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2018年5月

キビタキ  メス   独り静かに

 早朝の静寂な公園の森を歩くと、キビタキのオスのさえずりが聞こえる。コンクリートでできた擬木の階段を、一段一段どこかなと探しながら声のする方向に足を向ける。

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          キビタキ ♂

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           キビタキ ♀

 人通りの少ない早朝の公園の広場には、ヒメジオンの白っぽい花の群生や小さな白い花をつけたドクダミが一面に咲いている。

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 何気ない花も群生しているとなかなか見ごたえがある。そんな群生地の緑の中から飛び出したのはキビタキのメスである。

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 最初は地味な鳥だけどなんだろうと思ってみたが、目線の横枝にとまってじっとして動かないので、よく見るとキビタキのメスであった。

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 近づいても近くの枝に動くだけで遠くに飛び去ってしまうわけではない。オスがにぎやかに囀る割にメスは装いも地味で寡黙である。

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 今シーズンはキビタキのメスに出遭わないなと思いながら歩いていたので、それを察知してくれたように突然現れたキビタキのメスであった。

ウグイス    いつまで囀るの

 最近の夜明けはずいぶん早くなって、朝も四時半というと明るくなってくる。それに連れて朝起きるのが早くなる。日が沈むと寝て、夜が明けると起きる自然人の生き方を踏襲している。

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 早く起きると、雨が降っていない限り近くの公園に向かう。一日一万歩を目標にしているので、アップダウンのきつい公園の散策路を歩く。

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 最近は気温も高くなってきているので、しばらく歩くと汗ばんでくる。その上山道は蚊などの虫が多くなるので、虫よけスプレーの世話になるが、汗で流れてしまう。

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 朝の陽の木漏れ日の中、緑がさえる森では、早朝からウグイスの囀りが響き渡る。さえずりも、春先から比べると上手になって耳に心地よい。

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 しかし、いつまでも囀っているということは、まだ相方が見つからないのか、上空には托卵を狙うホトトギスの鳴き声も大きくなってきた。

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 そんなウグイスが朝陽を浴びたお立ち台で、喉を膨らませ大きな口を開けて、きれいなさえずりを聞かせてくれる。たくさんの鳥の声と、さわやかな森の緑を満喫している公園の散策路である。

サンコウチョウ  Ⅱ  長い尾が自慢

 自然界には尾の長い生物はたくさんいるが、それぞれオナガ蜘蛛とかオナガ蜂、オナガ猿、オナガ鳥など正式に名前をもらっている。

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 それを見るとその生物を代表するかのように聞こえるが、その根拠はと追求すると意外と見た目であったり名前の由来はあいまいである。

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 目の前にいるサンコウチョウのオスは、体長の三倍もの長い尾をもっている。そういう意味では、名前の冠にオナガをもらってもおかしくはない。でも、子育てが終わって南に帰るときには、その長い尾もなくなってしまうので外れているのだろうか。

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 夏鳥として南の方からやって来て、山深い杉林などで縄張りをもって繁殖をする。そんなサンコウチョウの魅力はたくさんある。

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 長い尾はもちろんであるが、その飛翔姿もひらひらという感じが適する飛び方をする。そうは言っても鳥なので動きは素早い。

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 次は、薄いブルーのアイリングが好きだ、メスよりもオスのほうが色が濃くてきれいに見える。最後は独特の鳴き声である。近くにきた気配がわかるのは、最初の鳴き声の「ギィギィギィ」と「ツキヒーホシホイホイホイ」と響き渡る特徴ある囀りである。

 

サンコウチョウ   暗いところが好き?

 サンコウチョウの季節になって、わが公園での出遭いを楽しみに待っていたが、どうも静かに通過してしまったようである。

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 でも公園ではその鳴き声を真似しているガビチョウがいるので、たぶん公園は立ち寄りはしたのだろうと判断している。

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 公園で会えなかったので、営巣地まで出かけてみた。杉林の濃い緑の薄暗い林の中に、独特の鳴き声が響き渡る。

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 頭上に声が聞こえるので見上げると、もろに逆光の杉の木の枝にその長い尾が見える。長い尾が見えるから居場所がわかるようなものである。

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 逆光でよくその姿は見えないが、黒いシルエットの動きを追いかける。たぶん下を流れる川の水たまりで、水浴びをしに来たのだろうと思う。

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 朝からの強い日差しの夏日なので、営巣の準備で忙しいサンコウチョウは、水場を探してきたのだろう。

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 しばらくすると、陽が陰っている少し暗い水たまりに降りて水浴びを始めた。神経質ぐらいに周りを警戒して、水に入るのは瞬間である。暗い場所で画像もよくないが、サンコウチョウの水浴びから上がった場面である。

 

 

ハヤブサ  Ⅱ   親の想い

 「子をもって初めて分かる親の恩」などと言われるが、それほど子育ての親の想いが子供に分かるのは時間がかかるものである。

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           おなかがすいたな~!

