オオヨシキリ 濃緑の中で
濃い緑一面の葦原の中で、大きな声と赤い口を開けて、気持ち良く囀っているのはオオヨシキリである。
土手を歩きながらそんな姿を見ていると、ほとんどのストレスは解消されて気持ちが良いだろうなと思う。
それでもレンズを向けると葦の幹で囀っていたものが、葦原の中にもぐってしまう。気持ちよく歌っていたところを邪魔をしてしまったなと思う瞬間である。
最近バーダーのマナーの悪さを言われることがあるが、その中でも特に写真に収めようとするバーダーが非難を浴びることが多い。
今までにわが公園でも珍しい鳥が来た時などは、視界の邪魔になると、公園の植木の枝を切られたことがある。何か事があると、良くそういう道具を持っているなと疑問に思うことがあるが、事前に用意しているから確信犯に近い。
土手を通り過ぎると葦原に潜っていたオオヨシキリが、再び姿を見せて気持ちよさそうに囀っていた。やはり自然の中で生きる生物にはストレスを与えないで、そういう条件の中で良い写真を残したいものである。
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