オオタカ幼鳥 Ⅲ 目つきは一人前?
河原でオオタカ幼鳥の飛翔姿を眺めながら、自分で捕食すればいいのにと思っていると、すぐに飛び出して他の樹木に移ったがまた元の枝に戻ってきた。
親の持ってくる餌を待っているのは図星だが、そんな軟ではないよと言わんばかりの鋭い視線を向けてくる。
たとえ幼鳥でも目つきだけを見ていると、その鋭い眼光は生態系の頂点に君臨するオオタカだと思わせるものがある。
そうであればこちらの期待も狩りの場面である。下を流れる支流は濁りがなく水中の魚が見えるので、それを狙ったサギやホシゴイの姿が見える。
オオタカの場所からは見えないが、狩りの練習には十分な獲物がいるのである。そんな大物だけでなく、カワセミもいるよと教えてあげたいところである。
獲物と言えば本流にはカワウは群れでたくさんいるが、オオタカがカワウを狙ったところは見たことがない。魚を食べているので他の水鳥と変わらないと思うがなぜだろう?
そんなことを考えながら見ていると、鋭い眼光で睨まれてしまった。目つきは一人前になってきているので、近いうちに独り立ちの大物の狩りの場面がみられることだろうと、期待が残る河原のオオタカ幼鳥である。
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