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2019年1月

ネズミがいたはずなんだが?  コミミズク  Ⅲ

 土手に姿を消したコミミズクが再び土手の上に現れると、ギャラリーへのサービスか一回りした後広い叢の真ん中に降りた。

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 その様子を見ていると、獲物を見つけて降りてみたが見当たらない。どこに行ったのだろうという顔つきである。

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 近くでカメラを構えていた人も、目の前に降りたのでお互いに戸惑っているようにも見える。足元に獲物がいればいいのだが?

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 驚いたような顔つきであたりを見渡している。頭を180度回転させて後ろを見たり、潜望鏡で周りを警戒して居る感じである。

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 地面に降りたコミミズクのその目線を見ていると、見上げるその目は遠くにある何かを見つめている姿である。

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 日が落ちる時間になるとかなりの人たちが集まってきたので、人のいないところを探しているのかとも思える。しばらくすると人の姿の無い方向に飛び立って、反対側の叢を旋回していたのである。

 

獲物を期待    コミミズク   Ⅱ

 土手を超えて現れた個体は、その土手の斜面を一通り餌探しをしているようである。人影を見ると反対側の人のいないところへ向かってしまう。

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 背の高い葦原の陰になった広場を飛び回った後は、再び土手の斜面に戻ってくる。真面目な扁平な正面顔は結構見ごたえがある。

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 何回か飛び回った後は急に反転したかと思うと、土手の枯草の中に飛び込んでいった。ネズミでも見つけたのだろうか?

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 しばらくすると叢から飛び出してきたが、その足元には何も掴んではいない。本日の最初の狩りは失敗のようである。

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 それでも大きく羽ばたいて脚を伸ばしたまま飛びあがってきた。足元に獲物の姿があれば本当の万歳ポーズになるのだが、空振りのそのポーズである。

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 でも仕事は始まったばかりで、夜行性のコミミズクの仕事はこれから明け方まで続くのである。そこまでは付き合っていられないので、早い成果を待ち望むところである。

突然の登場     コミミズク

 コミミズクはどこから出てくるかわからないといわれて、それなりに光線と背景を考えながら準備をして待つ。

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 二足歩行の人間と、空を自由に飛べる羽根を持つ鳥では、ハンディーが大きすぎるが、地元の人、先輩の意見を尊重してスタンバイする。

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 待つこと数時間土手の向こう側から突然その姿は現れた。土手の上を飛んでから獲物を探すように叢の上を低空飛行する。

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 広い河川敷を我が物顔に飛び回る。それでもまだ日が陰り始めた時間に出てくれたので助かったところである。

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 夕方の食事時間なので、獲物を探しながら比較的草丈の低いところを低空で飛んでくれる。ギャラリーは散見する程度なので、比較的自由に飛び回っている。

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 結構近くも飛んでくれるので、じっと待つことにした。狙いは獲物を捕るところであるが、おおいに期待したいものである。

 

飛び出しの行く先は   ハイタカ  Ⅲ

  糞をして身軽になって飛び出しの準備は整ったようだが、背中を見せているので向いてる先は反対側である。

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 それでもここまで待ったのでその後のハプニングを期待することにしよう。頭を下げて飛び出し態勢である。

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 一気に飛び出したが下の方に向かって飛び出していった。たぶん河原の叢の方に向かったのだろうと、戻ってくるのを待つことにする。

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 ここではしばらくすると戻ってくることがあるので、土手の上を下流方向に歩いてみることにする。

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 それでもどこかにいるのではないかと、その姿を探しながらである。幸いこの時季は樹木の葉が全部落ちているので、探しやすいのがうれしいところである。

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 残念ながら今朝も狩りの場面に遭遇できなかったが、あす以降に期待することで、ハイタカのいるうちはここに通うことが多くなりそうである。

 

連日の遭遇     ハイタカ  Ⅱ

 ハイタカの魅力は後姿の精悍さと鋭い眼光、飛翔姿の尾羽のスマートさである。ここ数日連続遭遇のチャンスがある。

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 うれしいことだが期待している狩りの場面をなかなか撮らせてくれない。いつでも撮ればいいのにあなたの腕次第だよと、いわれそうである。

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 いつもだいたい同じところにいるが、狙いの獲物によって多少その位置を変えている。この河原には獲物が多いせいか、オオタカ幼鳥も参戦してくる。