 最近スポーツなどでも若い世代が世界レベルで活躍している我が国であるが、それを見ても、幼児期から親がその道に仕向けてくれて、育った若者が頭角を現しているのである。

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          朝食はここだよ!

 仰ぎ見る高い絶壁で、巣立ってから必死に一人立ちしようとしているハヤブサの雛、なかなか思うようにいかないというか、期待通り飛んでくれない。

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          つまみ食いしながら調理中のメス

 朝食用に獲物を持ってきたオスは、崖の上の樹木の横枝でそれをメスに渡すと、メスは羽をむしって食べやすくする。

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          おーい食べたくないか~!

 思うように飛び出さない雛を見ている親鳥は、朝食の獲物を持って行って食べさせてやりたいところだが、それを取りに来るように促している。

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 獲物を調理するメスは内臓を取り出して、おいしいところだけを雛が食べやすくする。因みに鳥は、空を飛ぶので体を軽くするために、人間と違って最小限の内臓しかないらしい。

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 調理が終わるとこんどはそれを掴んで飛び出して、雛の周りを飛び回る。「餌がほしかったら飛び出してこい」と言ってるのかどうか?

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 それにしても長い間、餌を両脚で掴んで飛び回っている。観客としては、本来空中でのメスへの餌渡しを期待していたのだが、それはなく、雛へのデモンストレーションのようである。

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          早く飛べるように頑張ろう!

 親の想いはなかなか伝わらず、岩棚の雛は羽をばたつかせるだけである。早朝の陽陰の岩から陽が差し込む時間まで待ったが、見ている方も時間切れとなって、撤収を余儀なくされた絶壁のハヤブサ巣立ち風景であった。

 

 

 

 

 

 

ハヤブサ  自立を教える親鳥

 岩棚の巣から飛び出した雛が、なかなか飛翔姿を見せてくれない。海岸の波打ち際で見ている方もしびれを切らすが、親鳥も心配顔である。

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 雛は巣立ちで飛び出した時に巣から落ちたりするが、見上げる雛のいる場所は巣のあるところより高いところに飛び出したようである。

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 飛び出した雛も大きな口を開けて親鳥を呼んでいるのか、お腹が空いて餌を要求しているのか、羽ばたきの練習をしながら親鳥の方を見ている。

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 反対側の崖にいた親鳥は、雛のところに向かって飛び出し、雛のすぐ近くの上の岩場に降りる。向きを変えたそのしぐさは、「これから飛び方の見本を見せるからね」と言ってるようにみえる。

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 それにしても雛は下から見上げるとかなり高いところにいる。足場もそんなに広くなく、体の向きを変えるにも簡単そうではない。

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 雛の真剣な視線を感じ取った親ハヤブサは、こうやって飛ぶんだよと言わんばかりに、目の前を崖下に向かって飛び出した。

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 雛も親が飛び出した後ろ姿をしっかりと見届けていた。観客としては、そろそろ踏ん切りをつけて飛び出してくれるだろうと、それを期待して見上げる白い波の砕け散る波打ち際である。

 

 

 

 

イソヒヨドリ  Ⅱ   子育ての飛翔

 猛禽の営巣地の近くでというより、すぐそばで営巣している小さなイソヒヨドリは、その被害に遭わないのかと心配になる。

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 上空ではカラスやトビがハヤブサの雛の近くに来ると、親鳥はすぐにスクランブル発進をして撃退している。

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 この海岸では、その辺も結構面白いので期待している場面である。時々勘違いされたトビが追われて、激しく反撃している姿も見ている。

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 イソヒヨドリは餌をとって来ると、一旦近くの岩場で、周りを見渡しながら、一休みをしてから雛の下に運んでいる。

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 巣の前でもすぐに直接飛び込むわけではなく、入り口のところで様子を窺い、警戒してから雛のところに入っていく。

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 意外と素早く渡して出てくるので、雛はかなり大きくなっているのかもしれない。ここからは嘴を大きく開けて待つその姿は見えない。

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 餌を渡して出てくると入口で一旦止まってから、岩の下の方に低く飛び出して水際の方に飛んでいく。この同じパターンを繰り返している子育ての飛翔である。

 

