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2018年2月

オシドリ    枝被りも仲良し

 朝陽が射しはじめた池の周りを歩いていると、まず目についたのはカルガモ、マガモ、ホシハジロのペアー。

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 どこかにオシドリがいるはずだがと思いつつ、池の周りを探すが見当たらない。そんなこんなで池の周りを二周してしまった。

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 早朝ウォークの人に聞いてみると、昨日はここで見たけどとの返事。四つの目でよく見ると樹木が倒れた枝被りの中にまどろむペアーを発見。

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 久しぶりのオシドリのペアーに遭えた。オシドリというと、鏡面のような池の水面をメスを従えて優雅に泳ぐ姿が目に浮かぶ。

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 きれいなイチョウ型の3列風切羽(想い羽)を立てて滑るように水面をいく。その後ろをやさしい眼差しのメスが夫唱婦随を装う。

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 人間の世界では仲の良い夫婦の事をオシドリ夫婦とたとえるが、そうではないと鳥類学者が反論する。

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 そんなことはどうでもよくて、見た目が優雅で仲良しであれば、それでいいではないかと思う。枝被りの深窓でもそんな光景が見えるオシドリのペアーである。

 

オオワシ   お別れの季節

 如月も余すところ少なくなると、そろそろオオワシも北帰行の準備をする季節になる。忙しい中滞在中にと脚を向けてみた。

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 昨シーズンは28日ごろだったと聞いている。いつも一日中いるわけではないので、なかなか飛翔場面に遭遇しないが、その雄姿を眺めるだけで満足している。

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 それにしても今日は動かないでじっとしている。時々羽を広げて片足でストレッチをしたりするが、首を動かすのがせいぜいである。

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 そこそこ風が出てきたので期待してみるが、その気配がない。時々大きな口を開けて鳴き声だけは聞かせてくれる。

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 それを見ているといかにも「もう北に帰るぞ~」と言っているようにも聞こえる。周りを飛び交うトビを威嚇しているのか、声だけは大きい。

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 長旅を控えて体力をつけなければならないのに、餌を獲りに行く気配を見せない。それとも早朝に狩りはすませてしまって満腹なのか。

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 来シーズンも元気に姿を見せてくれることを期待しながら、今シーズンのお別れをしてきたところである。

 

トビ     バトルかじゃれ合いか

 早朝の河原散策を終えて帰ろうとしていると、陽が上った青空の下はるか上流の河原では猛禽のバトルが見える。

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 どうせ帰り道だと思いその方向に向かうと、簡単に終わりそうもない光景である。期待はバトルであったが、様子から見るとじゃれ合いのようである。

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 時々三羽のからみなども見せているので、親子の戯れと判断してみた。遠くで見たときはトビだと思わず期待感が膨らんでいた。

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 すぐに終わるだろうと思ってみていたら、結構長く遊んでいるのですでにセットオフしたカメラを再度持ち出してみた。

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 逆さまになって足をけり出したりしているが、その上を飛んでいるのは親なのか、バトルの訓練をしているらしい。

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 再三再四同じ動作を繰り返しているようにみえる。上を飛ぶ親らしき個体は、「そうじゃないよもっと強く蹴り出さないと」と、言ってるのだろうか。

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 土手下の河川敷では少年サッカーの練習が行われているが、上空で繰り広げられているショーを見ているには自分だけである。

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 早朝河原散策、帰り際のおまけの鳥見風景である。

ベニマシコ    こんなこともできるよ

 食欲旺盛なベニマシコは、小さな草の実でも体を精一杯伸ばして口に運ぶ。よほどおいしい実なのかと思う。

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 周りにはまだたくさんの草の実があるにも関わらず、やはり好き嫌いがあるのだろう。

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 枯れた草の実の茎もベニマシコの体重でさらに垂れ下がってくる。この大きさの鳥たちの体重は10グラム前後かなとも思うが、よくぶら下がっている。

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 見ている方にすれば、木の実を食べているというよりも、こんな格好もできるよと見せびらかせているように見える。

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 確かに軽業師のような動きや、見事に決めた動作はうらやましい限りである。こんなことを考えながら、ファインダーを覗いている。

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 それにしても今朝は、このベニマシコが遠くにもいかずによく付き合ってくれたものである。

ヒレンジャク   赤が来れば黄色も?

