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2017年10月

シロハラゴジュウカラ   紅葉の採餌

 枯葉を踏み樹木の紅葉を見上げながら歩いていると、早朝の静かな公園に聞きなれない鳥の鳴き声が響き渡る。

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 でもどこかで聞いたことのある鳴き声である。なんだったかなと思いだし、考えながら鳴き声の聞こえる樹木にその姿を探して近づく。

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 すると目の前を横切るグレーの鳥の姿。素早く飛翔姿を目で追って止まった枝に視線を向けると、なんとゴジュウカラではないか。

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 よく見るとゴジュウカラにしては色が白く見える。そういえば北の国のゴジュウカラは亜種で、シロハラゴジュウカラと呼ばれているのを思い出した。

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 そんな目線で見てみると、お腹の部分が白いかなと改めて見直してみた。これもまた人慣れしているというより、人通りの少ない公園で人と自然が融合しているような雰囲気を感じさせ、結構近くまでやってくる。

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 背景が赤や黄色の樹木の葉が入るので、その姿が引き立ってよく見える。唯一逆さに歩く鳥として知られているが、こんな身近で出遭うとは思ってもいなかったうれしい光景である。

 

オシドリ  Ⅱ  優雅なメス

 子育てを終わったばかりのオシドリのメスが、秋色に染まった森の池の水面を滑るようにのんびりと動いている。

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 その動く周りの水の波紋が朝の陽の光できれいに見える。池に映る紅葉の色が波紋の動きに揺れてそのグラデュエーションが見事である。

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 一般に鳥の世界はオスがきれいに着飾ってメスが地味な装いであるが、オシドリの世界はさらにオスはきらびやかというほどきれいである。

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 一方メスはそれほどでもないが、比較すると地味である。地味ではあるが落ち着いたスタイルで、控えめな装いとやさしい目をしているので好きな鳥である。特に目元が優しい雰囲気を見せる。

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 こんな光景を見せびらかして相手を探しているのかと感心する。オシドリのペアーは一シーズンだけなので来シーズンの伴侶探しというところか。

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 オシドリの地味で控えめなメスが華やかに見える、秋色に染まる森の早朝の公園散歩風景である。

 

オシドリ   秋色の池

 色づいた樹木の葉が落ち始めた池の水面は、鏡面のように静かである。朝陽が反射してその水面の落ち葉が白く光る。

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 静かな水面に波紋を起こして滑るように近づいてくるのは、オシドリのオスである。出会うたびに思うことはいつも同じで、どうしてこんなにきれいな姿なんだろうということである。

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 独り占めしないで少しカラスにでも分けてあげればよいのでは、と思うのは余計なお世話だといわれそうである。

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 子育ても終わってのんびりしている親鳥。近くにはオシドリの幼鳥たちが数多く池の端で首をすくめている。

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 この公園のオシドリたちは、人なれしているのか池から上がって枯葉の散る公園内を歩いたりする。

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 水面をゆっくり泳ぐフィギュアスケーターのような優雅さが、地上をお尻を左右に振りながら歩く姿はかわいくもあり滑稽にも見える。

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 本土でもオシドリがわたってくる時期になっているが、一足早く秋色に染まる北の国の公園でのオシドリとの出遭いである。

 

エゾリス  Ⅱ 味覚の秋 

 木の実がたくさん落ちているのか公園のエゾリスは忙しそうに動き回る。普通のリスは秋になると冬眠の準備をするので木の実を集める。

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 エゾリスは冬眠はしないと聞いているので、そんなに忙しく走り回らないでもいいのではと思ってしまう。

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 巣穴は樹木の樹洞などに作るので、飛び回っていると思うと枝の分かれ目のくぼんだ穴に入ることもある。

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       天敵が去るまでこのスタイル続行

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 すでに巣穴にしているのか、これから越冬のための巣穴を探しているのか、体を隠して頭だけを出すこともある。

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 動いているときはふさふさした尾を立てていると見栄えがするが、素早く動くときは一見大きなネズミのようであまり関心しない。

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 警戒心を持ったときは動きを止めて、じっとしている。そんな時はシャッターチャンスにはなるが、ポーズが同じになってしまう。

