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2018年10月

ジョウビタキ    落ち着かないオス

 新天地や仲間が近くにいたりすると、ついついはしゃいでしまうことがある。子供のころはそんなことが良くあった。

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 好奇心旺盛というかなんでも見てやろう的な考え方である。小田実や沢木耕太郎は当時の若者にかなりの影響を与えた。

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 今シーズン初めてのジョウビタキのオスに出遭って、そんな感情が心のどこかにある。それがそのまま目の前にいる個体にも見えるようである。

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 その動きやしぐさを見ていると、何か落ち着かないでわくわくしているような感じさえ見てとれる。

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 目の前の樹木の枝から枝へと飛び回り、レンズを向けるとまた別の枝へと移ってしまう。思うようにいかないものである。

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 今が盛りの黄色のセイタカアワダチソウにでも留まってくれないかと、思いつつ追いかけるが、もう少しのところでまた木の枝に戻ってしまう。何しろ相手には空を自由に飛べる羽根があるのだから・・・・。

ジョウビタキ    清楚なメス

 頬にあたる冷たい空気が心地よく感じる早朝、「ヒッ、ヒッ、ヒッ、・・・・カッ、カッ、カッ」 と聞こえるジョウビタキの鳴き声がする。

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 いかにも私はここにいますよと言っているふうに聞こえる。たぶん越冬地の縄張りを決めてそれを宣言しているのだろう。

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 よく見るとここにもメスが二羽同じ樹木の枝にいる。レンズを向けると一羽は下の藪に入ってしまったが、背中を向けているもう一羽はあたりを見回している。

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 キビタキのメスに比べると、ジョウビタキのメスは背中の白い斑点が、紋付の着物を着ているように見えて、清楚な感じを与える。その紋もまだはっきりしていないので、若鳥だと言える。

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 これもその色合いからすると娘さんかなと思う。この近くを歩いてみると、ジョウビタキの姿はメスが二羽、オスが二羽を確認できる。

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 山から下りてきたばかりなのか落ち着きはないが、今シーズンのジョウビタキの季節が始まろうとしているようである。

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 近くにオスの姿も見えるので、来春にはよき伴侶を見つけて繁殖地へと向かうのだろう。相方探しはじっくりと観察して、後悔の無いようにしたいものである。

 

ジョウビタキ   若が到着

 朝夕の冷え込みが厳しくなってきたが、昼間の太陽は半袖を要求するようである。こういった寒暖の差が大きくなってこないと、紅葉が始まらない。

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 桜の残り葉が少し色づき始めたこのごろ、懐かしいジョウビタキの鳴き声が聞こえるようになってきた。

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 鳴き声はどちらかというとメスの方が多いが、メスがいるということは近くにオスがいるだろうと探してみた。

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 近くの雑木林を探してみると、なんとオスが二羽で飛び回っていた。それも民家の軒先である。

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 二羽がじゃれ合うように遊んでいるので、その色合いから見てもジョウビタキの若ではないかと思う。

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 旅路を終えて到着したばかりなのか、まだ縄張りも決まっていないらしく縄張り宣言が聞こえない。その点メスの声が大きいということは、メスは縄張りを設定したのかもしれない。今シーズン初めてのジョウビタキとの出遭いである。

オオタカ    天敵はカラス?

 食物連鎖の頂点にいると思われるオオタカにも天敵がいるのか?みあげる高い樹木の上で獲物を探しているオオタカに向かって、意地悪をしているのはカラスである。

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 しかもオオタカがいる上段の枝にとまって見下ろしている。嫌味をされるオオタカはそれを避けて枝を移動する。

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 カラスなどは相手にもしないオオタカであるが、それを良いことに複数でいたずらをしているようである。

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 獲物を見つけるには格好の場所であるよう見えるが、その獲物は反対側のゴルフ場の方に多いようである。

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 此方側の河川に狙いを定めてくれれば、オオタカの狩りの場面をキャッチすることができるが、いつも飛び出しは反対側である。

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 カラスのいたずらが煩わしくなってきたオオタカは、雰囲気的に此方側に飛び出してきそうである。あいにくの曇り空であるが、それを期待して待ってみよう。

 

ミサゴ   Ⅲ   やったぞ大漁だ!

 魚の姿が見えるようになってくると、生々しく白く光る魚の喉元に赤い血筋が見える。その頭と背びれの部分をしっかりとつかんでいる。

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          水鳥? 