 レンジャクが来ないとその飛来を待っているが、ヒレンジャクが近場に来るようになると、黄色いのはどうしたの?となる。

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 人間の欲望は限りがなくて、ものでも知識でも行動でも、さらにその先をほしくなる。それがあるから成長があるのであるが際限がない。

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 そんななかヒレンジャクの飛来情報には、中にはキレンジャクもいるらしいとのこと。それではぜひと出かけたくなる。

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 週末までいてほしいなと思う週末バーダーであるが、相手は餌を求めて移動していく鳥たちである。

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 地域によってはキレンジャクは当たり前で、ヒレンジャクが珍しいというところもある。なぜそうなのかは定かではないが、うらやましい限りである。

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 今度来るときにはぜひ黄色の尾羽の友達もつれて来てと、言いたくなってしまう。

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 でも、そういう環境の中での出遭いが楽しみの一つでもあると、自分に言い聞かせてヒレンジャクを観察して楽しんでいるところである。

 

ベニマシコ   旺盛な食欲

 ”寝る子は育つ、食べる子は太る”なんて言葉があったかどうかわからないが、良く食べるベニマシコ。

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 二羽で仲良く動き回っているので、幼鳥のペアーかなとも思ってみてる。そんなに遠くに行くでもなく目の前を行ったり来たりする。

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 朝陽を浴びているので体の色もよく出ないが、嘴の周りに草の実をつけて「モグモグ」という音がきこえてきそうである。

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 ちょうど、子供がほっぺにご飯粒をつけながら食事をする光景に似てる。これからの長い旅路を想定して体力づくりに入っているのか。

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 そろそろこのベニマシコも、北の方に帰っていく時季になってきたので、その準備なのだろうか。

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       「モグモグ・・・」

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 冬鳥たちもこのように帰るころになると人慣れしてくる。この次はもう少し成長して、真っ赤な顔とその姿を見せてほしいものである。

 

イカル   河原で

 今シーズンはイカルとの出遭いは多い。他の鳥たちがいないときでも必ず姿を見せるのはイカルである。

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 見上げる空を群れで飛んでくるのも、ほとんどがイカルかカワラヒワであることが多い。昨シーズンはどこに行ってもアトリのむれであった。

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 鳥たちが季節や年によって行動が違うのは、気候の変化でその鳥たちの餌のある場所や量に影響があるからではないかと思う。

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 人気のない河原の灌木の中を歩いていると、バラバラと飛び立ったのがイカルである。

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 採餌中だったのか目の前の枝にとまったイカルは、いつものように嘴を枝にこすり付けてきれいにしている。

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 よほど気に入った美味しい餌を見つけたのか、遠くに飛ばずに近くの枝で数羽が様子見の態勢である。

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 イカルがいると中にコイカルが混じっていないかと探してみるが、見つけることは少ない。それでも常にそういう目線で鳥を見ていないと新しい出遭いはないのである。

アリスイ    朝食の邪魔を

 雪が何度も降った河原は、大きな草や枯草でできた空洞などが潰されて歩きやすくなっている。その上鳥たちの姿も見やすくなっているのでありがたい。

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 大雪の前の叢を歩くと、時々大きな深みがあったりして足をとられることがある。ひどい時には膝まで潜ってしまうこともある。

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 今まではそんな河原の藪漕ぎ状態のところもすんなりと歩けるのは、大雪のお蔭かなと思いながら歩を進める。

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 草を踏みしめて歩く足音に驚いたのか、数羽の鳥たちが飛び出した。樹木の高いところにとまったのは数羽のイカル。

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 ところがその樹木の低い横枝に見慣れぬ姿の鳥の姿がある。よく見ると背中の蛇模様はアリスイではないか。

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 背中を見せているので少し近づくことができた。警戒しながら後ろを振り向く嘴には汚れが見える。

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 朝食中を驚かせてしまったようである。枯草の保護色に近い姿のアリスイは、目も小さくてお世辞でも美男美女とは言えない。

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 広い河原の叢でこのような外見の鳥を探すのは至難である。鳴いてくれるか飛んでくれれば見つけやすいが、この時期はあまり鳴き声を聞かせてくれない。

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 そんなわけでなかなか出遭いの機会が少ないのでうれしい場面である。こういうハプニングがあるから人の少ない早朝散歩が楽しみなのである。

 

