてみる。
一斉に飛び立ったダイサギが、ゆっくりと羽ばたきながら川の上を上流へと向かってくる。真っ白なその飛翔姿はなかなか見ごたえがある。でも何か足りないなと思いながら、レンズを覗いているダイサギの飛翔姿である
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