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 それでも顔を出したりしたときは結構かわいい表情を見せるので、飽きないで追いかけることができる。

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 一匹のリスをずっと追いかけていると、意外と遠くに行ってしまうわけではなく、見える範囲で樹木に上ったり下りたりと動き回るので、結構楽しめる公園である。

 

エゾリス   秋色の公園で

 北の国の公園はすでに紅葉が始まって、早くも落ち始めた枯葉を踏む音が耳に響くようになる。

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 そんな枯葉の間を小さな動物が動き回る。木に登ったり、枝から枝へと飛び移るときはまるで鳥のようなすばしこさである。

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 エゾリスの朝食探しである。工場で出来立ての生ビールの飲み放題で、もうろうとした頭を冷やすには良い風景である。

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 しばらく歩いていると、頬をなでるさわやかな冷気と赤や黄色に染まった秋色の公園の樹木が、シャキッとした気分にしてくれる。

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 紅葉の樹木を背景に飛び回るエゾリスの姿を追いかけていると、時々止まって覗くように振り返る。

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 そうかと思うと古い木の切り株に乗って、やわらかそうなふっくらとした大きな尾をたてて、両手で見つけた餌を持って食べ始める。

 異国情緒を楽しみながらの北国の早朝の公園散歩である。

 

ホオジロ   ほど良い距離

 湖畔の土手を歩いていると、土手下の藪の上にホオジロのペアーがいる。着かず離れず程よい距離で採餌中なのか?

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 時々オスが此方をにらんではメスを心配している。大きなレンズを向けると警戒心を持ってメスをかばっているように見える。

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 最近は毎日が○○の日というぐらいにいろいろな日がある。ごろ合わせで作っているが、11月22日は 「いい夫婦」 の日だという。

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 同じ屋根の下で長年連れ添っている仲の良い夫婦が大切にしていることは、信頼と程よい距離感だといわれる。

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 因みに円満夫婦のポイントは何かというと、第一位は話をする、よく聞く(55.4%)、第二位は程よい距離感と干渉しすぎないこと(49.1%)、第三位は信頼する(44%)である。

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 仲良しのホオジロのペアーを見て、我が家を振り返ってみた。さてどうだろうと思うと、ホオジロのペアーは「そんなことは知らん」と言ったかどうか、飛び去ってしまった。

 

 

ノビタキ   やっと遭えた

 高原での夏羽のノビタキには遭いに行ったので満足していたが、南下に時期にはぜひ見送りをしたいなと待っていた。

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 いつもの河原の叢に何回も足を運んでみたが、その姿は見えなかった。ススキの穂が開き始めたので、舞台は整ったと待ってみたがその姿はない。

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 各地で聞こえてくるノビタキのコスモスどまりなどを見ていると、ススキよりもコスモスやそばの方が気に入ってるのかと思う。

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 そのうちに黄色のセイタカアワダチソウが花を開き始めた。今度は何が邪魔をするかというと天候である。

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 どうも今シーズンはノビタキとの縁は薄いように感じる。そんな時、ほかの鳥を待って居ると目の前に姿を見せたのは、満開のセイタカアワダチソウにノビタキである。

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 すっかり冬羽に変身したノビタキが、黄色の花に埋もれるように遊んでいる。今シーズンは縁がないと思っていたので、やっと遭えたその出遭いはうれしいものである。

 

ノゴマ  Ⅱ   草鞋を脱いでゆっくりと

 「キョロキリ、キョロキリ、キーキョロキーチリリ」 と雨に濡れた緑の灌木の上から聞こえてくる。

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 珍しい鳴き声なのでよく見るとノゴマである。ノゴマは野(原野)にいるコマドリということからノゴマと命名されたという。

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 まさしく尾羽を立てたスタイルはコマドリのそれによく似ている。この類の鳥たちは足長に見えて結構スタイルが良い。

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 仲間としてはコルリなどがそうであるが、コルリの場合は全身が青くおなかが白いのでよくわかる。

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 ノゴマはオスの喉元の赤いのがポイントになるので、後姿やメスなどはちょっと見たところでは判別がつかない。この喉元の赤と白が良いのである。