ハイタカ    目の前を横切って

 立春が過ぎても朝の冷え込みと冷たい風は、早朝の鳥見人には厳しい試練であるが、朝陽の昇り始めた土手を歩く。

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 鳥の姿は少なく、もう少し陽が高くなるまで待とうと河原の枯れ草を眺める。逆光のシルエットに小さな二羽の鳥の姿。

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 その飛び方から見ると、どうもベニマシコのようである。そろそろベニマシコも北のほうに帰る時期になる。

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 あまり鳥の姿もないので引き上げようかと考えていると、目の前を猛禽の鋭い飛翔姿。ハイタカがセキレイを狙ったようである。

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 土手を横切って河原の高いニセアカシアの枝にとまった。幸い背中を向けているので、気づかれないように接近する。

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 それでも鋭いまなざしで振り返って警戒心をあらわにする。鳥見をあきらめての帰り際のハイタカはうれしい出遭いであった。

ヒレンジャク  Ⅱ  運動不足かな?

 健康のために一日一万歩を目標に歩くようにしている。エスカレーターでも動く階段を歩いて昇る。

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 これが結構疲れる。都内では古い地下鉄は階段が少ないが、新しい地下鉄ほど深度が深く、その分エスカレーターや階段が長い。

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 時々さぼってエレベーターやエスカレーターを多く利用すると、ベルト周りがきつくなってくる。

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 目の前のヤドリギにとりついているヒレンジャクが、ふっくらと丸くなっている。これはおいしいものを食べている割には運動不足かなと推察する。

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 ヒレンジャクの良いところは、後ろ姿のきれいな羽の色と鋭い目つき、モヒカンルックでスレンダーな姿である。

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 たまに羽を広げて飛んでくれるが、ヤドリギのある樹木の近くばかりである。これでは運動不足になる。ヒレンジャクの旺盛な食欲を見ながら、「ヒレンジャクを見て我が振りなおせ」であった。

 

ヒレンジャク    待鳥来る

 今シーズンはレンジャクの当たり年だとか言われていたが、地元での出遭いは今までなかった。

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 そろそろかなと思いながら公園に足を運んでみると、いつものヤドリギが少なくなっている。

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 ヤドリギというのは漢字で書くと寄生木と書く。よって本体のケヤキに寄生しているわけで、ケヤキの養分をいただいている。

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 自らはいただいているという認識があるかどうかはわからないが、公園の管理の人によると、本体のケヤキが弱ってしまうという。

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 というわけで寄生木のついた枝を伐採したらしい。それではレンジャクが困るでしょうというわけになる。

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 レンジャクは他を探せばいいかもしれないが、それを待っているバーダーはさらに困ってしまうのである。それでもほかの近場に来てくれたので、今シーズンの出遭いが叶ったという嬉しい場面である。

 

バン     親子で

 赤い鳥を執拗に追いかけているがなかなか姿を見せてくれない。今朝は同じ赤い鳥でもクイナの赤いのを狙ってみた。

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 時々水辺を歩くときに鳴き声が聞こえたりするので、間違いなくいるはずなのだが、声はすれども・・・・の場面である。

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 たぶん一日中待つつもりで腰を据えれば願いは叶うかもしれないが、性格的に動き回ってしまう。

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 最近はクイナすら姿を見せなくなっている。無理もないが、近くには猛禽類の羽を休める枯れ木がある。

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 そもそも両方狙っているのがよくないのかもしれない。昔から「二兎を追うものは一兎をも得ず」といわれる。

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 それではと、手ぶらで帰るわけにも行かないので、嘴だけが赤い仲間をファインダーに収めて帰途に就くことにした。

 

 

シメ   顔じゃないよ心だよ

 悪役の俳優さんの私生活を紹介される番組がある。あの人がという思いよらぬ一面を見せてくれることがある。

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 単純にその人を深く知らないというだけの事ではあるが、印象的にはいつも見る悪役ぶりがその人になっている。

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 そんな印象のなか、違う人柄を発見するとうれしくなったり、身近に感じたりするものである。そんな光景が鳥の世界にもある。

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 それはというと、顔だけ見ていると悪役面のシメである。今シーズンは早くからたくさんの姿を見せてくれたが、あまり主役として取り上げていなかった。

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 鳴き声も小さいけれど鋭く「チチッ、チチッ」と鳴く。採餌の後は樹木の枝に止まって嘴をきれいに拭っていることがある。今朝は近くでポーズをとってくれた。

