アオサギ 見事な捕食
八月に入ったというのに梅雨明けが早かったり、猛暑日が長く続いたせいか、夏をかなり消化したような気分になる。
子供のころの夏は、30度を超えると暑い日になるんだなと構えたものであるが、ニュースなどで朝の気温は30度だと聞くと、少し涼しい朝なんだと思ってしまう。
暑い夏は涼しい早朝に行動して昼前には家に戻り、シャワーを浴びてゆっくりするのが賢明な過ごし方だと思う。
涼しいうちに河原を歩いてみようと、支流の川の土手を下流へと歩を進める。静かな水の流れには、カワセミやカルガモ、サギ類の姿が見える。
水の流れに逆らって立っているアオサギを見ていると、頭を低くして川面を覗き込んだと思うと、素早く嘴を水中に向ける。
一発で獲物をしとめたようで、水の滴る嘴の先にはオイカワのような魚を銜えている。繁殖期の赤色はあまり目立たないが、背びれや腹びれからの判断で間違いはあるまい。
見事な捕食の光景である。こちらを向いて飲み込んでほしいなと思ってみているが、シャイなアオサギなのか、背中を見せたまま飲み込んでしまい、その場面は見せてくれなかった。
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