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 喉のアカが鮮やかだとうれしくなるものである。毎シーズン南下の途中の滞在時間が少ないので、ゆっくりと草鞋を脱いでくつろいでいってほしいと思うノゴマの鳥見風景である。

ノゴマ  喉元日の丸のさえずり

 秋の長雨を一気に吹き飛ばしたかのような大型台風の通過、各地に大きな被害をもたらしてはいるが、久しぶりの青空を見せてくれた。

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 朝の通勤電車で渡る河川はどこも満水の濁り水が流れ、河川敷の公園をすっかり川にしてしまっている。

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 かなりの雨が降ったようである。天気予報では関東地方には早朝の上陸といわれていたので、通勤を心配していたがそうでもなかった。

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 台風の前の長雨の合間をぬってノゴマにあいに行ってきた。いつもは土手下の藪の中にいてなかなか姿を見せてくれないが、雨上がりにその枝の上に赤い喉元の姿を見せてくれた。

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 結構サービスがよく藪の緑の葉の高いところでポーズをとって、赤い喉元の日の丸を見せ、大きな口を開けてさえずりを聞かせてくれる。

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 この時季だからさえずりではなく単なる鳴き声なのか、結構大きな声で聞こえてくる。ノゴマのさえずりはあまり聞いたことがないので、なぜか新鮮に聞こえる。

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 この台風一過の秋晴れの青空の下で聞くことができたら、素晴らしかっただろうと思いつつ青空を見上げているところである。

 

 

 

ツミ   南下を忘れた?

 秋の鷹柱の時季も過ぎて南へ移動する猛禽類は姿を見せなくなっているが、わが公園ではツミの幼鳥が元気に飛び回っている。

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 今シーズンは4羽ほどが巣立ってにぎやかであった森も、静かになったかと思っているとそうでもない。

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 いまだに3羽の幼鳥たちが鳴きながら飛びまわっている。聞くところによるとほかの公園でもツミの姿が見られるようである。

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 今までは巣立って一人前になると、生まれた場所からほかに移動して活動していたものが、生誕地が気に入ったのかいまだに居ついている。

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 これも地球温暖化の影響なのか、南下を忘れてしまったようにも見える。それともこれから一気に旅立ちをするのだろうか?

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 ここ数日の冷え込みが、ツミの行動にどういう影響を与えるのかが興味深いところである。越冬する姿もまた楽しみの一つであるが、いずれにしても来シーズンも元気な姿を見たいものである。

メジロガモ   羽ばたきを見せて!

 メジロといわれると普通は目の周りの白いアイリングの鳥を連想する。メジロガモと聞いた時にはそんなイメージで姿を連想した。メジロが出たのでメジロガもを!

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 ところが実際に遭遇してみるとなんと目の虹彩が白いのである。遠くで見るとその白さが目立つので、他のカモ類の中にいてもわかりやすいのはうれしい。

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      白いパンツちゃんと履いてるよ    

 しかしこういう場面に接すると、鳥の名前の付け方は統一性がないなと、再び思ってしまうのである。

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 目の赤いミヤコドリなどはメアカとは言わない。ミヤコドリは嘴も足も赤いのでこれこそメアカとでも呼んだら、命名者は褒められるかもしれない。

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 そういう観点から見るとメジロガモはお尻も白くお腹も白く、羽を広げて羽ばたきをするとそれがよくわかる。羽ばたいてみて!と思わず心の中で叫んでしまう。

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 後ろから見るとお尻の白さがよくわかり、立ち上がって羽ばたくとおなかの白いパンツがよく見える。

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 背中の白いところも見たいと思っていたら、背を向けて羽ばたいて見せてくれた。人気者だと自覚しているのかそのパフォーマンスは見事である。

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      「恥ずかしい」って言ってるのかどうか?