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 よく似た仲間にイカルなどがいるが、混群になっていることもある。人もそうであるが、見かけだけで判断してはいけないが、第一印象や見た目も大事だということだろうか。 

エナガ     巣材集めに奮闘

 もう巣材集めをしているのかなと思うエナガの光景に出遭った。いつまでも厳しい冷え込みが続くので、少し早いのかなという感じを受ける。

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 鳥たちの中でも比較的早く巣作りを始める方ではあるが、蜘蛛の糸を引っ張りだしているように見える。

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 そのしぐさがあまりにもかわいいので足を止めて見入ってしまう。それとも蜘蛛の巣の中にいる虫を狙っているのか定かではない。

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 エナガは公園の中でも樹木の二股に分かれたところに、その樹木に似せた模様の巣作りをするので、一般的にはよく見ないとわからない。

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 だが、毎年結構見やすいところに巣を作るので、雛の姿を期待していることが多いが、天敵に狙われることがある。

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 一番たちの悪いのがカラスで、エナガが一生懸命雛を育ててそろそろ巣立ちの時季だなと思う頃に被害に遭う。

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 その次は蛇である。蛇も雛たちが育ち始めるとそれを狙って地上から上ってくる。そんな弱い立場にいるせいか子供はたくさん産む。

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 いつも楽しみなのは雛たちが巣立って、団子状に並ぶ光景である。それにしても巣材集めの力の入れようは見事である。

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 ちょうど子供の綱引きのように、上体を完全に後ろにそらせて引っ張っている。立派な巣作りをして、かわいい雛たちが団子状に並ぶ姿を期待したいものである。

 

 

ジョウビタキ メス   残雪を飛ぶ

 冬鳥たちも来たばかりのときは警戒心が強く、すぐに藪の中に入って隠れたり、高い樹木の枝に飛んだりしてシャイな一面を見せたものである。

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 ところがこの時季になるとすっかり人の姿やその動きにも慣れて、近くに来たり近づいても一定の距離を置いてはいるが、遠くには行かない。

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 日当たりの良い枯草の近くにいると、目立たない地味な装いのジョウビタキのメスも、意識しているのか、「ヒィッヒィッヒィッ・・・・・・」と存在感を誇示するような鳴き声を聞かせる。

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 そうならば無視しては失礼だとレンズを向けてみると、待ってましたと言わんばかりにそれなりに動き回ってポーズをとってくれる。

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 そして、願わくば残雪のある草むらを背景にしたいなと思うと、その願いが通じたかのように雪の近くに飛んでくれた。

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 白い雪にジョウビタキのメスの色も映える。見直すと結構地味なりにきれいな色をしているなと再認識。最後には、その羽を広げて飛び出しまでみせてくれたのである。

 

 

 

ミヤマホオジロ メス   私もいるわよ

 雪の上に遊ぶ野鳥の群れを見つけて、飛び立つ前にと足早に駆けつけてみると、カシラダカであった。

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 そんな時でも、この群れの中にミヤマホオジロが混ざっていないかと、眼をさらのようにして探す。

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 カシラダカと言って馬鹿に出来ない。レッドリストに載ったぐらいだから、そのうちには希少価値のある鳥の類に入るようになるかもしれない。

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 陽が当たらない山影の斜面の雪の上には数羽の動く鳥たちの姿。少し近づくと飛び立ったそれはミヤマホオジロであった。

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 よく見るとミヤマホオジロのメスである。探していたのはオスなので肩の力も抜けるが、白い雪背景の枝どまりにはなった。

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 見返りスタイルのその顔を見ていると、「私もいるわよ」と主張しているように見える。メスがいるということはオスもいるはずと期待を持って探す山間の斜面である。

オナガガモ   ピンテールが特徴

 水鳥には疎いほうであるが、冬になると何となく水鳥の姿を見たくなる。そんなわけで公園の池に足を運ぶことが多くなる。

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 たまには珍しい水鳥が飛来しているのではないかという期待感をもって池の周りを歩くと、仲良しのオナガガモのペアーが見える。

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 白鳥の群れなどがいるところに行くと、このオナガガモが集団でいることが多い。名前の通り尾羽が特徴で、餌を採るときに頭を水中に入れてお尻をまっすぐに持ち上げていることがある。

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 その姿をピン・テールと表現することがある。それを期待しながら池の動きを見ているが、仲良しペアーのオスはそんなはしたない姿はメスの前で見せない。