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 ハイタカに比べるとオオタカは警戒心が強く、すぐに姿を隠してしまうが幼鳥はその点は疎い。

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 ここには数羽のハイタカがいるようなので、シルエットだけを見ているとハイタカかと思い込んでしまうが、よく見るとオオタカであったりすることがある。

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 動きからするとそろそろ飛び出してくれそうなので、重いレンズを片手で支えながらじっとその時を待つ。

 

 

 

 

 

早朝の狩りを期待して    ハイタカ

 典型的な冬型の天気で雲一つない早朝の空、東の空が明るくなりはじめると、葉の落ちた林の樹木の枝の間にそれらしきシルエットが見える。

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 狙いは飛び出しから狩りの場面なので、シャッター速度もそれほど落とせない。基本的にはマニュアルでピントを合わせられれば一番良いのだが、その動きについていけないのと眼の老化からAFに頼ってしまう。

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 ここ数日その狩りの場面を狙っているが、腕の悪さから追いかけられないのとピントが甘いので、納得できないものばかりである。

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 日が昇り始めたので、疎水の周りを飛び交う小鳥たちもにぎやかになってきた。ハイタカの狙いも絶好の場面と期待しながら待つ。

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 そんなハイタカをカラスが見つけたらしく、執拗にモビングをかける。うるさく付きまとうので何度か攻撃に出るが、すぐに樹木の枝に戻ってくる。

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 相手にしないハイタカにカラスがいなくなると、期待感が大きくなる。見ている方向は目の前である。寒さに耐えてその瞬間を待っている冷え込んだ土手の風が、冷たく露出した指先をちじこませている。

 

これでおしまいパタパタ    オシドリ   Ⅴ

 これだけの数のオシドリがいると、すでにペアーを決めて繁殖活動に入ろうとする個体の姿も見える。

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 メスが水面に頭を低くしてオスに対してその時の準備を示すが、オスはそれに答えず離れてしまう。メスの立場が無い場面を見てしまった。

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 そうかと思うと水浴びをしているオスもいる。頭を低くして嘴を水中に入れてバタフライのような泳ぎをしている。

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 これを何回か繰り返すと、上体を上に出して大きく羽を広げて羽ばたきをする。通常はパタパタと言っているが、大きな羽ばたきである。

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 久しぶりに探し求めて遭えたオシドリに、その行動のストーリーがあり、うれしさのあまり5回連続のブログアップになってしまった。

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 できればもう少し観察していたかったのだが、日が昇ってくると動きが緩慢になり、首をすくめるようになってきたので撤収にした。日の出前なので光の条件は悪かったが、いろいろな動きを見せてくれたので、満足なオシドリ観察記になった。

飛翔姿はいまいちか?     オシドリ  Ⅳ

  羽を閉じて歩いているときはあまりきれいではないが、羽を広げて飛ぶ姿がきれいな鳥がいる。

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 ケリなどはその典型で大きく羽を広げて飛ぶ姿は、白い部分がきれいに見えて好きな鳥である。

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 オシドリのオスは水面を泳いでいるときは、なぜこんなにきれいなのと思わせる姿であるが、飛翔姿はあまり褒められないと思うのは僕だけか。

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 小さな池であるが反対側に向かって飛びだすことがある。群れでいる鳥たちは群れで飛ぶときれいだが、単独ではきれいな飛翔姿とは言えない。

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 それでも狭い池を頻繁に飛び交うので、その姿を追いかけてみる。やはり天は二物を与えずか?

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 羽を閉じたときにきれいに見えるようにできているので、それを広げたときはそれなりと納得するしかないかもしれない。オシドリの飛翔姿である。

オシドリ夫婦は憧れか    オシドリ  Ⅲ

 メスをおいかけたりして人気のメスを手中に収めると、優雅に静かな池の水面を夫唱婦随で泳いでいる姿は、まさに「オシドリ夫婦」の姿である。

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 「オシドリ夫婦」は結婚の理想形のように言われているが、それは外見だけのようである。しかし外見だけでもそう見えることは良いことではないかと思う。

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 オシドリのペアーを生物学的にみると、オスがきれいなのは繁殖期で、メスが卵を産んで雛になるまでは、オスはメスや卵を外敵から守り、オスの役目を果す。