 ギャラリーが少ないと羽に顔をうずめて一休みの体制に入ってしまうが、カメラを持った人が増えると動き出して存在感をアピールする。

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      「ついでだからこっちも見て!」

 公園でメジロを見ていてメジロガもを思い出してしまった回顧録である。

メジロ    レストラン「クマノミズキ」

 気温が下がった雨の日でも繁盛しているレストランがある。それはレストラン「クマノミズキ」である。

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 夏日の暑い盛りには青い実をたくさんつけていたが、日が短くなって秋の気配が濃厚になってくると、青い実が熟して黒っぽくなる。

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 その時季になると実をつけている茎がサンゴ礁のように赤くなってくる。その赤色が目立って、実がついているのかいないのかわからないほどになる。

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 ちょうど旅鳥たちが一休みして、体力をつけて長旅ができるように待っているかのようになってくる。

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 その旅鳥を待っているのだが、もう旅立ってしまったのか姿が見えない。それを待っている間に来るのはメジロの群れである。

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 「メジロ君旅の仲間を連れてきて!」と言いたいぐらいによく出入りする。傘を差しながらその時を待っている雨の公園である。

 

コゲラ    負けないで

 アオゲラが来たといえば次はコゲラである。アオゲラは単独で一時間に二度ほど顔を見せるが、コゲラは群れでやってくる。

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 その群れもメジロの群れに交じっている。鳥たちがやって来てもゆっくりと木の実を食べるわけでもなく、忙しく引き上げていく。

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 それでもコゲラはまだゆっくりとしてくれるほうである。あわただしいのはメジロの動きである。

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 クマノミズキの赤いサンゴのような茎の先の青黒い実が目当てであるが、鳥たちも警戒しながらなので、表の見やすいところには出てこない。

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 それでも時々赤いサンゴのような細かい茎の間からその姿を見せてくれる。その実を咥える瞬間を狙っているのだが、敵もさるものである。

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 アオゲラには負けないで青黒い木の実を口にしている。何とか旅鳥にたくさん残してあげたい木の実であるが、その姿は一向に見当たらない公園である。

アオゲラ   人気のクマノミズキ

 雨の週末、小雨であれば出陣する。雨の日は人が少ないのではと公園を歩いてみると、そうでもなく散歩する人、カメラを持った人が多いのに驚く。

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       アオゲラ ♀

 土砂降りであればあきらめもつくが、霧雨のような降り方なのでそんなに濡れないだろうと、秋の渡りの鳥を探しに行く。

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 今シーズンはクマノミズキが豊作で、公園のあちこちで赤い幹に青黒い実がたくさんついている。

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 渡りの本命はなかなか姿を見せてくれないが、留鳥たちは入れ替わり立ち代わりミズキに入ってくる。

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 入ってくるときは群れで来るので、その中に本命がいるのではと期待感を持つが、あいにくの天気で判別に時間がかかる。

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 そんな中アオゲラが入るとわかりやすく、うまい具合に姿が見えるところに出てくれる。木の実を口にくわえたところを狙ってみるが、思うようにいかない雨模様の公園である。

 

メジロガモ  雨にも負けず

 最近の天気予報はよく当たる。当たるというより気象衛星の精度がよくなって、予報通りに雨が降ったりする。

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 今週末は雨の降る確率が90%となっている。仕事の日の雨はいとわないが、せめて休日は晴れてほしいといつも願っている。

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 案のじょう、今朝は起き掛けから窓を開けると外では雨の音がする。それでも小雨なのでしばらく様子を見ることにした。

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 週間予報では週末は秋の長雨に入り、気温も下がるという。そんなわけで先週は少し色がつくには早いが、コキアを見に行ってきた。

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 やはり青空の下での色づきが一番なので、赤く染まりだしたコキアの群生を見られたので、作戦の第一は成功した。

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 鳥見のほうでは、ライファーになるメジロガモが来てるというので、やきもきしていて週末を迎えた。

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 どうせ雨なら初日に出かけようと現地に向かった。雨で人がいないと探すのが大変だなと思いながら水辺につくと、数名の雨傘が見える。

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 レンズの向いている先を見ると、水面に浮いた水草を食べるメジロガモが、他のカモたちに交じっている。

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 目が白いのですぐわかるが、おしりと羽を広げると背中に白い羽がある。幸いにも羽をひろげてパタパタをやってくれたので、白いパンツと背中の白斑を見ることができた。なかなかきれいな姿である。雨にも負けず、鳥見を敢行した甲斐があったというものである。