 ミサゴの脚指はふつうの猛禽類と違って魚がつかみやすいようにできているので、つかんだら簡単には離れない。

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 その脚のせいで休憩する樹木や餌を食べる枝などは、ある程度限られた場所になる。だからミサゴのいる場所は比較的わかりやすい。

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 見ていると、ミサゴがおぼれてしまうのではないかと思われるほど魚の抵抗は強い。たぶん大きな鯉なのではないだろうかと思う。

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 鯉だとすればアユなどと違ってこの川の主であるから、簡単には犠牲にならないだろう。今シーズンはアユが少ないようなので、ミサゴも出が悪かった。

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 河川の工事や大きな台風の影響で川床が流されたり、大きく流れが変わったので、アユの餌になる藻などが繁殖していないのではないかと思う。

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 悪戦苦闘の末についにミサゴの勝利で大物を掴みあげた。大漁である。早朝の漁港であれば大漁旗をなびかせて凱旋である。ミサゴもこれ見よがしに大物をもって川面を上流に向かったと思ったら、大きく旋回して戻ってきて、上空でそれを誇示して餌場へと向かったのである。

ミサゴ  Ⅱ   大漁で飛び上がれない?

 何回かのダイビングのトライアルをするが、手前の草葉の陰になって水しぶきさえ見えない。

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 失敗すると照れ隠しなのか上空を数回旋回して、再びホバリングから突撃体制に入る。その瞬間を逃すまいと狙うが、追いかけるのではカメラが間に合わない。

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 ある程度飛び込む場所がわかれば置きピンで待てるのだが、それが定まらない。まだ若なのか一発では仕留められないようである。

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 4回目でやっと飛び込んだが、今度は狙いの場面と違って、残念ながら水しぶきの瞬間を逃してしまった。

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 ところが水中で捕まえた魚が大きいのか、ミサゴが水中に引き込まれるように見える。その姿は全く水鳥かと思われる姿である。

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 両翼を水中から出して大きく羽ばたいて飛び上がろうとするが、なかなか浮上しない。何かもがいているようにも見える。

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            よいしょっ!

 何度かの浮上作戦の後、やっと魚まで見えるところになったが、敵もさるものでかなりの抵抗をしているらしく、再び水中に引き込まれてしまった。

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          あれれ!まだ抵抗してる。

 折角とった大物を逃すまいと頑張るミサゴ、再び思い切り大きく羽ばたくと何とか水面に出てきた。

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          魚も負けていられない!

 片や今朝の食事にありつけるかどうか、一方の魚はいきなり空からやって来て狙い撃ちはないだろうと必死の抵抗である。勝負は水の中でと言ってるのかどうか定かではない。

 

ミサゴ    狙いを定めて

 朝夕が冷え込むようになり、河原の草葉にも冷たい朝露がある。うっかり浅いトレッキングシューズなどで踏み込むと、膝から下がずぶぬれになってしまう。

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 その時のために少し丈の高い長靴を新調した。どうせならと安全面も考えて、安全靴にしようとしたが底も金属が入っている靴は重いので、中敷きだけ釘などを通しにくいものにした。

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 ふつうのゴム長靴だと、叢の切り株や葦の切り株が、靴の底やゴムの部分を突き破ることがある。

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 歩いてみると今までのものよりかなり重く感じるが、藪の中をかき分けて歩くこともあるので、体力の維持と足腰の鍛錬にちょうど良いかなとも思っている。

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 そんな準備をしたにも拘わらずミサゴの季節になったので、草露の無い土手の上でミサゴの飛来を待っている。

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 最初のうちは上空を通過するだけであったが、東の空に姿を見せると近づいてきて、見上げる上空ではホバリングをするようになった。

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 ホバリングから狙いを定めて静かな水面に向かうこと数回、タイミングが合わないのかそれを何度も繰り返してなかなか飛び込んでくれないが、その時をじっと待つことにした。

 

 

メジロ    旅鳥には負けない

 たくさん残っているミズキの実には留鳥たちも旅鳥たちも入れ替わり立ち代わりやってくる。旅鳥がやや遠慮しているかなと思える雰囲気である。

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 ここは自分の餌場だといわんばかりにメジロが頑張っている。その表情は旅鳥には負けないぞと言っている。

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 垂れ下がって熟した木の実を嘴に銜えると、鬼の首でも取ったような表情である。特にその白いアイリングが、それをを強調している。

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 シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラなどと混群で来ているので、にぎやかにミズキの葉を揺らして他の餌場へと飛び去っていく。

