コガモ エクリプスも終わって
冬鳥の季節になって水鳥の仲間の冬鳥であるコガモは、一番早くやって来て一番遅くまでいるといわれている。
そんなわけで北国から飛来して来たばかりは、オスでもエクリプス状態でメスと同じような装いであった。
しかし最近はその換羽も終わり、オスはすっかりきれいに衣替えをしている。そのせいか、ここでも伴侶探しかメスが飛ぶと、そのあとをオスが追いかけたりしている。
一見あまり目立たないコガモであるが、メスも羽を開いて飛ぶ飛翔姿の時は茶褐色の中に緑のきれいな次列風切羽が見える。
この次列風切は本来緑色であるが、光の屈折加減で青に見えたりするので、飛翔姿がさらにきれいに見えるのである。
オスは換羽が終わるときれいなナポレオンハットをかぶっているので、泳ぐ姿もきれいに見える。それぞれ表面上の良さだけでなく、地味ではあるがメスの良いところもじっくりと観察してあげたいものである。
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