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 鴨を見ていると、蕎麦好きな人間としては鴨汁そばを思い出してしまう。愛鳥家としては不謹慎であるが、鴨肉の美味しさは、一番がコガモ、次がマガモで三番にオナガガモがあげられるという。

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       「こらこら、何を考えているんだ!」と、つぶやきが聞こえる

 因みに蕎麦屋の鴨は合鴨で、マガモとアヒルの掛け合わせが多く使われている。ぜひ美味しいといわれている鴨汁でそばを食べてみたいものである。

 

 

ミヤマホオジロ  Ⅱ  凛々しい冠羽

 ミヤマホオジロの魅力は何といっても冠羽を立てた凛々しい姿である。ところが平地に降りているときは、その冠羽を立てないで採餌している。

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 一般には冠羽を立てるときは、危険を察して警戒しているときの姿だといわれている。目の前の雪の上ではその冠羽が閉じられている。

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 よく言えば安心して採餌しているよというサインなのかもしれない。周りに誰もいないので、レンズだけで追いかけているとどんどん近づいてくる。

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 あまりにも近づいてくるので、ズームで良かったなと思う場面である。これが単焦点の長いレンズだったら画像がフレームアウトしたところである。

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 それでも冠羽をたてたしっかりした姿をと待っていると、時々近くの樹木の枝に飛び上がることがある。

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 今回も同じアングルばかりなので少し体勢を動かしたら、それに反応して飛び立って、その凛々しい姿を見せてくれた雪の一場面である。

 

ミヤマホオジロ   雪がらみを求めて

 立春も過ぎたのでもう雪は降らないかと思っていると、天気予報ではまた寒波がやってきて雪が降りそうだといっている。

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 冬季オリンピックも始まったので雪降りもいいかとは思うが、日本海側の降り方を見るともう少し雪は平昌において来てほしいと思う。

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 新雪に遊ぶミヤマホオジロを理想として狙っているが、なかなか思うようにその場面が作れない。

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 休日カメラマンとしてはどうしても週末に偏ってしまう。せめて雪の残っているうちにと山へ向かう。

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 北側の斜面には雪が残っているが、低地や水の流れているところは雪が少なくミヤマホオジロが採餌中であった。

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 せめて雪がらみのミヤマホオジロをと、じっとその動きを見ていると、周りに人がいないせいか、どんどん近づいてきてくれる。何とか雪がらみのミヤマホオジロになった休日である。

ハシビロガモ   嘴を水面に

 水鳥で好きなのはグリーンメタリックが鮮やかな色に見えるときである。そんな目線で見ていると、頭部がその色の水鳥は多い。

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 その緑色が一番はっきりしているのは、マガモのオスやヨシガモのオス、カワアイサのオスである。その他では側頭部が緑できれいな鳥は、アメリカヒドリのオス、コガモのオスなどである。

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 早朝の公園の池の散策路を歩いていると、朝陽が当たり始めた水面を静かに滑るように動いているのは、ハシビロガモである。

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 これも頭が緑色で結構きれいな装いをしている。特徴は名前でいわれているように嘴が横に広いことである。

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 採餌は種子やプランクトン、昆虫、魚類などであるが、水面に嘴をつけて水ごと食物を吸い込み、嘴で食物だけを濾し、取り水だけを吐き出して採食を行う。

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       水面に口をつけて採餌中

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 ちょうど掃除機の吸い込み口ようにして水面を動きまわっている。何となくその姿が面白くてハシビロガモの後を追いかけてしまう。本命が出てくれない池の端の鳥見である。

ジョウビタキ  Ⅱ   次は何をしようか

 二歳にならんとする我が家の孫は、今何ごとに関しても好奇心旺盛で、それを吸収すべく行動力も見ていて驚く。

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 言葉もよく回らない口で、オウム返しに繰り返す。周りにあるものは手当たり次第に手元に引き寄せて、開けたりたたいたりして弄り回す。

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 しばらく遊んでいるとすぐに飽きるので、それをポイと捨てる。それがどこに捨てるかわからないので要注意である。ものがないなと言いながら探してみると、ゴミ箱から出てくることがある。

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 そんないたずらっ子的な動作を見せているのが目の前のジョウビタキである。本当は真剣に餌探しをしているのかもしれないが、そのように見える。

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 それでも、天敵に対しては周りを警戒しつつ、いろいろなことをしながら岩肌をだんだんと上の方に上っていく。