 

キビタキ   いつもメスばかり

 公園の秋の渡りの鳥たちもにぎやかになってきているが、いつも出遭えるのはキビタキのメスばかりである。

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 公園を一通り歩くと約7000歩ぐらいになる。それぞれ鳥たちの餌になる木の実があるところを見てみるが、姿を見せるのはメスが多い。

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 今シーズンは公園のクマノミズキが豊作で、どこに行ってもたくさんの木の実をつけて十分に熟している。

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 健康のために一日10,000歩を目標に歩いているが、最近は歩きすぎは健康に良くないとかの説も出ている。

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 何事も年相応、体力に見合った運動が良いのはわかっている。オーバーワークはそれなりに弊害がでてくるのであろう。

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 何事も自分なりの理論と哲学を持っていないと、情報過多の時代いろいろな情報に振り回されてしまう。そんなことを考えながら歩いているうちに、きれいなオスに出遭えるだろうことを期待している公園散歩である。

 

 

 

キジ    単なる飛翔

 夏が戻ったような暑い陽射しの河原を土手の上から眺めていると、突然のキジの飛び出しがあった。

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 何かに驚いて飛び出して、対岸からこちら側の叢にもぐりこんだ。飛ぶなら飛ぶといってくれれば、向かってくるところが狙えたのだが?

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 春先の繁殖期は縄張り宣言などでけたたましく鳴くが、子育ても終わった今の時期は鳴き声が聞こえない。

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 休日の河原はアユ釣りの釣り人や、いぬの散歩、昆虫を追いかける子供たちなど結構人影は多い。

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 そんなわけで叢を静かに動いているキジがその動きに飛び出すわけであるが、突然のことが多い。

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 此岸に来たキジが葦原の中を移動したのか、河川調査の人が岸辺の叢に入ると、飛び出して対岸に向かった。

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 背後からの姿になるが、飛翔姿を追いかけてみた。警戒心を思わせる鳴き声と共に対岸の深い叢に入り、何の面白味もないキジの飛翔姿になってしまった。

コゲラ    幼鳥か

 混群に混じって飛んできたのはコゲラである。樹木の上の方から下の方に移り、そこから樹木の皮をつつきながら上の方へと進んでいく。

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 時々美味しい餌が見つかったのか嘴を樹皮深く差し込んでいる。この時期は幼鳥どうしが遊んでいるのか、追いかけまわすことが多い。

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 コゲラは外観は雌雄ほとんど同じであるが、オスは頭の横に小さな赤い斑点が見える。コゲラでもこれが見えると何か楽しくなる。

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 だからコゲラの姿を見つけたときは、オスかメスかを見極めたうえでレンズを構えることが多い。

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 特に枝が込んだところに入っているときは、その姿は見つけにくいので、大きな幹にいるときがチャンスである。

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 その意味では今朝の個体はよいところに出てくれている方である。でも頭の赤い斑点は見えないので、メスなのだろうかという公園散歩である。

 

 

モズ   高鳴きは続く

 本命を待って早朝から河原を歩いてみるが、聞こえてくるのはモズの高鳴きばかりで、他の鳥の声の聞こえない日がある。

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 秋の渡りの鳥たちは意外と静かで無口で通り過ぎることが多いので、探すのがたいへんである。

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 鳥を探すのには鳴いてくれるか、飛んでくれるかしないとただ見つけるのは至難の業である。

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 その点留鳥たちは声を出してくれるので見つけやすいが、今の時季はあまり人気がない。

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 そんな中で自己主張に忙しく大きな声を出しているのは、高鳴きを続けるモズである。縄張り宣言なので、高いところにいる。

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 この時季はオスもメスも高鳴きをして、お互いの縄張りを主張する。飛び去ってもいつの間にか同じところに戻っていることが多い。

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 高鳴きは聞こえるが、本命の姿が見えない河原の散策である。こういう日もあるかと自然相手の本命探しの鳥見である。

 

 