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 その後メスは雛を巣立ちまで育てるが、オスは他のメスを探して旅に出る。翌年は新しいメスと所帯を持つのである。

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 そういう面からみると「オシドリ夫婦」というのは結婚の理想形かと思うと疑問も残るが、水面を泳ぐペアーは夫婦の憧れのように見える。

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 理屈や実態はどうあれ、「オシドリ夫婦」という言葉と、目の前のペアーの姿は夫婦の理想形にしておきたいものである。

 

後ろの正面だ~れ     オシドリ  Ⅱ

 腕力でねじ伏せて彼女を奪う方法もひとつであるが、こちらは人気のメスらしくオスが数羽で狙っている。

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 椅子取りゲームなのか、「後ろの正面だ~れ」と遊んでいるのか、人気のメスが中心にいる。その周りをオスたちが取り囲んで回っているように見える。

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 この池では、見た感じ全体的にメスの姿は少ないので、メスの争奪戦が激しく厳しく行われているようである。

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 強引に追いかけまわしているのもいるが、このように一羽を囲んで、誰が見染めるかを見ているのも楽しいものである。

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 昔、人の世界では年頃になると世話好きな人がいたり、周りにいる人達がが独身者を心配して身を固めさせたものである。

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 夜が明けるまでに人気のメスを射止めて、名実ともにオシドリ夫婦が誕生するかどうかこのゲームの結末が見たいものである。

 

 

乱暴な恋人選び   オシドリ Ⅰ

 好きな冬鳥の一つにオシドリがいる。毎シーズン羽を休める川や池には必ず足を運んでその到着を待っている。

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 ところが、今シーズンはいつものところにはなかなか姿を見せてくれなかった。数か所それらしきところを見て回ったが、すべて空っぽだった。

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 この冬は一般に冬鳥が遅いといわれているが、現実にその通りで公園や河原でも冬鳥の姿が少ない。

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           メスを追いかけるオス

 そこに旅の途中で降り立ったのか、小さな池に約100羽に近いオシドリの姿を見つけた。こんなところにと思われる場所である。

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 夜行性に近い鳥なので、夜明け前から観察していると結構面白い。陽が出る前はお互いに追いかけたり、水にもぐったりパタパタをしたりとにぎやかである。

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         逃げ切るメス

 すでに恋の相手を見つけているものもいれば、求愛中のものや恋人探しをしているものもいる。結構乱暴にメスを追いかけまわすオスもいるが、鳥の世界も変わらないのかなと眺めているところである。

 

狩りは失敗     ハイタカ

  鳥見を長く続けていると、鳥運というのがあるのかなと思うようになる。運の前にまずフィールドに通う回数が優先はするが。

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 さらに狙いの鳥の習性をよく把握しておくこと大事である。それでも本命に会えない日が続くことがある。

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 その上鳥の姿を探すには、数多くの目があったほうが良い。そうかと言ってワイワイガヤガヤになっては困るのである。

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 夜明けと同時にフィールドに足を運ぶと、すでに仲間の姿を見ることがある。明け行く河畔で鳥を見つけるのは至難であるが、よく仲間に助けられている。

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 今朝も良い場所にそのハイタカの姿はあった。顔つきからすると、いつも同じところに姿を見せてくれる個体のようである。

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 魅力的な鋭い眼光で見ている先は、疎水の周りを飛ぶ小鳥のよういである。早朝の狩りの瞬間を期待して待ってみる。

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        フレームアウトのハイタカ・・・未熟なり!

 お尻を上げて糞をして、飛び出しの用意ができたようである。一瞬のうちに飛びだして低空飛行で獲物を追いかける。未熟な腕ではそこまでファインダーに収められなかった。結果、最初の狩りは失敗したもようで、支流のほうに飛び去ったのである。

 

 

いまだに用心深い     アオジ

 冬鳥たちも到着したばかりは警戒心が強く、ブッシュの陰にすぐ隠れてしまうことが多い。

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 土手下の叢に来るアオジも池の反対側からやって来て、すぐに藪の中に入ってしまう。

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 今シーズンは冬鳥が遅かったので、いつもだとどこにでも姿を見せる時季になっているが、いまだにそんな行動をとっている。

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 その上、このあたりでは猛禽が獲物を狙っているので、よけいに用心深くなっているのかもしれない。