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 上りきった岩の上では、次は何のいたずらをしようかと、思案しているやんちゃ坊主の後姿にもみえるジョウビタキのオスである。

 

 

 

ジョウビタキ   崖の冒険

 陽が出るかでないかの朝方、渓流沿いを歩いていると水の流れる岩肌にジョウビタキのオスがいる。

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 寒い岩肌は水が伝わるように流れているので、ところどころまだ白く凍っている。その岩にも草木が生えて、その根元での採餌らしき姿である。

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 ジョウビタキは単独でいるときは結構自分の縄張りを気にする方で、どこで見てもオスメスでも喧嘩している場面が多い。

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 そんなジョウビタキのオスが、ここは自分の縄張りだといわんばかりに、近くを飛び回ってはいろいろな表情を見せてくれる。

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 頭上を飛び越えて背後で枯れた草の実を食べていたので、カメラを向けると自ら近づいてその姿をアピールする。

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 ジョウビタキはオスもメスも紋付の和服を着ているように羽の両方に白い斑点がある。胸のオレンジと銀色の頭、黒い顔が特徴で好きな鳥の一種である。

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 そんな姿を見せた後、向かいの車のバックミラーに飛んで、そこに映る自分に敵意を感じてるのか盛んに飛び着いても見せる。

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        窓ガラスに映った姿がミラーにも見えているのか?

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 いかにもカメラを意識してのような行動を見せて、車のバックミラーから目の前の岩肌に飛んできて、いろいろなパフォーマンスを見せてくれている。なかなか冒険好きなジョウビタキである。

 

 

アカゲラ   コツコツと呼ばれて

 雪に赤い鳥としつこく狙っているが、今回の雪の降り方は少なく道路はすぐに融けてしまった。

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 それでも樹木の多い公園の森の下草の上には、白い雪が残っているのでそんな公園を歩く。その近くににルリビタキのオスが出て来てくれたが、雪の上には載ってくれない。

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 それもそうだ雪の上には餌はないんだからと木道を歩く。静かな森に響くのは樹木をつついている鳥の餌探しの音である。

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 きれいにコツコツ聞こえるのはヤマガラで、木の実の皮を夢中になってむいている。それと間違いやすいコツコツはコゲラの餌探しである。

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 それらの音とは少し違った音色はアオゲラかアカゲラである。期待するそんな音が頭上から聞こえてきた。見上げるとアカゲラの採餌中であった、ラッキーとレンズを向ける。

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 アオゲラはよく見かけるが、アカゲラは比較的珍しいので少しうれしくなる。雪がらみには縁遠いが地上の雪に樹上の赤い鳥、すぐ妥協してしまう意志薄弱な鳥見人である。

 

オオタカ    暁の飛び出し

 横からの朝陽に光る川面にオオタカらしき猛禽が降りてきた。ちょっと距離があるのでハイタカとの識別に自信はない。

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 水浴びをしたくて降りてきたのか、水際にセキレイでも居てそれを狙ったのか、飛び方としては後者の方であった。

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 陰に隠れて、向こう向きなので背後から静かに接近してみた。チャンスとばかりに狙っているとその先の道路に車が見える。

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 車は見る間に近づいてきたので、案の定飛び立ってしまった。もう少し楽しませてくれよと言いたいが、澄ました顔で横を通過する車。

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 早朝なので人通りも車も少なく、しばらくするとまた川岸に降りてきた。今度は少し見えないところにいるので、用心深く接近する。

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 こんな姿を他人が見ていたら、それこそ怪しい人影と思われてしまうが、早朝いきなりのオオタカとの出遭いであった。

 

ダイサギ   雪の舞い

 雪を背景に白い翼を大きく広げて飛んでいると、白鳥ならいいのにと思うことがあるが、ダイサギも負けていない。

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 早朝の河原にはダイサギが二羽、ならんでいたかと思ったら突然バトルを始めた。その場面は逃してしまったが、両者は上流と下流へとわかれた。

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 上流に飛んだダイサギは、静かに川面を覗き込んで魚を探していたが、そのうちに羽ばたいたり、飛んだりと舞を見せてくれる。

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 どうせなら、もう少し雪の景色が良いところで踊ってくれるとありがたかったが、我慢するとしよう。

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 最近はダイサギの姿は多く見かけるが、この近辺ではコサギがまったく見られなくなった。たまにはコサギにも遭ってみたいと思うこのごろである。

