エナガ 春の息吹
「春の息吹」とは字のごとく、冬の間じっと耐えていたものが、春になって一斉に活動を始めるさまを連想させる。
人間でいえば肩をすぼめてとぼとぼと歩いていた人が、胸を張って肩で風切って歩いていく姿かなと思う。
公園の樹木も若葉が開き始めたが、やわらかい葉は緑ではなく赤っぽい色をしている。これが成長と共に黄緑色から濃い緑に変わっていく。
そんな小枝にかわいいエナガが姿を見せた。巣作りが終わってこれから抱卵体制に入るのか餌獲りのようである。
公園を歩いてエナガの営巣場所を探してみるが、今シーズンはめぼしいところにその気配が見えない。
エナガの魅力は普段の愛らしいしぐさもその一つだが、なんといっても巣立ち雛の団子並びである。この春はぜひともその光景を楽しみたいものである。
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