ミヤマホオジロ Ⅱ 凛々しい冠羽
ミヤマホオジロの魅力は何といっても冠羽を立てた凛々しい姿である。ところが平地に降りているときは、その冠羽を立てないで採餌している。
一般には冠羽を立てるときは、危険を察して警戒しているときの姿だといわれている。目の前の雪の上ではその冠羽が閉じられている。
よく言えば安心して採餌しているよというサインなのかもしれない。周りに誰もいないので、レンズだけで追いかけているとどんどん近づいてくる。
あまりにも近づいてくるので、ズームで良かったなと思う場面である。これが単焦点の長いレンズだったら画像がフレームアウトしたところである。
それでも冠羽をたてたしっかりした姿をと待っていると、時々近くの樹木の枝に飛び上がることがある。
今回も同じアングルばかりなので少し体勢を動かしたら、それに反応して飛び立って、その凛々しい姿を見せてくれた雪の一場面である。
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