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 採餌のあいだの食休みに姿を見せてくれたアオジ、オスの幼鳥のようだがきれいな個体である。越冬を終えて帰るころには、見向きもしなくなってしまうかもしれないが、今のところお客様の冬鳥のアオジである。

 

 

 

やっと出遭えた    シロハラ

 いつもの公園だと枯葉を踏みながら歩くと、かならずその先にその枯葉を嘴でかき分けているシロハラの姿が見えていた。

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 今シーズンはそんな姿を求めて何度かいつもの公園を歩いてみたが、なかなかその場面に出遭えずいまごろである。

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 公園に鳥が少ないといわれていたので、脚を運ぶ機会も少なくなってしまう。そのせいで出遭いも遅くなっているところがある。

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 暑い夏が長く、秋の紅葉もきれいに色づく前に葉が落ちてしまった今シーズン、やはり気候が変わってきているのだと実感する。

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 そういう意味では最近の冷え込みにおおいに期待したいところであるが、どうなることでしょうか。

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 やはり頻繁に足しげく通うことも必要なんだなと、反省しながらの公園散策である。

珍しい立て枝留まり    ベニマシコ

 ハイタカを待っていると、いつも目の前に出てくるベニマシコのペアー。いつも一緒にいるのだが、藪の中に入ることが多い。

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 草の実が藪の中にあるらしいので、たまに周りを警戒して出てくるが、すぐに枯れた草の中に潜ってしまう。

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 叢にもぐってその実を夢中で食べていたところに、ガビチョウが飛び込んできて驚いたのか、いきなり飛び出して縦に伸びた枝にとまった。

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 こんなシーンは珍しいが、周りを警戒してかきょろきょろしてあまり落ち着きがない。姿が良く見える態勢の時はいつもそうなのかもしれない。

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 オスが飛び出してくると、続いてメスが飛び出してきて、同じように立て枝にとまっている。夫唱婦随なのだろうか。

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                  夫唱婦随?

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 流石にできた妻は夫より高いところには留まらない。デジタル化とグローバル化で世の中が大きく変わろうとしているが、基本的な大事な考え方は大切に残したいものである。

顔じゃないよ心だよ   シメ

 映画俳優でも悪役顔の人がいるが、結構顔に似合わず心優しい人がいる。人は外見で判断してはいけないといわれたものである。

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 それでもこわもて顔は敬遠してしまうところがある。鳥の世界でもそれで損をしているのは、シメではないかと思う。

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 一見するといかにも悪役顔である。目の周りの隈取りのような色がそれを強調しているのだが、よく見るときれいな目をしている。

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 その上羽根の色もきれいで、しぐさはかわいい時もある。そんなシメの群れをを今シーズンは多く見かける。

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 遅れてきた冬鳥たちがまだ群れで行動しているのか、この冬は団体行動が目立つ。そういう意味ではツグミなどの姿も少ないように思う。

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            ちょっと遠いな!

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 もう少しすると、それぞれバラバラになって行動するようになるのかもしれない。鳥たちの行動が例年より遅く感じるこのごろである。

 

ワンマンでもマスゲームでも    カワラヒワ

 人の世界では地味であまり目立たないけど、よく見ると魅力的な人というのがいる。いぶし銀の魅力とでもいうのか。

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 鳥見をしている鳥の世界では、身近なところでそんな感じを受けるのはカワラヒワかなと思う。

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 一見色も茶系統の地味な色であるが、飛ぶ姿は広げた羽に黄色が目立ちきれいに見える。

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 特に群れで行動して一斉に飛び立つときはそれの極みである。そんなカワラヒワがペアーで採餌中である。

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 背後に控えたメスがオスを引き立て良い雰囲気を出している。単独でも群れでも見せ場を作ってくれる、カワラヒワが目立つ河畔の土手である。

 

第6回 「多摩の野鳥たち」 終了の御礼

      おかげさまで、無事に第6回 「多摩の野鳥たち」 写真展を終了しました。

        たくさんの方々においでいただき、会員一同喜びと感謝の気持ち

                    でいっぱいです。

         本当にありがとうございました。来年の開催に向けてまた一年間

           精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

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お点前をどうぞ    マガモ(回顧)

