モズ お相手探し
モズは秋になると恒例の高鳴きを始めて縄張りを宣言すると、次はよき伴侶となるお相手探しになる。
早朝の河原を歩いて本命を探しているが、その気配すら見えない時、葦原の真ん中にあるニセアカシアの天辺でキョロキョロしているのはモズのメスである。
しばらく見ていたが顔を動かしているだけで、あまり大きな動きがない。早朝なので餌探しに集中しているのかもしれない。
こんな時に凛々しいオスが出てくれればと思いつつ歩いていると、低い柳の枝にその姿がある。
近くの草の中に飛び込んでは柳の枝に戻ってくるので、こちらも餌獲りに忙しそうである。朝食の時間だからしょうがないのか。
少し上流にメスがいたよと教えたくなる男前のオスである。自分も意識しているのかいろいろなポーズをとってアピールする。
そのうちに思いが伝わったのかメスのいる方角へと飛び去ってしまった。鶏をかわいがって会話をするおじさんを知っているが、野鳥たちと会話ができたら面白いなと思う場面であった。
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