キマユムシクイ ムシクイの柿食い
ムシクイという名前をもらっているので、虫だけを食べるのかと思っていたら、熟した柿をおいしそうに食べている。
さすがに寒の入りだけあって寒い朝、日の出前からキマユムシクイを待つことにした。防寒は背中に貼るカイロで万全かと思いきや。
じっと動かないで待っていると、冷え込んだ寒気でさすがに寒い。7時を過ぎると太陽が昇って来て、その陽ざしが暖かくありがたい。
画像のためには本来は強い陽ざしがないほうがいいのだが、典型的な冬型の気圧配置になり関東地区は晴れの予報である。
低い位置から出る冬の朝日は、狙っているキマユムシクイが出るところには、逆光になるのであまり歓迎はしないのだが、寒さを考えると痛しかゆしである。
主人公の登場はギャラリーが少なかったせいか、いつもの出勤時間より遅れている。それでも人が多くなるといつものように姿を見せてくれた。
最近の行動は、最初に柿の実を食べてから隣のヒバの大樹に入る。この柿の木はヒヨドリが縄張りとしていて、他の鳥たちが入ってくるとすぐに追い出しにかかる。
そんなわけでキマユムシクイも追い払われることが多いが、今回はうまくその間隙をぬって柿の実にありついている。熟したおいしそうなところを、ホバリングをしながら口にしているムシクイの柿食いの風景である。
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