キビタキ   仲良しのメス

 「メスの水浴びをのぞき見」、言葉だけ聞いていると、軽犯罪法に引っ掛かって手が後ろに回ってしまう。

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 公園を歩いていると秋の渡りの鳥たちでにぎやかであるが、なかなかその姿を見せてはくれない。

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 歩き回って探すのか、水場で待っているのかというと、お互いが動き回るより待っていた方が出遭いの確率は高い。

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 ところが旅の途中で警戒心が強い。最近は水場に姿を見せるキビタキは、人に慣れてきたのかよく姿を見せる。

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 鳥は比較的オスがきれいなので、本来はキビタキのオスに遭いたいのだが、メスの水浴びで我慢することにする。

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 それでも人通りの多い昼間はあまり姿を見せないが、人が少なくなる夕方に仲よく水浴びにやってくる。ゆっくりと長旅の英気を養ってほしいと思いつつ、オスとの出遭いを期待しながらの夕暮れの公園であある。

 

 

 

メジロ   センダンレストラン

 秋晴れの公園の散策路の上を見上げると、樹木の間にすっぽりと抜けたところに、すっかり葉が落ちたセンダンの実がたわわにぶら下がっている。

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 見るからに美味しそうな木の実が青い空を背景に輝いて見える「センダンレストラン」である。

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 こんな美味しそうな木の実を鳥たちは食べないのかなと思ってみていると、メジロやシジュウカラ、エナガの混群がやってきた。

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 やはり見逃さないのだなと感心しながらも、その素早い動きをファインダーで」追いかけるのが大変である。

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 お尻や後姿では面白くないので、目はもちろんであるが、顔を見せてくれないかとか、嘴に木の実を銜えたところとか考えているが、思うようにいかないのが世の常。

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 狙いと現実のギャップが大きい写真になってしまったメジロの「センダンレストラン」の食事風景である。

ヤマガラ   木の実の貯蔵

 公園の樹木の葉も落ち始めて木の実が見立つようになると、その実を目当てにやってくる鳥たちがいる。

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 秋の公園の散策路を歩いていると、南に偏った朝陽が森の樹木の葉の間に差し込んで日陰とのコントラストが目立つ。

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 そんな森に聞こえてくるのは「ニーニー・・・・」という猫のような鳴き声のヤマガラである。

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 見ていると近くにあるエゴの木の実を採っては、枝の上で青い皮をむいて種を嘴に銜えている。

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 緑の長い茎の先にある実を採るときは、アクロバットのようなスタイルでその実にぶら下がって採る。

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             貯蔵庫に入るときは警戒をする

 採った実は近くの横枝に持って行って、器用に足でそれをしっかりつかんで、「コツコツ・・・」と音を立てながらその緑の皮をむく。

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 中から出てくる茶色の種子を嘴に銜えては、それをためておく貯蔵庫に運ぶ。その繰り返しをずっと続けている。

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 冬場に備えての食料の蓄え作業である。もう少しするとどんぐりなども落ちてくると、カケスが同じようなことをする。鳥も人と同じで冬場の食べ物の備蓄作業に忙しくなるようである。

ミサゴ   やっと獲物を

 河原の上空を通り過ぎるだけで獲物を捕って見せないミサゴは、定位置に止まってじっと動かない。

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 しびれを切らして目を離すとその隙に上流に向かったようである。それでも川面に眼を落しながら飛んでいるので、獲物をねらってはいる。

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 しばらく待っていると曇り空の中を上流方向から、悠々と飛んでくるのはミサゴである。目の前の流れは人がいなく、あいているのでここでのダイブを期待する。

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 この河川のアユ釣りは10月中ごろまで解禁になっているらしいので、河の中には長いゴムのズボンをはいた人たちがいっぱい入っている。

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 これではミサゴもなかなか飛び込むことはできない。そんな中でも今日はその人たちは少ないので期待するところである。

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 よく見ると上流から来たミサゴの足には、なにか魚を掴んでいるように見える。漁に成功して戻ってきたようである。

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 なぜかその表情には得意さが見える。見てくれと言わんばかりであるが、その割には獲物は小さく見える。