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 留鳥の集団が飛び去ると、旅鳥たちがその様子をうかがう。静かになったミズキにはどこからともなくやってきた旅鳥の姿。

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 こんな姿を観察していると、自然の生物たちのお互い生き延びる術を垣間見た気がした公園である。

 

 

ヤマガラ   Ⅱ    せっせと運ぶ種子

 ニイニイと鳴くヤマガラの鳴き声は猫の声に似てかわいらしく聞こえる。葉の落ちたエゴの木の緑の実の皮をむく場面を見ることが多かったので、声が聞こえると頭上を見上げてしまう。

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 ところが、この秋の大きな台風でその木が倒れたらしく、倒れたエゴの木の枯れ始めた実を採りに来ている。

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 遠くで見ると地面の近くに降りるので、何を採っているのかと思う。それも採りやすくたくさんあるのか、入れ替わり立ち代わりにヤマガラがやってくる。

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 枯れ始めているので、たぶん実を採るのも簡単で、その皮も剥きやすいのだと考えられる。枝に取りついたと思うと、実を嘴に銜えてすぐに飛び立っていく。

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 そんなに美味しい実なら他の鳥たちも食べてよさそうだが、このエゴの実を狙ってくるのはヤマガラだけのようである。

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 こういう鳥たちの貯食行動はカケスなども行うが、カケスはどんぐりを好む。古木の洞に隠したり地面に埋めたりする。

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 まあ、それぞれ好みみがあって、食料不足や紛争の原因にならないで済んでいるのかもしれないと思う、ヤマガラの冬場の食料確保の場面である。

 

ヤマガラ    エゴの実を

 誰もいない雨上がりの公園のコンクリート造りの擬木でできた階段を上っていると、コツコツコツという音が頭上から聞こえてくる。

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 見上げてみると高い樹木の枯れた横枝で、ヤマガラが木の実を突いている。後ろ向きなので良く見えないが、大好物のエゴの実だろう。

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 両足で抱えて嘴でコツコツと皮をむいている。たまにコゲラが樹木の幹を突いているのかなと間違えることがある。

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 皮をむいて中身の種子を取り出すと、嘴に銜えて貯蔵する場所に運んでいる。行き先を見ると藪の中の地面に降りていく。

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 よく見ると同じところに何羽ものヤマガラが運んでいるので、共同の貯蔵所かと思ってしまう。

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 同じようなところにそれぞれが餌をため込んで、越冬の準備を始めたのだろう。たまにはそれを忘れてしまうので、エゴの木の繁殖にも役立っているようである。

キビタキ    仲良し?

 「秋の日はつるべ落とし」 と言われるように暗くなるのが早い。水場で鳥を待っていると、人影が減っていく。

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 静かになった水辺に孤独を慰めてくれるように二羽のキビタキがやってきた。親子か姉妹か定かではないが、若鳥のようである。

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         人がいなくなったから水浴びしよう!

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          そうしよう!

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          先に浴びるから見てて!

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          どう?

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          私もやる!

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          よいしょっと!

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          私のいうことを聴きなさい!

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          しかと!   お姉さんのいうことを聴くのよ!

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          わかった そんなに威張らなくても!

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         最初からそういうふうに素直になればいいのよ! と言ったかどうか?

 夕暮れ時の公園の水場では、キビタキの姉妹が学習しながら成長していく場面を垣間見たところである。

エゾビタキ   Ⅲ    ペアーで我が物顔

 「鬼の居ぬ間の洗濯」 ではないが、留鳥たちがいない間に、結構我が物顔のエゾビタキのペアーである。

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 ミズキの実の茎に留まって届かないところは、一羽がホバリングをしながらその実を狙う大胆な行動に出る。

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 その場所がお気に入りなのかもう一羽も同じ行動をとる。お互いにホバリングしながらのミズキのレストランである。

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 よく見ていると、実を銜えるとミズキの葉が生い茂る中に入っていく。見えないところでゆっくり味わっているのだろう。

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 そのうちに葉が動くとそこから表に姿を現してまた狙いの実を探す。だいたい同じような枝に出てくるので、おいしい実のある場所は決まっているようである。

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 時々お天気雨のような水滴が落ちてくる公園であるが、今シーズンじっくり観察できなかったエゾビタキの食事シーンである。