イソヒヨドリ    ペアーで子育て

 海岸の絶壁で飛翔するハヤブサを追いかけていると、目の前の岩陰でイソヒヨドリが営巣をしている。

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 餌をもってやってくると、きれいな声で鳴きながら、雛が待っている岩穴に入っていく。餌を銜えて鳴き声を出せる技はすごいなと感心するが、これをオスとメスが交互に行っている。

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 見ていると、餌を嘴に銜えてくるときは辺りを見回し、結構警戒しながら遠回りをして巣穴に入っていく。

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 イソヒヨドリはムカデやフナムシなどが好物らしいので、嘴に銜えているのは大きな多足類なので、ムカデかもしれない。

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 子供のころは、ムカデに刺されると毒があるから気を付けるように言われた記憶があるが、イソヒヨドリの雛は大丈夫なのかと心配になる。

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 岩の上で振り返った嘴ををみても、ムカデが絡まっているように見えるので、まだ生きている状態なのかもしれない。

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          奥の方で雛が黄色の嘴を三角にあけてまっている

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 陽の光があまり当たらないときは、メスもオスも同じように見えていたが、オスは背中のブルーとおなかの赤褐色が、メスはグレーの背中とまだら模様の腹部がきれいに見える。ペアーでの子育て風景である。

ハヤブサ  Ⅱ   雛の飛翔を促す親鳥

 崖の上の庇状の岩棚のところでふて寝をしている雛に、盛んに飛翔を促す親鳥は近くの岩にとまってから、対岸の崖へと飛び出して見せる。

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 目の前を飛ぶ親鳥をじっと見てはいるが、なかなか踏み切れない雛である。親の姿を見送ると、再び背を向けてしまう。

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 あんなふうに飛べたらいいなと思っているのか、そんなの無理だよと言ってるのか、背中を見せて小休止状態になる。

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 それでも時々おなかが空いたのか、近くの岩に取りついている草の根元あたりを嘴で突いたりしている。

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 早朝から見ているが、かなりの時間が経っているので、おなかも空いてきただろうと思う。私は手元にあるおにぎりをほおばる。

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 時間の経過とともに天気が良い海岸や洋上には、釣り人や釣り船が出てにぎやかになってきた。

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 そんな光景を高みの見物としゃれているのか、時々見渡している。そんななか親鳥は頻繁に飛び出しては雛の飛翔を促しているが、その気にならない巣立ち雛である。

 

 

ハヤブサ    巣立ち雛

 晴天の中少し風はあり、洋上遥か遠くには雲も見えるが、見上げると青空が広がる。昼過ぎの干潮を期待して海岸に向かう。

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 断崖絶壁の営巣跡を見上げるとすでに雛の姿はなく、朝方早くに巣立ったとのこと。その瞬間は逃してしまったが、崖のかなり上の方に雛の姿が見える。

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 二羽が飛び出したらしいが、一羽の姿は下から見上げる範囲では見当たらない。たぶん崖の死角になっているところにいると思われる。

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 見えるところにいる一羽は、巣からは飛び出したものの動けないでいる様子がうかがえる。たまに羽ばたきの練習をしたりするが、横になったり目をつむったりしている。

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 崖の上の樹木の横枝で巣立った雛を見守る親鳥は、雛のいる上空でホバリングをしたり、盛んに飛び出しを促しているようである。

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 それでも飛び出す元気がないのか、あまりの高さに怖気づいているのか、その気配がない。親鳥は餌を与えないで、飛び出して取りに来ることを期待している。

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           おなかが空いてふて寝か?

 時々顔を出して崖下を覗き込んだりするので、飛び出しを期待するのであるが、気を持たせている断崖絶壁の巣立ち雛である。

ツミ    営巣中の一休み

 環境の変化に対応できないと滅びてしまうという自然界の生物。都市化が進んで都会には雀が少なくなったといわれている。

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 その代わりにすっかり都会の鳥になったカラス。巣を作る小枝の代わりに針金のハンガーを使ったり知恵ものである。

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 最近はレッドリストで保護されたオオタカなども、都市公園で営巣したりするようになってきた。それだけ公園の緑が、鳥類の繁殖に適するように育ってきたのかもしれない。

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 さらにそれに輪をかけるように、ツミの営巣地は民家の近くで見られるようになってきている。近くでも数か所、人通りの多いところで営巣中のツミの姿を見かける。

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 オスの持ってくる獲物を待っているメスは、抱卵中の運動不足を解消しようとしているのか、ストレッチをしたり、羽繕いに忙しい。

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 しばらく待っていると、イケメンのオスが獲物をもって帰ってきたらしく、餌渡しの場所で食事を始める。

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  オスは一休みをしているが、見返りの姿もなかなかのイケメンである。羽の艶なども若々しさが良く出ている。この次は白い産毛の雛の姿も期待したいものである。

