ヨシガモ 恋の季節
冬を越す水鳥の中で好きな鳥の一つにヨシガモがいる。いつもオシドリなどと共に越冬している池に行ってみた。
早朝だったのでお休み中の鳥たちが多い中、動き回っている鳥を見てみるとヨシガモである。
オシドリの姿は見えないが、はるか向こう岸にたくさんの鳥たちが首をすくめているので、その中が興味あるところである。
というわけで広い池で双眼鏡で覗いても見当たらないので、目の前でいちゃいちゃしているヨシガモのペアーを観察することにする。
オスの羽はエクリプスからきれいな生殖羽になって、まさに恋の季節到来を思わせる雰囲気である。
ヨシガモは頭の部分の緑色の金属光沢の輝きと、ふんわりと白く光る尾羽とその下に見える黄色の部分が魅力的である。
お互いに向き合って頭を何度も水面に付けるように動かすと、双方の了解が得られたようで接近する。
するとメスは水面下に潜るように体を低くしてオスに背を向けると、オスは後ろに回ってメスの上に乗る。
オスは嘴で下にいるメスの首をやさしく愛撫しながら、カップリングは成功したようである。
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