エゾビタキ  Ⅱ   美味しそうに啄む

 結構大きなミズキの木なのでその実はまだたくさん残っている。シジュウカラやメジロの混群は、一定の周期で移動しているようで、そのいなくなった時がチャンスである。

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 留鳥たちに遠慮しながらの旅鳥は、反対側の森の高いところで様子を見ていて敵のいないときに降りてくる。

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 ミズキを独り占めにしたエゾビタキは、おいしそうな実を選んで狙いを定めている。近くにあるものをとればいいのにと思うのは外野の考えである。

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 敵のいないときはゆっくりと周りを見定めて、どれが良いか余裕をもって物色している。

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          「どれにしようかな?」

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          「これに決めた! エイッ」 と嘴を狙いの木の実に。

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          「うまくとれたぞ!」 と、言ったかどうか満足げな表情。

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 これ見よがしに喉元に運ぶ木の実を見せている。それにしても、やはり狙いはあって選んでいるんだろうなと、思わせる採餌の風景である。

 

 

エゾビタキ     まだミズキの実が

 公園のミズキの実が色づいて、渡りの鳥たちが食べつくしたと思っていたら、まだたくさん残っているところがあった。

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 その上あの風の強い台風があったにも関わらず、ミズキは野鳥たちのためにたくさん残しておいてくれたようである。

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 雨上がりに公園を歩いていると、そのミズキにはシジュウカラやメジロなどが取りついていた。

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 雨が上がって、ところどころに青い空が見える周りを見上げると、高い樹木の枝にエゾビタキらしき姿を見つける。

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 たぶんこのミズキに降りてくるだろうと予測してしばらく待ってみると、案の定ミズキの実のある枝に降りてきた。

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 どうもペアーでいるらしく一羽が飛んでくると、続いて飛んできたのはオスらしく見える。シジュウカラなどの留鳥が飛び去った後を狙って来たようである。

 

 

 

ノビタキ  Ⅱ  草留まりも  

 広い田んぼのノビタキは高いところに留まりたがるので、田んぼのハゼや雀除けの網が貼ってあるポールなどにいる。

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 低いところに降りたときは草についている虫を捕っているのか、空中ではフライイングキャッチが得意だ。

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 夏の高原にいるときは、夏羽でオスは頭が真っ黒になっているが、冬羽のこの姿も気に入っている。

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 この田んぼは近くにもコスモス畑があるので、その花にでも留まってくれたら絵になるのでうれしいのだが、毎日通わないとそんな都合の良い具合にはいかない。

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 今回は稲穂やムラサキエノコログサで我慢するとしよう。でも近くの黄色のセイタカアワダチソウやコスモスの花留まりのチャンスはなくはない。

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    後ろ姿を見ると来週も待ってるよと、言ってるようにも見えるがどうだろうか?

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 そんなことを期待して、来週も脚を運んでみようかなと思いながらの鳥見である。

 

ノビタキ    田んぼで

 ノビタキの移動が活発になって来て、家族で移動しているように見える。早朝に河原で出遭ってしばらく姿を見ない。

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 セイタカアワダチソウが黄色の花を満開に見せているので、その花に留まってくれないかとノビタキを田んぼで探してみた。

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 花はきれいな黄金色で見事な展開をしているが、その花畑には鳥の姿は見えない。モズの鳴き声が聞こえるだけである。

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 それではと稲刈りが盛んな田んぼのあぜ道を歩いていると、ハゼかけをした田んぼの稲の上にその姿を見つける。

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 ちょこんと留まって当たりを見回しては、すぐに田んぼの草地に降りて餌を獲っているようである。

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 それを繰り返しているので、同じところで待っているとすぐに戻ってくる。近くには数羽の姿が見えるので、これも家族かなと見ている。

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 河原で今シーズン初めてあって以来の田んぼでのノビタキの出遭いであった。

多摩の野鳥     パルテノン多摩

 多摩ニュータウンの中心地、パルテノン多摩の4Fで 「多摩の野鳥」 写真展が開かれています。期間は2018年9月26日~2019年3月18日まで、時間は9:00~18:00までです。

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 主催は「公益財団法人多摩市文化振興財団」です。 「多摩・フクロウの会」 が写真提供で協力しています。

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 多摩市及びその周辺地域に生息する野鳥、百数十点が展示されています。お近くにお越しの節は、お立ち寄りくださいますようご案内いたします。

 

モズ     お互いに牽制か?