 

 

 

チョウゲンボウ   青空を気持ちよく

 今シーズンは静かな一組だけ営巣中のチョウゲンボウが、気持ちよさそうに青い空を飛んでいる。

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 例年だと少なくとも三組の子育てが見られたが、今シーズンは相方の見つからないオスが一羽いるだけである。

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 人の世界では昔は年頃になって所帯を持たないと、なぜか社会的に一人前とみなされなかったような気がした。

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 だから若い人が独身でいると、世話好きな周りの人が相手を紹介したりして、何とか所帯を持たせようとしてくれたものである。

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 しかし、本音のところは結婚をして二人で生活しないと、一般的な職業では女性の賃金では生活が難しかった時代のような気がする。

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 現在は、法的にも男女のそういう差はなくなってきたので、別に結婚しなくても一人で生きていけるようになっている。

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 子孫繁栄を考えなければ、昔から比べると自由な社会になってきている。青空を悠々と飛んでいる独身のチョウゲンボウを見ていると、人工物で営巣場所を確保したり、鳥の世界もそうなのかなと思ってしまう早朝である。

ツミ    抱卵中

 ツミを和名で見ると、”雀鷹”と表現する。鷹類の中では雀扱いなのかと思うが、鋭い目つきや脚の爪などを見ているとまさに猛禽類であると思う。

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          ツミ ♀

 正確にはタカ目タカ科ハイタカ属に分類されている。大きさを見るとハトぐらいかなと思っているが、意外と小さく感じるときがある。それにしても雀扱いはないだろうと思う。

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 いつも公園を歩くと夏鳥が少ないなと感じているが、猛禽類を期待しながらさらに夏鳥を探しているところが問題点になる。猛禽類がいると、小さな野鳥たちは身を隠してしまう。

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 どちらかにしろよと言いたくなるが、どちらも出遭いたいのである。今シーズンも期待に応えてくれて、その猛禽類が営巣をしている。

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         ツミ ♂

 当然他の野鳥たちは身を守るために姿を見せなくなってしまう。さらに、小さな野鳥たちの憩いの場、水場まで占領されてしまっては何をかいわんやである。

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 緑が濃くなってきた森の営巣場所をひそかに覗いてみると、メスが抱卵中の一休みで、オスの獲物を待って、羽繕いやストレッチしながらコナラの枝で寛いでいる。

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 しばらくすると朝食を持ったオスが戻って、メスに餌渡しをして、一仕事終わったという雰囲気で休んでいる姿が見える。周りを警戒しながら目が合うと飛び出してしまったが、今シーズンも、無事に雛たちの白い産毛姿が見えることを期待したいものである。

 

 

カヤクグリ   Ⅱ   仲良しペアー

 普段の行いが良いせいか(?)あまりの好天に、顔は日焼けで黒くなってくるし、サングラスをかけていても雪目になりそうである。

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 それでも欲が出てくるのはまだ若さがある証拠なのだと、自問自答しながら凍りついた雪道を歩く。

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 ライチョウを見つけてカヤクグリが囀りを聞かせてくれたので、次はイワヒバリを探そうと歩きまわる。

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 凍りついた散策路は普通の登山靴では滑りやすい。やはりアイゼンが必要かとも思うような登山道である。

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 それでもこの時季なので太陽が出てくると、昼間は凍った雪も緩んで、ザクザクと音を立てて歩ける。

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 雪原を飛び交うカヤクグリの行動を見ていると、一妻二夫といわれる繁殖形態もわからないではないと思う光景が見える。

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 仲よく二羽で飛び回っているときは、オスについてメスが後から追いかけていく姿は、ほほえましい。

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 雪の上の五羽のカヤクグリの動きを見ていると、二羽が二組敵対しているのを一羽が見届けているようにも見える。

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                    いつも近くで!

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          一妻二夫の奪い合い?

 雪山の春を楽しんでいるような地味な装いのカヤクグリのペアーであるが、そんな光景を満足しながら眺めている一人の雪山のバーダーである。

 

カヤクグリ    雪山で

 どこにいても早起きになっているこのごろ、そのおかげでいろいろな場面で三文の徳は享受している。

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 早く起きて行動するということは、誰にでも一日平等に与えられた24時間が、25時間にも26時間にも使える。

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 雪山でも早く目が覚めてみると、朝方、明け行く空にきれいな星が輝いている。今の時季は木星が南の空に大きく見える。

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 気温は低く雪道は凍っているが、寒さ対策と雪靴で歩行に気を付ければ、結構朝の時間が楽しめる。