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 その原因は猛禽類の出がよくなったのと関係があるのかもしれないが、最近ではレッドリストで保護されたオオタカが増えすぎているとも聞く。

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 いずれにしても弱肉強食の自然界、その場面を期待しながら歩く雪の河川敷である。

 

アカハラ   雪に赤

 雪に赤い鳥と言えばベニマシコのオスを期待するが、期待通りに出てくれないのは世の常。

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 姿を見せてくれたのは同じ赤でもアカハラである。それでも白い雪を背景に良いところに出てほしいなと思いながらの連写である。

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 鳥との出遭いはそれこそ「一期一会」なので、その連写の中に良い場面があったりするものである。

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 期待外れのアカハラであるが、テーマを達成するためには妥協もありと、くじけてしまうところがよくもあり悪いところでもある。

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 でも背後では本命のベニマシコのか細い声が聞こえる。声を頼りに土手の反対側に行くと、低い灌木の上にその姿がある。

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 でも南面なので雪もなく鳴いているのはメスなので、目の前のアカハラに集中した雪に赤の探索の場面であった。

 

 

アオジ    雪に青

 大寒の雪は融けにくい。東京の雪は大雪でも翌日にはかなり融けてしまうのが通例だが、今回は日中の気温が低くなかなか融けない。

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 少し融けても夕方からの冷え込みで、夜にはそれが凍り始めて翌朝にはツルツルと光ってくる。

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 これに足をとられると転んでしまうことがある。そんな雪の後の河原を歩くと、北面の傾斜地にアオジの姿がある。

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 アオジもどちらかというと枯れた叢に入ってしまうと、保護色系に埋まって見つけにくくなるが、雪の上だと目立ってきれいに見える。

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 この時季になると、アオジも相方を見つけてペアーで行動していることが多い。やさしそうなメスに対してガングロ系のオスは雪の白さに映える。

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 雪の降った時にしか撮れない雪がらみは、どんな鳥も良い被写体になって、普段と違う風景を演出してくれるものである。

 

ジョウビタキ ♀  雪と戯れ

 冷え込みは続くが人の通るところの雪は少なくなって、歩きやすくなってきた。それでも河原の北斜面の土手は誰も足を踏み入れないので、真っ白な雪模様である。

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 そんな雪の上を小さな鳥が飛んだり跳ねたり雪と遊んでいるように見える。期待の赤い鳥かと近づいてみる。

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 飛ばれてはいけないと思いながらの接近で確認すると、ジョウビタキのメスである。遠くを見ると同じように数羽の姿が見える。

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 普段はあまり目立たないジョウビタキのメスも、真っ白な雪の上で羽を広げたり、後ろ姿を見せたりしているところは結構魅力的に映る。

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 おいしい餌があるのか雪を水代わりに飲んでいるのか、雪の中に嘴を入れてみたり、時々ジャンプをしたりする。

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 かなり近づいても逃げないので、よほどおいしいものがあるに違いない。これだけメスがいるとオスも来てくれるのではないかと期待するが、その気配はない。

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 見ていると色気はなさそうなので、単純に幼鳥の雪との戯れなのだろうかとも思う早朝の河原である。

 

ハイタカ   カラスに追われて

 一人では何もできないくせに仲間がいると弱いものいじめをする子供がいる。いじめられる子供は本当は強いが、弱いふりをしてその場を逃れようとする。

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       追い回すカラス

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 子供のころにはよく見た光景であるが、そんな場面が目の前で行われている。スーッと樹木の間に入ったハイタカを追いかけるカラスである。

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 足元で雪遊びをしていたカラスも仲間に加わる。執拗に追いかけるカラスとそれを簡単にかわすハイタカ。

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 立ち並ぶ樹木の中に姿を隠すが、なおもしつこく追い出そうとする二羽のカラス。カラスのおかげでハイタカが見つけやすいという利点もあるが、そのしつこさは見ている方もあきれる。

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 夏場に野山を歩いていると、顔のあたりを小さなぶよが飛ぶ状況に似ている。さぞかしハイタカは煩わしく思っているのだろう。

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       警戒するハイタカ

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 そのうちに堪忍袋の緒が切れたハイタカは、カラスを追い回して下流の方に姿を消してしまった。それを見送るカラスは「アホーアホー」と鳴いていたが、それはお前の事だろうと踵を返したのであった。

 

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