 お茶の世界は難しいしきたりがあるようだが、早朝散歩で見たマガモは、それを知ってか知らずか抹茶を楽しんでいるように見える。

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 お茶の歴史をたどってみると、それはかなり古く、平安時代に遣唐使によって中国からはいってきた。

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 当時の中国茶は今のウーロン茶によく似ているお茶で、茶色の名前の起源はその辺からきているらしい。

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 江戸時代武士階級から一般の庶民にまでお茶が普及してきたのは、安土桃山時代の千利休が、本格的に茶の湯を広めてきたからと言われている。

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 現代では、一般に飲まれているのは煎茶が多くなっているが、緑色の抹茶は粉末のお茶で、茶の葉を蒸してから乾燥させて、茶臼で挽いたものである。

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 眼下の抹茶池でお茶をたしなんでいるマガモは、そんな歴史や作法は関係なく、どっぷりとつかりながら一人(一羽)その味を楽しんでいるようである。

 

思わせぶりな男子    カワセミ

 カルガモの親子の頭上を低空飛行で、鳴きながら飛んできたのはカワセミである。カワセミの良いところは鳴きながら飛んでくれるので、すぐに居場所がわかることである。

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 その代り一旦止まり木を決めてしまうと、じっと獲物の小魚を狙って動かすのは鋭い目だけである。

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 狙いを定めると体を攻撃態勢に向けて、じっと覗き込むようなしぐさをすると、ダイビングを見せてくれる。

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 カワセミだけを狙っているのならば、それなりに飛び込みや獲物を銜えた瞬間を撮りたいものであるが、片手間ではなかなか良い場面はキャッチできない。

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 幸い陽射しもよく、きれいなコバルトブルーの背中を見せているカワセミが目の前にいる。本命を狙いながら、こちらの飛び込みも期待する。

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 見ている間にも何度か飛び込んでくれたが、すべて失敗のようである。思わせぶりでも飛び込みを見せてくれるので、それだけでも楽しませてくれるカワセミである。

 

私もいるわよ!    ベニマシコ♀

 ベニマシコのオスばかりを狙っていると、メスも 「私もここにいるわよ!」 と、かわいい姿を見せた。

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 しかも大好物のセイタカアワダチソウの実を独占している。こちらもまた、嘴の周りに草の実をたくさんつけて、食欲旺盛ぶりを見せている。

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 真っ赤なオスのすがたもきれいだが、地味な装いのメスは目もとが優しそうでかわいく見える。

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 それでも食べるときはそんなことにお構いなく、お尻を持ち上げて嘴を思い切り伸ばして欲張っている。

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 そんな姿を見られてしまったと思ったのか、表情を取り繕ってカメラ目線を向けてくれた。

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 人間もそうだが食事中や入浴、睡眠中はどちらかというと無防備になってしまう。いつも緊張していると疲れるので、そういう息抜きの時間も必要なのかもしれない。ベニマシコメスとの出遭いの朝である。

本命の陰で   ベニマシコ♂

  河原の土手を吹き上げる冷たい風に、両手をポケットに入れて首をすくめ、目の前の林の樹木に本命が現れるのを待つ。

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 長いこと待つがなかなかその姿を見せてくれない。そんな鳥見人を慰めてくれるかのように赤い顔のベニマシコの登場である。

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 ヨモギの枯れた実を食べているのか、嘴を汚しながらも良いところに姿を見せてくれた。ちょうど背景が抜けているのでその姿が際立つ。

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 くちばしに草の実をつけているその顔は、ちょうど子供のころ、おにぎりのご飯粒をほっぺにつけて遊んでいる様に似ている。

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 「お弁当つけてどこ行くの・・・・」と、囃し立てられたものである。そういえばこのベニマシコもまだ若い個体のように見える。

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 早朝の寒さの中、”待鳥来たらず”をベニマシコに慰められた河原である。

 

夕刻の狩り     コミミズク  Ⅱ

 西の空に沈む夕日を受けながら、土手の草むらの上を飛び回るコミミズク。ギャラリーが多いせいか蘆原の陰になった広い草むらで獲物を狙う。

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 かなり低いところを飛ぶので、近くであればよい被写体になるが、なかなか近くを飛んでくれないのが歯がゆい思いをするところである。

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 それでもお気に入りの止まり木なのか、葦原の真ん中にある枝の多い樹木によく戻ってくる。