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 静かな雪山に「チリチリチリチリ・・・」と鳴く、カヤクグリの鳴き声が聞こえる。他に鳥たちの声がないので、なぜか大きく聞こえる。

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 その声のする方向に目を向けると、数羽のカヤクグリが元気に飛び回っては、ハイマツの枝にとまって囀っている。

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 里山で見かけるカヤクグリはあまり鳴き声を聞かせてくれない。見かけも地味で雌雄同色なので目立たない鳥である。

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 それが夜明けの雪山では、我が物顔で元気に囀っては飛び回る。一妻二夫で繁殖するとも言われているので、この繁殖地では自分の天下になるのでにぎやかなのだろうか。

 

ライチョウ   Ⅲ   早朝の出遭い

 雪山を見あげる稜線からのご来光を拝み、ライチョウを見つけられたら最高かなと、一人ほくそえんで雪山に向かう。

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 昨日は風があって寒かったので、里では考えられないこの季節に、本格的な防寒具と背中には貼るカイロの完全装備。

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 昨夜は冷え込む中、外の夜空を仰ぎ、手に届くような満天の星空を眺めて、しばしの都会の喧騒を忘れた一夜。

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 雲がない夜だっただけに朝の冷え込みは厳しい。凍った雪原をしばらく歩くと、目の前の稜線の向こうに陽が射しはじめた。

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 反対側の山肌の雪は太陽の光を受けて、見事なコントラストでその威容を誇っている。眼前に広がる山々はきれいな山容を見せてくれるが、足元は凍っているのでおぼつかない。

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 昨日ライチョウとの出遭いの場所に行ってみると、遠くでカヤクグリの囀りが聞こえるが、ライチョウの姿は見えない。

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 真っ白な雪原に姿を見せて、あの岩の上に乗ってくれないかなと一人構図を描いているが、ままならぬのが世の常。

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 そんなことを考えていると、雪の向こうから赤い頭を見せたのはライチョウのオスである。なぜかその場の雰囲気が、お互い待ってましたというところである。その後ゆっくりと雪のステージをモンロウーウォークのように歩いてくれたのあった。

 

 

ライチョウ  Ⅱ   ペアーを探して

 いる場所が分かったので一旦戻って再度挑戦することにした。目の前の新雪の山肌にはスキーかスノーボードかきれいなシュプールが見える。

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 夏羽が生え始めているとわかれば、見つけるのは比較的簡単とは言えないが、見つけやすくなった。

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          ライチョウ ♀

 とにかくあまり動かないでじっとしているうえ、ハイマツの陰などで採餌中はほとんど気が付かない。

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 ハイマツや植物の新芽や葉などを食べているときは嘴を動かしているだけなので、遠くから見ているとまったくわからない。歩くときもゆっくりと、一歩一歩脚を運んでいる。

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         ライチョウ ♂

 足元まで羽で覆われた脚をゆっくりと動かしている。それが面白いのは、時々雪で滑ったりするのがなぜか笑えてしまうこともある。

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         ここにいるよ!

 めすの姿が見えたので近くにオスがいるだろうと探してみると、案の定すぐ近くにオスの姿がある。オスの赤い肉冠が白い雪に目立つので見つけやすい。

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 オスメス並んでくれないかと待ってみたが、豈はからんやどんどん離れて行ってしまう。ここはまた違うテリトリーなので、明日の朝に期待することにしよう。

 

 

ライチョウ   純白の冬羽を求めて

  戸塚さんの「らいちょうころころ」を見て、思い立ったが吉日、雪山に向かった。できれば真っ白な冬羽で待っててくれないかと勝手に思いをはせる。

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 午後の到着なので真っ白な雪山に曇り空、一昨日は雪が降ったというので山々はきれいに見える。西に傾いた陽射しで雪山のコントラストが美しい。

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 朝か夕方がっチャンスで、あまり天気の良い日はライチョウは見つけにくいといわれているが、地元の人に聞くと93%の割合で出遭えるとのこと。どこにでもいるけど、なかなか見つけられないのだという。

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 逸る気持ちを抑えながらも雪道を上る。標高2400メートルの高山ではすぐに息が切れ、休み休みの足取りである。昔取った杵柄で自信はあったが、寄る年波には勝てないのだろうか。

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 見つける方は真っ白なライチョウを期待しているので、そんな姿が見えないかと雪原のハイマツや岩陰を双眼鏡で見渡して探す。

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 見下ろした崖っぷちにそれらしき姿を見つける。じっとしていたが、動き出したのでライチョウだとわかった。

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 すでに夏羽に変わり始めて擬態色になっており、良く見ないとわからない。頭を見ると特徴の赤い肉冠がある。憧れの雪山のライチョウとの出遭いの場面である。

