イカル 幼鳥たちの群れ
台風一過の青空の河原で強い陽射しを浴びながら、桜並木にツツドリを期待して待っている。
樹木の奥の方で動く鳥の姿が見えると、おおいにそれを期待して待ってしまう。よく見ると数羽の群れのようなので違う鳥である。
この期待感が大きければ大きいほど、目当ての鳥でない場合の落胆も大きい。あわよくばコムクドリかと思ったがそれも違うようである。
忙しく動き回るが、見えるところに出てきたときによく見ると、どうもイカルのようである。イカルのイメージは黄色の大きな嘴に黒い頭、グレーの背中にブルーをあしらっている。
枝葉の間によく見ると、頭が黒くなくまだら模様で顔つきがあまりよくない。採餌に忙しく葉陰でよく見えないが、イカルの幼鳥である。
小さな芽のようなものを口にしている。嘴が汚れると一人前に止まっている足元の枝にこすり付けて、その汚れをぬぐっている。ツツドリ現れずイカルの幼鳥との出遭いで我慢した場面である。
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