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 枝が多いので、コミミズクの顔を隠したり邪魔になってしまうが、その間から四方八方をにらみながら獲物を探している。

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 獲物のいそうな草むらを低空飛行で探しながら、狙いを定めると一気に足から飛び降りる。コミミズクは視力も優れているが、耳で音を聞き分けて獲物を探すらしい。

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 目の前で休んでいたと思われる個体は、一気に蘆原の向こう側の草むらに飛び込んでいった。狩りは成功したかどうか定かではないが、夕刻の狩りの場面を楽しませてくれたコミミズクである。

時差出勤なのか   コミミズク

 公園などを歩いていると、野鳥たちは朝が早くにぎやかに鳴き始める。探鳥の立場からすると、鳴き声を聞かせてくれるか飛んでくれないと探すのが大変である。

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 森の中でも昼頃を過ぎると、鳥たちの鳴き声も少なくなり静かになってしまう。だから鳥見は早朝から午前中が出遭いの確率が高い。

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 その点夜行性の鳥たちは、姿を見せるのが遅い時間帯になる。それでも早く出てくれることを期待して早めに現地に行って待ってみるが、思うようには期待に応えてくれない。

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 待つこと4時間ほど、やっと15時半ごろに姿を見せてくれた。すでに陽は西に偏り、低くなってもうすぐ日の入りの体勢である。

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 そんな時時差出勤のコミミズクは、突然草の枯れた土手の向こう側から飛び出してきた。距離はかなりあるので、近くに飛んできてくれることを期待して待つ。

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 陽が落ちて遠くを飛ぶコミミズク、条件は悪く画質も落ちるが、出てくれたことにはありがたく連写をする。だが、もう一つ納得出来ないので、再度のリベンジをと、暮れ行く河川敷を後にした。今シーズン最初のコミミズクである。

 

初鳥見の本命    ハイタカ

 初夢に鷹を見ると縁起が良いとか言われているが、新年も熟睡で夢に鷹は出てこなかった。

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 正月は大威張りで朝から酒が飲めるので、ついつい出かけるチャンスを逃している。年末から振られているハイタカが、出ているのではないかと心配しながら杯を重ねてしまう。

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 冠雪の富士山に向かって走っている駅伝の選手を見ていると、新しい年も動き出したなと実感する。酒を飲んでいる場合ではないと思いつつ・・・・。

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 それではと,年末のリベンジで新年のハイタカさんにあいさつに行こうと、新年の鳥見をスタートすべく枯れた草木が凍てつく河原に向かう。

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 同好の士は思うところが同じなのか、河原で新年のあいさつをする仲間がすでにスタンバイしている。

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 ハイタカの後ろ姿を教えてもらい、狩りの場面を待つ。しばらくすると周りを見回していたかと思うと、カワラヒワらしきものを追いかけた。

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         別個体のハイタカ

 狩りは失敗して支流側に飛び去ったが、間もなくほかの個体が目の前に飛んできた。少し距離はあるがこれに期待することにしたが、目を離したすきに飛び出し小鳥を追いかけた。あいにくこれも失敗したようだが、新年から本命のハイタカに出会えたので新年は吉のスタートかなと納得したところである。

 

初夢の願い     一富士二鷹三茄

 平成の時代が終わり、新しい年号の年が明けた。どんな年号になるのか昭和、平成と三代を生きることになる。

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 そんな年の初日の出は少し雲に邪魔をされた感があるが、その後は晴天の暖かで穏やかな正月になった。

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 初夢を期待しながらの元旦は静かにくれたが、縁起の良いといわれる夢「一富士」「二鷹」「三茄」にあやかりたいものである。

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 おかげさまで、最近は熟睡することが多く夢を見ることはあまりなく、先の見える年になってしまったが、「夢ある人生、花ある生活」の一年にしたいものである。

新年おめでとうございます。 今年の初日の出

 新しい年を迎えました。昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。今年はどんな年になるのか楽しみでもあり、不安でもあります。今年の多摩の初日の出は、そんなことを予測しているのか、横に広がる雲の間に遠慮がちに出てきました。

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 それでも今年最初のお日様にお願いをしてきました。この年になるとまず健康でいること、家族が元気に成長できることです。

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 まだ現役で働いていますので、仕事と鳥撮り、残された人生を楽しんでいきたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

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