ツミ     息抜きも

 何事にも夢中になる性質でのめりこんでやっていると、最近は腰が痛くなったり肩こりがしたりする。子供のころ祖母の背中に乗って、足踏みをしたことを思い出す。

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 小さい子供の体重が、背中をマッサージするにはちょうど良い刺激になったのだろう。好きなことに没頭すると時間の経つのも忘れてしまうことがある。その上A型体質で、ある程度完璧を目指してしまう。

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 弱音を吐かない性格は、精神的に強くなる。それで数十年生きてきているので、そんな時は意識的に気分転換をしたり、息抜きをしないと本当に体を壊してしまう恐れがある。

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 早朝のわがフィールドで、子育てに忙しいツミのペアーを見ていて、たまには息抜きをしているのかなと思われるのんびりとした光景を見た。

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 オスからもらった獲物で朝食を済ませて満足したメスは、草花の咲く叢に降りて、嘴の汚れをとったり喉を潤したりと、気分転換をしている。

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 そんな時でも野生の性で周りを警戒する目つきは鋭い。それを遠くで見ているこちとらは、花に囲まれてまったり気分かなと、のんきなことを考えているのである。

 

カイツブリ   Ⅱ   背中で楽ちん

 長男は時間をかけてやっと食事を済ませると、今度は泳ぎの練習のようで親の誘いで水の中に入っていった。

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 しばらく自分で泳いでいたが、疲れたのか親のお尻の方から背中に入っていく。親は片翼を少し上げるようにして誘い込む。

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 羽の中に入ってしまうとどこにいるのか全く分からないが、そのうちにガサゴソと音はしないが、そんな雰囲気でメガネをかけたようなひょうきん顔で頭を出してきた。

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 抱卵中の巣のあるところから、親の背中に乗って池の真ん中の方に泳いでいくと、楽ちんな雛は顔を出して、それを楽しんでいるようにあたりを見回す。

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 親鳥もこうやって泳ぐんだよと言ってるのかどうか、頭を出した雛を振り返ったりしながらのんびりと遊泳している。

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 一方背中に乗っている楽ちんな雛は、潜水艦の潜望鏡のように顔を出して後ろを見たり、前を見たりと遊んでいる。

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 暖かな日差しが水面を照らして、そこに波紋を広げながら泳いでいる親子の姿は、ちょうど子供を肩車にして、公園を歩くお父さんのような和やかな雰囲気である。

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 こんな平和な雰囲気の子育てを見ていると、近くに天敵も営巣しているらしいので、無事に育ってほしいと思う。そして自分の子供を同じように背中に乗せて、泳げる日が来ることを祈りながらのカイツブリの子育て風景である。

 

カイツブリ    ゼブラ子育て

 日ごとに孵化して子供の顔が見えてくる。大きな眼にゼブラ模様の体が印象的なカイツブリの子育て風景である。

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 まだ抱卵中であるが二羽目が姿を見せた。一日の長の長男に比べるとその体の大きさはくらべものにならないが、その姿は一人前のゼブラスタイルである。

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 親鳥の背中の羽の間から顔をだしたと思ったら、水辺まで歩いて親の餌をもってくるのを待っている。

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 親鳥は水中に潜ったと思ったら、すぐに、くちばしに白く透き通ったヌマエビのようなものを銜えて戻ってきた。

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 その大きさはかなり大きい。親鳥が雛の口元に持って行って渡そうとするが、なかなかうまく飲み込むことができない

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 すると親鳥は、再度それを銜えて水につけてから雛の嘴へ持っていく。水につけて飲み込みやすくしているのだろう。

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 そんなことを何度も繰り返してやっと大きなエビを飲み込んだ。餌の獲り方の前にその食べ方の学習時間のようであった、池の畔のカイツブリの親子である。

 

チョウゲンボウ    飛び出し

 猛禽類でも眼差しがやさしいと睨まれても怖く感じないが、タカ科の猛禽類は鋭い眼差しで睨みつけることがある。

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 特にこの繁殖の季節はあまり刺激を与えたくないものである。その点ハヤブサ科の猛禽類は目元がやさしい。

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 ここで営巣しているチョウゲンボウもハヤブサ科の仲間なので、そのまなざしはやさしく見える。

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 人間でも目元の印象は相手に大きな影響を与えることがある。丸い目や目じりが下がっていたりすると、愛嬌のありかわいらしく見えることがある。

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 その点では、目が細かったり目じりが上がったりしていると、怖い顔に見えたりする。その上、目が悪く下から見上げたりすると、相手に悪印象を与えてしまうこともある。