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 目の前での飛び込みは見られなかったが、獲物を掴んだミサゴをやっと見ることができた。これからの落ちアユは大きいのも期待できるので、鮎漁の解禁終了後にダーウィンポーズも期待したいところである。

 

アオゲラ   久振りの姿

 秋の渡りの鳥たちが公園に姿を見せ始めて公園がにぎやかになってきた。鳥もそうであるが、それを追いかけるCMの姿も多くなってきている。

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       アオゲラ ♀

 数年前はどこに行ってもアオゲラの姿が多く見られたのであるが、ここのところその姿をあまり見ていない。

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 渡りの鳥たちを探して公園の散策路を歩いていると、目の前の桜の木の幹にそのアオゲラがやってきた。

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 樹木の幹の皮の下に嘴を差し込んで採餌に夢中である。早朝の公園のこの散策路はあまり人が通らないところである。

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 以前はよく子育てをするアオゲラをいたるところで見られたが、最近は巣立ちの場面を見る機会が少ない。

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 そういう意味ではアオゲラとの出遭いは久しぶりになる。公園の朴ノ木の実も熟し始めているので、それに取りつく姿も見せてくれるだろう。楽しみになる公園散歩である。

 

 

セッカ   朝露の叢

 朝夕の涼しさが際立って、ススキの穂が開き始めた河原を歩くと、草の葉に付いた夜露がズボンを濡らす。

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 そんなこともあろうかと長靴を準備していたが、最近は河原に降りる人も少ないのか踏み跡がなく、新たに草を分けて道を作るようである。

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 草を踏み分けるたびにズボンにその水滴がしみてくる。朝陽で光る水滴はキラキラときれいであるが、足元は冷たい。

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 そんな叢の開き始めたススキの穂に、セッカが得意の足を広げてセッカ止まりで振り向いている。

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 本当は目的はセッカではなく、そろそろノビタキの姿が見えるのではないかと思ってきたのであるが、残念ながらセッカだけである。

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 それでも幼鳥や親鳥がにぎやかに飛び回っている。今週末にはノビタキが期待できるだろうと思いつつ、セッカを追いかけているびしょ濡れの草地である。

ミサゴ   不漁続き

 10月に入りミサゴの季節がやってきた。今シーズンもいつものところに三羽のミサゴが姿を見せている。

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 親子なのか家族なのか、三羽ともあまり喧嘩をせずに仲良くしているように見える。休日の午後やや風が出てきたので河原に出向いてみた。

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 風の具合が良いのか、猛禽の姿が多い。はるか遠くにオオタカの幼鳥がいるかと思うと、そのすぐ近くにはオオタカの成鳥も見える。

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 そのオオタカの成鳥がいきなり飛び出して、河原のやぶに飛び込んだと思うと、ミサゴが追われたように出てきた。

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 そのミサゴの動きを見ていると、いつのまにか目の前の本流にミサゴが飛び込んでいる。あわててレンズを向けたときはすでに飛び上がっていた。

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 チャンスを逃してしまったが、飛び立った足には何もないので、漁は失敗だったようである。川面を低空で飛ぶミサゴの姿だけがファインダーに収まっている河原である。

 

ノスリ    飛翔

  河原の土手に出て下流を眺めると、いつものところにダイサギの群れ、その近くにはミサゴがじっとしている。

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 その近くにいるのはオオタカ幼鳥か、かなりの距離があるので確認できない。河原に降りたようである。

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 何か獲物を獲ったのか気になるところで、土手を降りて河原に向かう。背丈もあるほどの草木の中を抜けて、石ころだらけの河原にでる。

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 おぼつかない足元に気を付けながら河原を進むと、そこにいたのはオオタカ幼鳥ではなく、だるまさん頭の今シーズン初遭遇のノスリである。

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 よく見ているとこのノスリも幼鳥なのか、ミサゴの止まっている枯れ枝に向かって、そのミサゴを追い出してしまう。

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 その後は自分の天下とばかり優雅に上空を旋回している。比較的おとなしいノスリにしては大胆な行動である。

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 その後はカラスに追われるのではなく、同じくハヤブサの幼鳥に追われて、対岸の崖の樹木の中に姿を隠してしまうのである。

 

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