 河原の土手を歩いていると聞こえてくるのはモズの高鳴きの声。あいにくの空模様であるがその声だけは響き渡る。

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 見渡す高い樹木にオスの姿があるかと思えば、支流側に渡るとこちらではメスが縄張りを宣言している。

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 オスはそのメスの姿を意識したのか、高いところから柄だの陰になったところに移動して盗み見をするように覗いている。

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 小枝の間から背中を低くして覗いてみたりと、相当に関心を持っているように見える。思いが届くか?

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 一方のメスは、そんなことを気にもしていないよとばかりに、こちらも樹木の高いところであたりを見回す。

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          メスが気になるオスの視線も無視されて!

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 どこかにイケメンがいないかなとばかりに振り向いたりしているが、その姿は見えないようである。

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 それもそのはず小枝の間から見ているので、見つからないはずである。そのうちにここは私の縄張りよと、再び大きな声で高鳴きを始めたのである。

 

アオゲラ   独り立ちの幼鳥

 早朝の公園を歩いていると、朴ノ木の赤い実がたわわに見える。昨年はこの実を食べにアオゲラ、アカゲラなどがたくさん取りついていた。

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 今シーズンはその姿が見えないなと思いながら、コンクリートの擬木の階段を上っていくと、アオゲラが樹木の幹に見える。

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頭の天辺は一人前に赤くなって見えるが、体の羽はまだ生えそろっていないといった感じで、一見やつれたアオゲラに見える。

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 やっと独り立ちができて動き出したようで、やはりきれいに見えるようになるには1年ぐらいはかかるのだろう。

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 樹木の虫たちを探して動いているが、木の実であれば朴ノ木の実がたくさんあるよと、教えてあげたくなる。

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 数年前まではもう少しアオゲラの営巣が多く見られたが、ここのところ少ないような気がしていたが、がんばっている幼鳥を見て安心した公園散歩である。

 

ノビタキ    背景が?

 秋の渡りの鳥たちが、各地でいろいろなパフォーマンスを見せてくれているが、わが公園では例年と少し違うなと感じる。

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 公園の秋の木の実は豊富にあるように見えるが、そこに来ると鳥たちの姿が少ない。他に採餌の場所がたくさんあるのかもしれない。

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 例年だと河原の草のみを食べに立ち寄るノビタキの姿も少ない。ここは毎年越冬するノビタキがやってくるが、それが姿を見せるのはもう少し後である。

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 早朝の河原の叢を歩くと腰から下がびしょ濡れになる。いつもなら人の踏み跡で楽に歩ける獣道も、歩く人が少ないのか草丈が伸びている。

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 そんな河原を歩いていると、飛び出した鳥の姿はノビタキである。探し求めての出遭いはうれしいものである。

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 ノビタキを探して歩く週末も2週連続で空振りであったので、なんでか安堵感で露に濡れた足元も軽くなる。

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 叢の高い灌木に留まってくれたのはうれしいが、背景が曇り空の空抜けになってしまった。背景に不満は残れども、久しぶりに遭えたノビタキに満足感いっぱいの河原である。

 

 

カワセミ   飛び込みまで待てない

 河原の土手に上ると、いつも背中を見せているのはカワセミである。コンクリートの堰堤にいるので素通りすることが多い。

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 それでも何か自然のものを絡めてと花とか草を入れてみるが、今一つ納得できない。今シーズンも雛が巣立って、色がきれいになってきた。

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 この背中のきれいなコバルトブルーを見せつけられると、レンズを向けたくなる。魚を狙っての飛び込みを期待して待つ。

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 ところが、ここは朝の散歩の人や、ジョギングの人などたくさんの人が通るので、飛び出してしまうことが多い。

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 ここだけでじっくりと構えていれば、遠くに行ってもまた戻って来てくれるのだが、そうはいかない。

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 この先の合流点で猛禽が出てるのではないかと思いつつ覗いているので、なかなか落ち着かない早朝なのである。

私のお気に入り写真展の開催について 本日より

  私の所属する 「多摩・フクロウの会」 では野鳥写真を目的に集まったメンバーですが、野鳥以外でもそれぞれがいろいろなテーマの写真に取り組んでいました。今回、機会を得て、それらの写真を発表することにしましたので、下記の通りご案内いたします。

                         記

       ・日時:2018年10月5日(金)~10月8日(月) 10時~18時

         (初日10月5日は12時オープン)

       ・場所:多摩市永山公民館ギャラリー 

        (京王線、小田急線永山駅下車、徒歩3分 ベルブ永山3F)

_dsc2262_4                   (エゾシカの親子  知床にて)

