ハジロカイツブリ 真っ赤な目が魅力的
満潮の干潟を歩いていると水鳥の姿は少ない。干潮までには数時間かかるので、干潟の周りを歩いてみる。
底が見える澄んだ水の中には大きな魚が見える。そこに通りかかったキックボードの小さな子供とおばあちゃん。
干潟を覗き込んだ小さな子供が「おばあちゃん大きな鯉がいるよ」と手招きすると、自転車に乗ったモダンなおばあちゃんは、「ここには鯉がいるはずがないよ」と水中を見る。
自転車を降りてその姿を見たおばあちゃんは、「あれはボラだよ」と教えていた。なるほどここは池のように見えるが、干潟だから海水が流れこんでいるんだものと、改めて認識したものである。
三世代同居が見直されている昨今、おばあちゃんの知恵は侮れないなと思うこのごろである。
そんな水面に顔を出したのは真っ赤な目をしたハジロカイツブリである。夏羽の繁殖羽はきれいだが、冬羽の真っ赤な目も魅力的である。
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