キジ 単なる飛翔
夏が戻ったような暑い陽射しの河原を土手の上から眺めていると、突然のキジの飛び出しがあった。
何かに驚いて飛び出して、対岸からこちら側の叢にもぐりこんだ。飛ぶなら飛ぶといってくれれば、向かってくるところが狙えたのだが?
春先の繁殖期は縄張り宣言などでけたたましく鳴くが、子育ても終わった今の時期は鳴き声が聞こえない。
休日の河原はアユ釣りの釣り人や、いぬの散歩、昆虫を追いかける子供たちなど結構人影は多い。
そんなわけで叢を静かに動いているキジがその動きに飛び出すわけであるが、突然のことが多い。
此岸に来たキジが葦原の中を移動したのか、河川調査の人が岸辺の叢に入ると、飛び出して対岸に向かった。
背後からの姿になるが、飛翔姿を追いかけてみた。警戒心を思わせる鳴き声と共に対岸の深い叢に入り、何の面白味もないキジの飛翔姿になってしまった。
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