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 そういう自分は、その悪印象を与える目つきだといわれたことがある。変な人は近づかないのでメリットもあるが、気を付けて目配りしたものである。

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 そんな目も寄る年波には勝てない。老眼は進し蚊は飛ぶし、もっと若い時から鳥見を始めていたらメガネも必要なかったかもしれない。

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 経験した過去は財産にもなっているが、過ぎ去った時間は戻ってこない、と回想しながらのやさしい目元のチョウゲンボウの飛び出しを観察している早朝の公園である。

 

 

 

 

ツミ   Ⅱ    食欲旺盛なメス

 オスから獲物をもらって、朝食を済ませようとしているメス。忙しいオスは餌を渡すと次の狩りへと飛び立って行った。

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         獲物を持ってきたオス

 このに時期に限らずメスは食欲旺盛である。卵を産んで産後の体力回復と、これからの給餌のためにエネルギーを蓄えている感じがする。

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         受け取ったメス

 そういう意味ではこの季節、あらゆる植物や生物が、一斉に子孫繁栄のために芽吹いたり子育てに入っていく。

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 里山や公園だけでなく田んぼや池、川などでもそんな姿が見える。水溜まりに蛙の卵などを見つけると嬉しくなる。本当に良い季節である。

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 人の世界でもかわいい一年生のランドセル姿や、なぜかあまりなじまない、新しいスーツ姿の新入社員などが見られる。

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 最近の社会の変化では、通年採用、ノーネクタイなど自由な服装が多くなってきた。自然も人の世界も、そういう季節感がどこまで維持できるのだろうか、と思う環境の変化が目覚ましいこのごろである。

 

 

ツミ    男の甲斐性

 新婚生活の始まったツミのペアー、抱卵中のメスに獲物を届けるオスの健気な姿が素晴らしく見える。

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 狩りが上手なオスらしく餌渡しを済ませると、すぐに飛び出しては小一時間で獲物をもってくる。

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          おーい朝飯だよ!

 近くによほど格好の猟場があるのかもしれない。獲物はエナガやシジュウカラ、メジロなどで、公園では結構楽しませてくれる鳥たちが犠牲になっている。

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 自然の摂理、食物連鎖の世界ではやむを得ないことではあるが、ツミはツミでその天敵を警戒しながらの子育てになる。

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 オスの甲斐性で頻繁に運んでくると、辺りを警戒しながらその都度メスを呼び出して、餌渡し場で獲物を渡す。

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         振り返ってメスを待つオス

 やさしいオスはメスが気が付かないでいると、すぐ近くまで運んでやることもある。古希も近くなると、若い時はこんなこともあったのかなと思う早朝の鳥見である。

チョウゲンボウ   子育て中

 「風薫る五月」という言葉があるが、何年か先には死語になってしまうかもしれない。最近は四季のメリハリがなくなってきているように思う。

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 春が短くなって初夏の薫風も楽しめないで、いきなり夏日になったりする。陽射しの強い公園でも風が少ないせいか、端午の節句の鯉のぼりが泳いでいない。

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 自然の変化に順応性の高い生物たちは、敏感にそれを察知して自然の変化を見逃さないで行動している。

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 鳥たちの子育てもいくらか早まっているように感じることがある。夜明けが早くなった早朝に、チョウゲンボウの子育てを確認してみた。

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 抱卵中なのかオスが獲物をもってメスのところにやってくる。餌を渡すと休む間もなく再び狩りへと出かける。

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 その間メスもたまに外に出て、獲物を物色することがある。目の前の田んぼの畔に飛び込んでカナヘビを狩ったようである。見事なものでピントを合わせる暇がない。

 

センダイムシクイ   声はすれども

 「声はすれども、姿は見えず」とよく言われるが、センダイムシクイはそんな鳥の一種である。

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 ウグイスなどもその類に入るかもしれない。樹木の細かい枝のところを動き回っては虫を捕っている。

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 囀りを聞かせるのはその移動の合間に行っている。その時ちょうど良い枝ぶりや開けたところにいてくれると感謝である。

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 特にこの新緑の時季は、日増しに樹木の葉が多くなって鳥の姿を隠してしまう。その葉につく虫を捕っているのだから無理もないが。

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 頭上にいるセンダイムシクイは青葉で食事をした後、針葉樹で食休みというところか、あまり動き回らないで声を聴かせてくれている。

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 それでも何か所かで鳴き声を聞きながら、やっと姿を見せてくれているので、やはり見つけにくい鳥なのだろう。

 

キビタキ    再びの営巣を

 キビタキがにぎやかになってきた公園、数年前のように、この公園で営巣してくれないかと願う。

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 週末バーダーとしてはなかなか旅鳥たちとの出遭いが難しい。初心者のころは目を皿のようにして鳥の姿を探したりもした。