 花あり昆虫あり野生動物や風景など、もちろん多摩地域以外の鳥などもあります。今回私の場合は、鳥を待つ間に現れた野生動物をテーマに しています。お近くにおいでの節は、ぜひお立ち寄りください。

 

アオスジアゲハ   黄色の花を独り占め

 渡りの鳥も一段落か台風で様子見をしているのか、最近その姿を見ることが少ない。それでもと思いながら公園を歩いてみた。

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 鳥の姿は見えなかったが、秋の花と蝶がたくさん飛んでいる。秋の花と言えば「コスモス」、漢字で書くと「秋桜」と書く。

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 「秋桜」と書いてコスモスと読ませたのは、あの山口百恵が歌ったヒット曲からであるらしい。

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 作詞作曲のさだまさし調の雰囲気のある気にいっている曲である。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを静かに聞かせてくれる。

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 そんなメロディーが流れてきそうな黄色一面のコスモス畑である。70万本が見事に満開である。

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 イエローキャンパスとサンセットイエローの2種が咲き競っている。この花は、気温が下がるにつれて黄色みが増していくというこの時季にぴったりの花である。

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 そんな花を独り占めしているのがアオスジアゲハである。優雅に動き回るアオスジアゲハをコンデジで挑戦してみた。

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         一眼レフを持って来ればよかったと後悔しながらの追いかけ!

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 一眼レフには及ばないが、何とか黄色のきれいな花を引き立ててくれたようである。

 

クロアゲハ  Ⅱ    相手も意識を

 お互いの想いとは良く伝わるもので、クロアゲハもそんな気持ちをくんでくれたのか、良い被写体になってくれる。

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 人の場合もお互いにいやだなと思う感情を持つと、意外と相手も同じことを思っていることが多い。

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 やはり、そんな気持ちが知らず知らずのうちに態度に出るのかもしれない、気を付けたいことである。

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 目の前の蝶は、意識してかきれいな容姿をうまくファインダーに収めてほしいのか、それなりに飛んでくれる。

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 天気も良いので飛翔姿をうまく撮るために、シャッタースピードをそれなりにあげる。翅を止めるか、動きを出すかも難しいところである。

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 鳥などは動いていた方が臨場感が出るが、蝶の場合は翅を止めた方がいいかなと、思いながらの鳥見変じて蝶観察である。

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 最後は正面顔で 「どうや!」 というところだろうか。

 

 

クロアゲハ   慰めを

 渡りの鳥を探しながら河原を歩いていると、先週いたところにはすでにその姿はなかった。第一陣が通過したのだろうか。

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 いつもなら一週間ぐらいは草鞋を脱いでいるところだが、急ぎ旅でもあったのだろうと推測する。

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 この季節だから次々と姿を見せてくれると思うので、これに懲りず来週に期待したいところである。

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 そんな割り切り方をして、それでも双眼鏡で対岸の崖を除いていると、足元のアメリカセンダングサにクロアゲハの姿。

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 よく見ると翅もきれいで、黄色く咲き始めたセンダングサの花の周りを飛び交っている。時々見える翅の色からオスのようである。

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 鳥のいない河原で失望している鳥見人を慰めるように、いつまでも目の前をひらひらと飛んでくれている。それではと、クロアゲハを被写体にすることにした早朝である。

カイツブリ   ほほえましい?親子物語

 ゼブラ模様だったカイツブリの雛が、大きく成長して一人前に大きな獲物を捕った。それをどうやって食べるのか、やさしく見守る母鳥と子供たち。

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 カイツブリの3兄弟、カイ君、ツブ君、リーちゃん、一番下のリーチャンが大きな獲物をゲット。   「すごいな!そんな大きな魚食べられるの?」 とカイ君。

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         「見ててよ」 と飲み込んで見せる。

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         よいしょ!

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         「こうやって飲み込むんだよ」

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         「あれ、飲み込めないや」

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         「もう一度 えいっ」 思うようにいかない!

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 何度も飲み込もうとするが、うまくいかないで落としてしまった。心配しながら後をついていく母親と子供たち。

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         「もう一度挑戦」 「下手だな 俺に任せろよ」 と言っているかどうか?

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 それでもあきらめないで獲物を嘴に銜えて飲み込もうとするリーちゃん、なかなか飲み込めないので上の兄弟は、あわよくばそれを横取りしようと狙いながら、母親の後をついていくのである。下の子を思う気持ちと生存競争を生き抜く下心をもちながら・・・・。

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