アオバヅク 営巣が始まったか
青葉が芽生える季節に飛来するアオバヅク、まるい頭と大きな黄色の目が魅力的で、親近感が持てる。
遅れていたメスが到着して抱卵に入ったのか、森の大きな樹木の横枝で、営巣場所を見つめてじっとしている。
それでも警戒心を持っているようで、辺りをよく見まわす。アオバヅクの場合はメスが専門に卵を抱き、それを見守るのはオスの役目である。
鳥によってはサンコウチョウのようにオスとメスが交替で抱卵する場合もあるが、メスが専任で温めている。
その点オスは、はた目には楽そうに見えるが、そうでもなく昼は外敵からメスを守り、夜は捕食の作業がある。
ペアーのそれぞれの役割を担って子育てをする姿を見て、鳥にも劣る人間がいることは情けないと思うこのごろである。
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