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 鳴き声も細大漏らさず耳を傾けたものであるが、最近は寄る年波のせいもあるせいかその集中力が途切れる。

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 それは何故かと言えば、鳥たちはいつもの通り移動したり、その生活を維持しているのだろうが、例年になく遭遇する確率がすくなくなっているからである。

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 それを鳥が少なくなったという結論にしているが、たまに公園で遭うビギナーの人は、結構この時期の渡りの鳥をファインダーに収めているのである。

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 「情熱を持っている限り、人は年を取らない」といわれるが、その辺が薄れてきたのだろうか、初心に戻って探鳥を続けたいものである。

 

オオルリ   ソングポイントで

 歌がうまい、喉が良いといわれると、それを聞いてほしくなるのは人間の世界だけではないらしい。

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 オオルリは自分のソングポストをもっている。ある程度の周期でその場所に来てはその美声を聞かせてくれる。

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 たまに公園を歩いていると、坂道を上る踊り場状のところで謡曲を吟じてる人を見かけることがある。

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 新緑の森の中で腹から大きな声を出すということは、気持ちが良いに違いないと思う。ましてや、日本三鳴鳥といわれる自信家のオオルりは、なおのことである。

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 それも険しい渓谷の樹木の天辺で発するその美声は、森の奥深くまで響き渡る。新緑の背景と相まって絵になる風景である。

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 この繁殖地ではこれから子育てなどに入るわけであるが、しばしの耳の保養とストレスの解消をしてくれるオオルリの美声である。

 

センダイムシクイ   聴きなし通り

 早朝から「焼酎一杯 ぐいー」と頭上から聞こえてくる。センダイムシクイのききなしほどうまい表現をしたものは少ない。

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 一般に言われているききなしの通りに聞こえてくるのである。ただそのあとに何か文句を言っているのか、わけのわからないつぶやきが少し入る。

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 センダイムシクイは鳴いてくれないとその居場所を見つけるのは難しい。鳴いてくれれば同じところにいることが多いので見つけやすい。

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 大きな声で囀っては羽繕いをしている。どうしても高いところにいることが多いので、白く見える腹打ちになってしまう。

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 特徴の淡黄色の眉斑と、背中の緑褐色に映える淡黄色の大雨覆の斑紋であるが、ムシクイの判別は難しいのであまり自信がない。

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 見つけるのは難しいし判別も難しいが、ただ鳴き声を聞かせてくれればわかりやすいのはセンダイムシクイである。

 

キビタキ   腹ペコキビタキか

 夜明けが早くなった静かなすがすがしい公園を歩くと、どこからとも聞こえてくるのはキビタキの囀りである。

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 なかなか姿を簡単に見せてくれないが、鳴き声の聞こえる方に足を向けてみる。移動しているせいか、その囀りが森の中へ遠のいてしまう。

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 それでもその声を頼りに、方向を見失いなわないようにしてじっと待ってみる。そのうちに特徴のある囀りが近づいてきた。

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 見上げると朝陽の強い光の中に、黒く小さく動く姿が見えた。嘴を左右に振りながらあお虫を食べているようである。

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 アオムシというと、最近孫の持っている絵本の中に「腹ペコアオムシ」という物語がある。読んでくれとせがまれるので、中身はすっかり覚えてしまった。

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 そのアオムシを一生懸命食べているのは、キビタキ君である。その姿はまさに「腹ペコキビタキ君」という感じである。

 

 

オオルリ    三鳴鳥の鳴き声

 日増しに樹木の緑が濃くなっていく早朝の林道を歩くと、高い樹木の上の方から綺麗な鳴き声が聞こえる。

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 渓谷に響き渡るオオルリの囀りである。さすがに「日本三鳴鳥」の一角を占めるだけあって聴きごたえのあるさわやかな鳴き声である。

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 見上げるとちょうど樹木の葉の少ない細い横枝にとまっている。背景が抜けてはいるが光の加減で目の光が良く出ないが、きれいな装いのオオルリである。

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 見られているのを意識しているのか、尾羽を広げたり後ろ姿を見せたり、結構パフォーマンスを見せてくれる。

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 今シーズンは、三鳴鳥のきれいなさえずりを聞いているが、まだ聴いていないのはコマドリだけである。

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 そのコマドリは最近都会の駅で聞くことが多い。電車を待っていると、コマドリのさえずりが聞こえてくるのである。

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 やはり三鳴鳥のさえずりは、さわやかな風が吹き抜ける新緑の林道で聴きたいものである。

 

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